2011年2月 のアーカイブ

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 寒い一日でしたね〜。午前0時と同時に最高気温が記録されて、夕方前までただひたすら下がり続けて、15時には2℃台まで。東放学園専門学校がある東京都杉並区では、ちょうどその頃を中心に、雪が降りました。そこで、コンパクトデジカメで「ながし撮り」にチャレンジ。
 
 ・・・失敗です(苦笑)。
 「雪って、粒によって降り降りる方向もスピードもマチマチである!」ということを実証したかったからです(うそ)。
 
 一方、2,3枚目の写真は、暖色系。赤いコーディネイトのシックでオシャレな、オンライン・リニア編集室。
 グループ校の東放学園音響専門学校 音響芸術科の卒業制作、携わった学生に配布するDVD作品用の編集作業です。

 写真共に、向かって右に写る学生が2年生、左に写る学生が1年生。
 特に2年の学生は、編集関連のある企業様から内定をいただき、研修中の身なのですけれど、その合間をぬっての作業。先輩のアドバイスを受けながら、手際良く編集を進めている様子。
 
 先輩・後輩が作業を共にする。通常の授業とはちょっと違った環境で2人、頑張っていました。

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 さて、「のれん」や「おしながき」など、いろいろな小道具も置かれ、いよいよ完成。無事に作業を終えた学生達が、歓談中。と思いきや、何やら、お客や店員に扮している姿のようです。
 1枚目の写真、ビール瓶を手にして、まさに晩酌をしようとしている様子が観察されますけれど、もちろん、これも小道具。ですから、中身は入っていませんよ(笑)。まあその、打ち上げと称して本当に飲んじゃっても、楽しいだろうと思いますね。授業中ですから、そんなことはないわけですけれども。
 写真ではちょっと解りづらいかも知れませんが、右奥、ちょうど「のれん」の奥にも、同じ様なテイストのパネルも建てられていますね。これが本物っぽい部分。細かいディティールも、手を抜きません。
 
 で、何を造ったのか、というと、2枚目の写真左側を見れば一目瞭然。そう、「ラーメン店」だったのです。楽しそうに笑っていますが、きっと完成させた満足感からくるものでしょう(笑)。
 
 3枚目の写真、これは何かというと、一連の課題作業の初日。昨年の12月18日に紹介した「企画会議」の時に、教室の黒板に書かれていた「ラフスケッチ」。これを元に、プランや細かいデザインを考えたりしたのですよね。
 この最初のアイデア通りに仕上がっているところが、「凄い!」と思います。
 
 それを解りやすく表現しているのが、4枚目の写真。最後に、関わった学生達で記念の集合写真の撮影。
 多少「年寄り」方の表現にはなってしまいますけれど、このような写真が、数年後あるいは数十年後に、「素敵な想い出」となってよみがえるのでしょうね。

[写真(1,2,4枚目):m-shiina]

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 ちょうど、まさに取り付けられようとしている物は、テーブルの天板。この形からして、カウンターであることがお解りいただけるでしょう。
 昨年の12月28日に紹介した「ジグソー」で切断しているのは、実はこの天板の部分。その時の3枚目の写真、ちょうどカーブにあたる部分は、この天板のカーブの部分なのでした。厚みも9センチメートルくらいはありそうに見えますね。
 まあその、本物のお店の天板だったら実際にそれくらいの厚みがあるものもあるかとは思いますが、そこはやはり、あくまでも美術セットですから、組んだりバラしたりがしやすいように、支障をきたさない程度に軽く薄く造られています。
 
 2枚目の写真。次第に全容が明らかになってきました。作業も最後の追い込みといった感じ。もうここまで壁のパネルが立ち上がると、何かの「お店」っぽい雰囲気。そろそろ開店が近づいてきました。

春一番の土の中

2011年2月25日 雑感

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 暖かかったですね〜。
 東京、雪が積もったのは10日前。今日は、日中の気温は20℃を越えて、強い南よりの風で「春一番」でした。外に出ると「春の匂い」や「春の光」を感じられた一日。
 まあしかし、こうしてこの文章を書いている今は、強い北風で、かなり寒くなっちゃったのですけれど(笑)。これこそ「三寒四温」、うーん、実際には「二寒五温」くらいでしょうか。
 
 学校で言う「春」とは、年間では比較的慌ただしい季節。卒業の準備に進級の準備、それに新入学の準備が重なるからです。
 授業が終わり校舎には学生も少なく、静か。それでも新年度に向けた準備は、まるで「水面下」で、いや、「土の中」で着々と進められています。

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 学生が、なかなか上手くできない、合理的に進められない、ということがある。これは当然の事。それを少しでも克服するために習いに来ている、出来ないから勉強しているからです。これは、繰り返しますが、言わずもがな当然の事です。
 この実習授業を見ていると、それを「さらり」と静かに、担当講師の方が「やって見せる」「見て習わせる」という光景が、特に頻繁に観察されるわけです。素直に「凄いな」と思います。
 1枚目の写真の学生も、私よりかは遥かに比べものにならないくらい、手慣れているのですけれど。
 前回に続き、「大道具操作実習」最後の課題、作業中の様子。
 
 2枚目の写真、分けられていたパネルが繋げられて、部分的に立ち上がったところ。
 これ、この写真では充実に表現できていなくて恐縮なのですけれど、腰壁(もっぱら床面から90センチメートルの高さまでの壁の部材)、この色は、例の、細かく丁寧に吟味していたあの調合によって造られた塗装。何かに形容しがたい、深みと味わいがある色に仕上がっています。
 
 3枚目の写真。さらに別の部分のパネルも組み合わされ始めた様子。
 学生が斜めに持ち上げているパネル。特に上辺が黒ずんでいて「汚れちゃっている」様に見えますが、これは「わざと」です。
 いわゆる汚し塗装(ウェザリング)と言われるもの。その雰囲気を自然に表現するために、手間をかけて、わざと汚れているように表現したわけです。

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 「大道具操作実習」テレビ美術科の実習授業、前回の続きです。前回はいつか、というと、12月30日。随分と間があいたのは、ここでの紹介が、でして、授業内容的には続いているものです。
 ちょっとおさらいをしますと、最後の課題は学生自身が考えて決めるもの。まずは、企画会議で「何を作るのか」「どのようなデザインにするのか」これを検討。その後、美術セットや色々な道具の製作に入って・・・。
 そして今日紹介するのは、実際の建て込み。あらかじめ考えたデザイン通りに組み上げて完成させていく、という作業です。
 
 まず、「工房」で製作した各部材をAスタジオに運搬。その後、それらを繋ぎ合わせたり組み立てたりする作業へ。
 工房ですべてを組み上げ完成させないのは、学校独自な事ではなく、実際の現場での作業工程に合わせたものでして、「運搬しやすいように各部材を小さく軽くする」「組み立てやすくバラシやすくする」ということも、考慮しておくべきことなるわけです。これが、その場で組み立てて完成させることにはない難しさ、と言えるでしょう。

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 来週の3月1日(火曜日)から3月6日(日曜日)まで
 東放学園専門学校 演出デザイン科2年生(本年度1年次より「テレビ美術科」)による、「卒業制作 展覧会」を開催。模型・造形・デッサン画・ポスターデザインなど、学生がそれぞれテーマを決めて製作した作品の展示発表会です。
 これはつまり、2年間の学業の成果の場。「物造り」の学科でもありますから、身につけた技術を発表する場でもあります。

 1枚目のポスター。これももちろん、学生自身がデザインしたもの。
 2枚目は昨年度の展覧会場の一部。テーブルや壁には、学生による作品の数々が整然と並べられていて、綺麗です。
 昨日の写真、実は昨年の作品をクローズアップで撮影したものでして、2枚目の写真の中央に小さく見ているミニチュアの造形。奥行きが30センチメートルほどの、本当に小さな世界を、接写撮影した写真したわけです。
非常に精巧に製作されていて、素敵ですよね。

「東放学園専門学校 演出デザイン科 卒業制作 展覧会」

2011年 3月1日(火曜日)から3月6日(日曜日)

10時から17時(最終日のみ15時まで)

NHK放送センター みんなの広場 「ふれあいホールギャラリー」
(東京都渋谷区神南2-2-1)
JR線渋谷駅(ハチ公口)から徒歩12分
JR線原宿駅(表参道口)から徒歩12分

みなさん、ぜひお越し下さい。

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さあ!みなさん!

来週の火曜日(3/1)から日曜日(3/6)まで
NHK放送センター みんなの広場
「ふれあいホールギャラリー」に、
ぜひお越し下さい。

(詳細は明日!)

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 3枚の写真、よーく見ると学生じゃなくて、実は全員職員です。もしかしてよーく見なくても、一目瞭然でしたら、すみません(苦笑)。
 実は、小さな引越しの1シーン。どうして引越しをしているのか。これは、今後、徐々に明らかになるので、今回は割愛しますけれど、この教室のこの後の作業のために、置いてあった机と椅子を、すべて移動したのです。
 かなり大きな教室ですから、沢山の数になるのですが、作業開始に近い1枚目の写真から、作業完了に近い2枚目の写真までの時間は、わずか10分。テマエミソで大変恐縮ですが、速いですよね。若い人だけではないですからね(笑)。
 
 別の何名かの職員は、机や椅子のチェック。ネジが緩んでいる机や、長年の使用で痛んでいる椅子の修理作業を。
 校舎周囲のゴミ拾いの作業なども含めて、自分達で出来ることは自分達でやろう、という考え方によるものです。
「教える者、口ばかりに留まるべからず」なのでございます。

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 長きに渡り、もう本当に長きに渡り、断続的にお伝えしている「スタジオ番組制作 ドラマ」。将来、ディレクターやタイムキーパー、そしてマネージャーや作家を目指す学生の学科「放送芸術科」の実習授業ですけれど、音声や照明そしてカメラマンなどを、それぞれの学科の学生が交代で担当しました。それぞれの学科の職員も指導にあたるので、「手伝い」というよりかは「授業」。
 カメラマンは「放送技術科」の2年生と1年生。3台のスタジオ(スタンダード)カメラに1台のクレーンカメラ、計4台のカメラで、合計16作品。通算64台のカメラを交代で担当したわけです。
 
 1枚目の写真、後ろ姿の手前の「1カメ」のカメラマンと右側に見えている「2カメ」のカメラマンは、1年生。入学して1年も経たない状況。それでもよく頑張っていました。
 テクニックが備わっていると、「格好が良い」というのが、カメラマンの特徴の1つと言えるでしょう。写真それぞれのカメラマンの学生、結構サマになっていますね。
 
 「ドラマのカメラ」の奥深さ・難しさというのは、ここでは簡単に表現できない。そのたとえば難しさによる、「醍醐味」も同様です。練習はもちろんの事、「呼吸」をも止めるくらいの集中力や気合いは、少なくとも重要であり欠かせないなわけです。
 
 全16本のうち、1本だけ、昨年の卒業生2名もカメラマンを担当してくれました。4枚目の写真の卒業生、実は全国ネットの知名度の高いある番組で、既にカメラマンデビュしている方です。