2013年9月 のアーカイブ

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照明クリエイティブ科の翌日に、放送技術科も山中湖イン!
2つの学科が揃った夕方、何が始まるのか・・・
「食」と言えばこの方!! 
まあ冗談ですけれども(笑)、壇上に上がる、ある学科のある職員の号令のもと
バーベキューの開催でございます。
 
普段から既に仲が良い両学科ですが、この言わば「懇親のBBQ」で、一層仲が良くなることでしょう。
誰かと誰かで「あ〜ん!」とかね。
イマイチ、何だか解らない表現すけれども、う〜ん、詳細は書かないでおきましょうか(笑)。
まあ、いずれにしても、学科を超えて、仲が良い証拠なのです。
 
2日連続で、照明スタンバイに勤しんでいる照明クリエイティブ科
一周14キロメートルを歩いてきた放送技術科。
どちらの学科のどんな学生にとっても、とっても美味しいバーベキューであることは、間違いありません。

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山中湖の湖畔での宿泊型実習授業「野外ライブゼミ」。
放送技術科の学生が、山中湖一周に挑戦している中、というか、その前日からですけれど
照明クリエイティブ科の学生は、灯す照明や関連器具などの、仕込み作業に専念。
9月17日の当ブログで紹介しましたが
何と言ってもトラック一台分満載の灯体などを持ち込んでいるわけですし
そして授業ですからね。
1つずつを確実に、経験し勉強を積み重ねながら、しっかりと時間をかけての実習なのです。
 
特筆すべきは、下段中央の写真。
どの写真をご覧いただいても解るように、陽射しが降り注ぐ快い天気で
本番を終えた翌日まで、天気予報では晴れの好天ですが
電源を通す幹線のジョイント部に、しっかりと雨・防滴対策のビニールを。
天候の急変の可能性を考慮する、だけでなくてですね
夜から早朝にかけて、夜露や朝露が起きるので、その対策でもあるのです。
(写真撮影:職員 Uematsu)

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2週間後の実際の撮影を前にして行われた「立ち稽古」。
大教室内を、スタジオ撮影時の美術セットの配置や、ロケーション先に近い環境に見立てて
実際の位置関係で芝居をしてもらい、演技や台詞の言い回しなどを確認しながら
細かな演出をつけていく作業です。
 
黄色い服を着て、所々に写っている学生がディレクター。
けれどもしかし、ディレクター1人に任せきりにするのではなくて
演出補(アシスタントディレクター)を担当する学生も
出演者の方々に、段取りを付けたり、フォローを施したりしていくわけです。 
  
この立ち稽古。
実際のプロの現場では、スケジュールの都合などで、最近では省略される事が多いのですが
学校の授業ですしね、撮影本番当日に、スムーズに進行させていくためにも
しっかりと、立ち稽古を行います。

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2013YAGAI02無事に山中湖の寮に到着して、休憩して・・・湖畔に降りてきて・・・
上段左の写真。ほとんどが雲によって隠されている中、何となく輪郭が想像できて
よーく見ると、山頂部分が少しだけ、雲の隙間から頭を覗かせている感じの富士山です。
さて、何をしているのかと言うと、上段右の写真。
そう、実はですね、山中湖一周!! ウォーキング!!
距離は、およそ14キロメートル。
途中休憩を挟みながら、ということもありますが、およそ3時間30分をかけて歩きます。
ちなみに、京王電鉄京王本線で例えると
新宿駅から国領駅までの距離と、ほぼ等しいのであります(笑)。 
 
さらに、このウォーキングの距離以上に厳しさを誘うのは
大きな山中湖やその周囲が見えてしまう、ということ。
「まだこれだけ??」とか
「あんな遠くまで歩くのか。。。。」というふうに(笑)。

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話題は「野外ライブゼミ」に戻りまして、今回の9枚の写真。
上段の写真、撮り方がウマくなくて、解りづらいですけれど
実はですね、放送音響科の職員に、今回のライブの音響システムなどを教わっている様子です。
本校では、音声を本格的に学ぶのは、放送音響科ですけれど
今回は、音声も、日頃映像技術を中心に勉強している放送技術科が担当なのです。
 
一方、中段の写真。こちらは、テクニカルディレクターの学生とチーフカメラマンの学生が
一曲ずつ「カット割り」を作成している様子。
歌詞が書かれた台本に、担当する楽曲を聞きながら、2人で相談しながらの作業。
歌詞のこの部分、メロディのこの部分で、どのカメラがどんなカメラワークをするか
これを決めていくわけです。
 
そして、一挙にワープして(笑)
翌日、山中湖に到着して、学校寮に向けて歩いている姿。
実は放送技術科の学生、この宿泊実習授業では、かなり長距離を歩くのですが
まずは、その最初のウォーキングと言って良いでしょう。
まあいずれにしても、元気で楽しそうな学生達でございます!(笑)

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大抵は、事後報告となるブログですけれど、今回は事前予告!!
来る9月23日(月曜日)、学校法人東放学園
専門学校東京アナウンス学院・東放学園高等専修学校・キャリアサポートセンター主催の
東放学園デビューオーディション「星誕オーディション 2013」が開催されます。
場所は、ナンと六本木の超有名な高層ビル49階!
本校 東放学園専門学校では、その会場での映像送出とUSTREAM配信で協力!
ちょっぴりスタンバイから本番直前、そして本番の様子を
世界中に、インターネット放送します。
どうぞ、ご覧ください!!

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照明クリエイティブ科と放送技術科の合同実習授業「野外ライブゼミ」。
ボリュームあるスタンバイのために、一足早く現地入りしている照明クリエイティブ科の一方
放送技術科は、校舎での事前スタンバイ。
使用する機材を、現地での本番とまったく同じように、実際に構築する作業です。
これは、勉強のためにも、当日の不都合を無くすためにも、欠かせないことでしてね
今回の場合、現地が遠いという事も多少はありますけれど
本番の完成度に影響する事前準備ですから、それは入念に行うわけです。
 
特に今回は、将来志望にあまり関係なく、いろいろな役割を経験する機会にもなっていて
たとえば、将来編集マン志望の学生が、VE(ビデオエンジニア)を担当したり
カメラマン志望が音声を担当したりします。
また、参加学生は2年生ですからね
自分達で、積極的にいろいろと考えて、手段やその方法などを構築。
それらを象徴する様子が、下の上段左と、下段左の写真に現れているのです。

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新しく、そして綺麗に変身した、校舎前とそのアプローチ。
最近すっかり馴染んできた光景です。
 
そんなアプローチで、トラックと機材があり、学生達が作業中。今回の上の写真です。
何の授業の作業をしているのかと言うと
照明クリエイティブ科・放送技術科の合同授業「野外ライブゼミ」。
授業のタイトル通り、学外のホールなどではなく「外」が実習場所ですから
ライブで使用する照明やそれに関わる機材すべては、学校からの持ち出しです。
トラックが満載になるほどの量の機材を、学生自身が積み込みしていきます。
 
実際には、8月の下旬に行われた実習授業です。
写真はクリックすると、拡大表示されます。

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「顔合わせ・本読み・立ち稽古」ですからね
当然、出演者の方々も学校にお招きして、ということでして
今回の当ブログでは、出演者の方々を、一挙にご紹介させていただきます。
まず、上の大きな写真と、下の写真上段の左が、ヒロイン役をお願いする「近江 麻衣子」さん。
同じく上段の中央の写真が「東 英子」さん。同じく左の写真が「木村 結香」さん。
中段左の写真が「夷 正信」さん、中央の写真が「大野 俊亮」さん、右の写真が「濱崎 大輝」さん。
下段左の写真が「西條 妃華」さん、中央の写真が「会 百花」さん、右の写真が「加藤 雅貴」さん。
以上の9名の方々です。
お世話になります。よろしくお願いいたします!

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さて、実際には、「最終ロケハン」の後、8月下旬に行われた「顔合わせ・本読み・立ち稽古」。
タイトル通り、文字通りでして
出演者と関わるスタッフ全員が一堂に会して、自己紹介をしたり所信を述べたりという会合。
 
多勢の参加ですけれど、その中を抜粋させていただいて
上の写真、上段左から、プロデューサーの学生、全体指揮の倉谷顧問
演出(ディレクター)を担当する学生。
 
中段は、制作進行(美術)の学生
演出補(アシスタントディレクター)の学生達、この時の放送音響科を代表する学生。
 
下段左から、アシスタントプロデューサーの学生2名に
映像・音声・照明などの技術系をまとめる、テクニカルディレクターの学生です。

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オーディションによってキャストが決まり、台本も完成して、スケジュールも決定して
そして、最後の「ロケハン(ロケーションハンティング)」です。
この場所での3回目の今回は
代役の学生に、出演者と同じ動きをしてもらいながら
ほぼ決定しているコンテ・カット割り(出演者の動きやカメラワーク)を確認したり
映像・音声ベース(収録に関わる機材の設置場所)をどこに置くか
そこから撮影場所までの距離はどの程度かを調べたり・・・など最終確認の作業。
ですから、参加する学生の数も多めなのです。
 
ディレクターを担当する学生(水色の服を着た女性)や
全体指導の本校職員の倉谷顧問などからの説明や指示によって
スタッフ間、各役割の間で、必要によって打合せ。
少しでも良い作品を、少しでも短時間に効率良く行うための、大切な作業です。

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そして、本番終了の翌日月曜日は、校舎での撤収作業。
小型トラック1台分の機材を、これらをすべて細かくチェックしながら、機材室に戻す作業。
ケーブルも、種類(目的)違いの様々なものを合わせて、少なくとも150本以上ありましてね
出した本数と戻す本数を、完全に一致させます。どんなに安価なケーブルでも!です。
素敵なカメラワークができても、たとえケーブル1本でも紛失しては意味がありませんからね。
 
そして、終了後は校舎の前で、記念に集合写真撮影。
残念ながら、数名は写っていないのですけれど
サマーソニッック 2013に関わった
本校の放送技術科・放送音響科の2年生と1年生(職員数名含む)です。
全員頑張りました! お疲れさまでした。

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機材やその内部プロセス、そして信号伝送がデジタルになって
機材自体もそれらを結ぶケーブルも、かなり減ってコンパクトにはなりましたけれど
機材があればそこに、最低でも1本のケーブルは結線する必要があるわけでして
結果、こういうふうに(笑)。「サマーソニック2013」の映像システムです。
 
ということで、すべてのイベントも終わり、撤収作業開始。
ただヤミクモにケーブルを抜いて・・・ではなくて、順番を間違えると非効率になりますしね
ケーブルを痛めないように、同じ長さずつ、数本ずつをまとめていく、という作業。
上の大きな写真から下の下段右の写真は、ほぼ同じアングルですが
この状態まで、およそ30分。
学生それぞれが作業工程を理解し、手際良く進めた結果によるものです。
(一部の写真撮影:学生 S.azusa)

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今回の映像制作協力、以前お伝えした通り、目的は
「ステージでの各イベントの収録」「大型スクリーンへの映像送出」の2つ。
後者は、その場にいらっしゃるお客様にご覧いただくための映像でしてね
家の中で、数メートル先のテレビを視聴する場合とは、見せ方が異なります。
なぜならば、その距離が違うからでして
特に最近は、テレビ画面が大きくなり、高精細になり、総じて見やすくなっていますが
それに対し、スクリーンは大型ではありますが遠くにある物ですし
数メートル先のテレビ画面ほど、画質は良くないわけです。
すると、ご覧いただきたい被写体・・・
たとえば出演者の表情などは、大きな(タイト)サイズで撮影する必要があります。
時と場合にはよりますが、一般的にタイトなサイズでの撮影(フォロー)の方が難しいですから
それ相応のテクニックが伴うのです。
 
前置きが長くなりましたが、本校へ入学して、およそ1年と4ヶ月。
学生のテクニック、かなり上達していると思ったしだいです。
(写真は、学生2名が撮影したものを含みます)