2010年3月21日 のアーカイブ


 写真は、先日のシミュレーション実習中の、サブコントロールルーム。
 CRT(カソウド レイ チューブ:いわゆるブラウン管)のテレビモニターから液晶ディスプレイになって、300ミリ程度、モニターウォールが、後退しました。そのため、同じ位置からは、より、多数のモニターが見やすくなった、つまり、広く全体を見渡せるようになったわけです。

 この「広く見渡す」「全体を見る」という行為、また、その能力は、番組作りには、欠かせないこと。それがテーマだとしても、過言ではないでしょうね。アイデアとかテクニックより、さらに大事なことかもしれません。

IXS-6700

2010年3月21日 HD機材設備

SONY社製
インテグレーテッド ルーティングシステム
IXS-6700
   
   
当システム・フレーム内に、以下の機器等が内蔵

マトリックスボード
IKS-6030M

16 HD/SD デジタルビデオインプットボード 
IKS-V6010M

                          17 HD/SD デジタルビデオアウトプットボード
                          IKS-V6060M

                          HD/SD ビデオルーター プロセッサーボード
                          IKS-V6050M

  
 一見、1つ前の記事で紹介した「MVS-6000」と似ていますが、高さが違いますね。今までにも紹介していますが、サブコントロールルームやスタジオフロアからの、各映像系信号は、基本的にすべてこの箱に集まってきます。もっぱら、外部機器からの指示により、「入力されているこの信号を、どこに出力するか」というような作業を行っている機器。MVS-6000にも、この箱から信号が伝送されます。
 ちなみに、本校仕様の信号入力数は64、信号出力数は102。今後の音声システムのデジタル化や、映像の3D化を意識したスペックの製品を選択しました。
 

MVS-6000

2010年3月21日 HD機材設備

SONY社製
マルチフォーマット スイッチャープロセッサー
MVS-6000

 ボタンが沢山並んでいるスイッチャーコントロールパネル「CCP-8000」とペアになっているもの。ボタンを押す、つまり、映像(ソース)を切り替える指示を受けると、写真の「MVS-6000」が映像を切り替える、という関係です。この機器が、スイッチャー本体、となります。
 2/21の記事で、紹介しましたけれど、以前使用していたスイッチャーコントロールパネルより、ボタンの数は、およそ6倍に増えたのですが、スイッチャー本体は、むしろ小さくなりました。