‘工事’ カテゴリーのアーカイブ

そして・・

2010年3月25日 工事,雑感


 そして、
 5センチ、前方(写真向かって左側)に移動した、CCP-8000。
 写真を見ても、造作を変えて穴の位置を変えて、というふうには、見えないですね。肉眼で、直接見ても、解らないくらいですから。
 さすが、プロの作業。素晴らしい出来です。無理を聞いていただいて、ありがとうございました。

結構薄いんです

2010年3月25日 工事,雑感


 一時的に、取り出されたスイッチャーコントロールパネル。
 写真でご覧いただけるように、結構、薄いんです。
 まあ、要するに、巨大なテレビリモコンのようなものなのですね。

真っ最中の様子

2010年3月24日 工事


 写真では解りづらいのですが、コントロールパネルを設置する「穴」の部分は、既に5センチ、写真向かって左に、移動しています。表面をなめらかにするために、担当の方が、鉋(かんな)をかけている最中。
 仕事が速いですし、とてもとても、丁寧です。


 さあ、久しぶりに見る光景。しかし、昔の写真を掲げたわけではありません。
 今日は、スイッチャーコントロールパネル「CCP-8000」の位置を修正する作業。
 設計ミスでも施行ミスでもなく、「使いやすいさへのあくなき追求」ということで、パネル全体を、5センチ程度、奥に移動していただくことになりました。
 細かい木の粉が飛散するので、周辺の機器を一時撤去してもらい、養生シートをかけていただいています。


 スタジオフロアでは、工事で不要になったパーツを再利用して、ケーブルを掛ける特製の「フック」を付けていただいているところ。
 私が、「これどうしようかな〜」「こうなると良いな〜」と、何となく思っていると、担当の方が「こういうふうにしたほうが良いですよね?」「こうしてみましょうか?」と、提案してくれるのです。しかも、ほぼ思っていたとおりに、です。今回の工事作業で、いったい、このようなシチュエーションが何回あったことでしょう。
 こちらから、お願いしたこともありますが、言わば「自発的」に提案していただき、動いていただいていることの方が、多かったわけです。
 もう、本当に、大変、感謝、です。


 説明会・トレーニング3日目の今日は、テレビカメラに関係する機器について。
 まずは、メーカーの担当者の方が、本校のテレビスタジオ用に、テレビカメラ6式のカラー調整をしました。
 写真は、その前の段階。
 カラー調整に使用する専用のチャート(グレースケールチャート)に、照明が適切にあたっているかどうか、を確認しているところです。照度計(明るさを計測する機器)を使って、グレースケールチャートに、均一に照明があたっているか、照度が適切かどうかを、調べています。
 

自然に見せること

2010年3月10日 工事


 さて、2月28日の記事で触れた「眩しい時計」ですが、工事作業の方に相談したら、早速対応してくれました。
 写真をご覧になれば解ると思うのですが、周囲の液晶モニターの輝度とほぼ同じくらいの明るさに。見えるけれど気にもならない、丁度良さ。しかも、ムラもなく、綺麗な仕上がり。まるで、最初からそういうデザインの時計を導入したのではないか、と思うほどです。あまりにも自然なので、気がつかない方もいらっしゃると思いますね。
「気づかせること」よりも「気づかせないこと」の方に、苦労を伴う場合が多い。つまり、自然に見せることの難しさ、ということになるでしょうか。それは、「技」や「経験」や、そして「切磋琢磨」によって、達成されることなのだろう、と思います。

三厳寒、二緩温

2010年3月8日 工事,雑感


 先週、20℃を越えた、と思っていたら、昨日は日中4℃くらい。三寒四温とは、ちょっと、言いがたいような・・・。体調を崩さないように気をつけたいですね。
 さて、サブコントロールルームでの、SONY関係の各設定は、今日、無事に終了しました。今後も、さらなる「使いやすさの達成」のために、設定変更をすることになるでしょう。

 スタジオでは、新たに、短いケーブルの製作。サブコントロールルームと、外部とを繋ぐ端子盤(映像・音声の回線コネクタが集合している部分)用のケーブルです。例によって、手際良く作業が進められていきます。
 お疲れさまです。



    
 
 設定終了後は、サブコントロールルーム内の様々なテレビモニターに映像が表示され、

 
  

   
    

  
  
 セレクトパネルには、各ソースの名称が表示されました。

いろいろな仕事

2010年3月5日 工事


 モクモクと作業を進められている様子。
 左右に座っている人が、設定に従事されているメーカー担当者の方々。中央に座っている人が、今回のフルデジタルフルHDTV化更新工事の、映像・音声や付帯する機器設備全般のシステム設計を担当された方。
 3名の方々それぞれ、質問や確認などをし合いながら、順調にセットアップが進みます。
 今回、工事作業に立ち会っていて、改めて思うことは、「放送機器の更新工事」と一口に言っても、実際には「いろいろな仕事をされている方が大勢いるんだな」ということ。
 夕方には、予定どおり、作業が終わりました。


2枚目の写真は、「IXS-6700」の設定。
2/28の記事で紹介した機器。こちらは、ほぼすべてを、PCで設定していきます。担当の方が、設定している機器の出口から、どの機器に出力させるか、その信号の名称は、何にするか、などを指定。作業のスピードも速いので、近くで見させていただいても、何をしているのか、よく解りません(苦笑)。
 やはり、こちらも、授業名を付けたデフォルトの設定を作っていただいたので、ボタン1つ押すだけで、「そこらじゅう」の機器の名称などが、切り替わります。


 昨日に引続き、SONY製「IXS-6700」「MVS-6000」「CCP-8000」のメーカーセットアップ。
 写真は、MVS-6000とCCP-8000をセットアップしている場面です。専用のメニューパネルを使用して、ボタンの割当てなど、様々な設定をしていきます。
 特に、今日は、各実習授業用の、デフォルトの設定が作成されました。ファイル名には、授業名を入れていただいたので、メニューパネルにそれが表示されます。可能な限り、我々スタッフが、簡単に操作できるようにしていただきました。

設定とは?

2010年3月4日 工事


 所々に置いてある白い紙は、建築でいうところの「設計図」である、「映像系統図」や「制御系統図」。見方が解る人であれば、誰が見ても、システム全体の詳細が理解できる、客観的な情報です。これと、学校側からの資料を照らし合わせながら、設定をしていきます。
 設定とは、たとえば、24個のボタンの何番目に、押すと「1CAM」に切り替わるボタンを割り付けるか、あるいは、表示を「1C」と表示させるのか「1CAM」と表示させるかなど・・・。そして、選択すると点灯する「R TALLY(赤色のランプ)」は、どの程度の明るさにするか、表示器は何色に点灯させるか、まで、話は及びます。まあ、実際には、ここに書ききれないほどの設定項目があるのですけれど。

SONYセットアップ

2010年3月4日 工事

 
 今日から2日間は、SONY製インテグレーテッド・ルーティング・スイッチャー・システム「IXS-6700」と、スイッチャープロセッサー「MVS-6000」コントロールパネル「CCP-8000」のメーカーセットアップ。朝から、メーカーの方が来校し、作業を進めています。
 上の3機種は、どれも、いわば、コンピューターというか、高性能PC。したがって、設定をするのに、WindowsPCも使用します。