2011年5月 のアーカイブ
さて、一昨日に紹介させていただいた、本校の部・クラブ活動について。
漢字羅列のタイトル、ちょっと解りづらかったですかね(苦笑)。各スポーツの漢字読みや、象徴とする漢字を並べたのでございます。
はい、そういうことで、今回は早速「テニス部」の活動風景をご覧いただきましょう。
写真は、先週、千葉県船橋市のテニスクラブで行われた「東京都専門学校テニス連盟 春季大会」の様子。午後から少々の小雨が降る天候でしたが、選手の皆さんの活気と熱気には、ほとんど影響しなかったようです。
今回は、放送芸術科と放送技術科の2年生と、放送芸術科の1年生、男子4名がエントリー。
小雨混じりの曇り空だと、何となく見える空気も光もマイルド。見えるものは、比較的平板化しているのですが、そんな中でもキラキラと目を輝かせ、そして、必死になってボールを追い、汗を流しながら試合をしている姿。まるで勢いある陽射しに当たるように、輝いて見えました。
特に「ダブルス」は、1年生と2年生のペアー。学年・年齢関係なく、ひとつの目標「勝つ!」に向かって頑張っていましたよ。
いわゆる運動部系の部活動、そして運動会やスポーツ大会など、学生が「スポーツ」で活躍する姿を観察していると、学校内の、普段の授業とは違う学生の姿を目にするわけです。
そのような「意気揚々」とした姿を見ると、とても新鮮であり、「凄い!」「頼もしい!」と、改めて、そう、思うのです。
(写真・原稿案:Shimazu)
写真は、テレビスタジオではなく、中継先の様子。「番組制作演習」スタジオ外からの「入り中継」の現場です。
中継先は、テレビスタジオがある校舎ではなく、そこから少しだけ離れた場所にある「別館」の校舎であり、いわゆる普通の教室なのです。しかし、1枚目の写真を見る限り、とても教室であるとは思いませんよね〜。
そしてよく見ると、何やらステージの様な物も見えます。何かが登場してきそうなデザイン。何が登場するか、というと・・・
2枚目の写真。そう!「ワンちゃん」です。
あ〜も〜、カワイイ!ですね。ほぼカメラ目線の写真もありましたが、可愛らしい目、可愛らしい鼻、可愛らしい耳を!ということで、横顔の写真にしてみました。
この「番組制作演習」、15年以上は続いている実習授業ですが、「ワンちゃん」が「生」で登場するのは、これが初めて。
お察しの通り、生放送での動物というのは、スタッフの思惑通りになるかどうか、「賭け」みたいなものでしてね(笑)。制作・演出などを担当した学生の苦労が伺えます。
このトイプードルさん、名前は「アッシュ」君です。
・・・で、いったい、どなたがご主人なのか、というと、これが3枚目の写真。
テレビスタジオでご出演いただいた、この歌手の家族なのです。
この美術セットも照明も素敵。そして歌も抜群に上手で、素敵な出演者の方だったのですけれど、アッシュ君が可愛くてですね〜(笑)。
野・蹴・庭・排・籠・塁・羽・卓・・映・音・美・制・・
2011年5月29日 学校の様々
先日、先日と言っても2週間ほど前ですけれど、まるで学生達が活躍するサークルに見えた(かも知れない・・(笑))、東放学園職員のフットサルサークルを紹介させていただきましたが、もう、ごく当然のように、学生による部・クラブ活動も数多く、そして、活発なのです。
写真は、少し前の5月初旬の頃の掲示物。いわゆる運動部系サークル「部」といわゆる文化系サークル「クラブ」の、説明会や部会を告知するポスターです。
運動部は、野球・サッカー・テニス・バレーボール・バスケットボール・ソフトボール・バドミントン・卓球と、メジャーなスポーツをほとんど網羅。初心者の大歓迎なのですけれど、東京都の大会はもちろんのこと、関東圏や全国圏の各大会へも出場している部や、大会で優勝している部も!
メディア・放送系スタッフの専門学校としては、最も本格的で活動も活発と言えるでしょう。
いわゆる文化系のクラブサークルは、映像制作・ラジオ番組制作・ライブの音響技術・美術装飾などなどなど・・・。
学科や学年はもちろんのこと、東放学園グループ4校の学生とのコミュニケーションの場でもありますから、当然、友達増えますよね〜。
「番組制作演習」、テレビスタジオに組み上げられる美術セットのデザインや、その製作と建て込みは、テレビ美術科の学生が担当しています。
ディレクターなどが中心に考える番組の内容や構成によって、テレビ美術科の学生がデザイン案を考え、各スタッフと相談しながら最終的なデザインを決定。
その後、美術セットの製作が始まり、そして本番当日、スタジオに建て込み・・・これが大まかな流れです。
1枚目の写真、これはもうお解りになるでしょう。ある有名なCDショップのデザインのモデファイ。
全体的にスッキリとしたデザインですが、細かく見ると、かなり手が込んでいます。
2枚目の写真。
左のポスターも手作り。よーく見ると、「テレビ美術科の学生だったら知らない人はいない」という、ある女性が・・・(笑)。
もちろん、その右の、CDのディスプレイも、CDジャケット自体も、手作りですよ。
そして3枚目の写真。CDを視聴することができる、コントローラーパネルも、手作り。さすがに造作ではなくプリントですけれど、ここにも番組のタイトルが入っていて、素敵!
カメラワーク・テレビカメラの動きは、やはり動画の方が解りやすいですよね。
そこで今回は、「オープンキャンパス 体験入学」での、音楽番組本番中の様子を、動画でご覧いただきましょう。
ちょうど、楽曲のイントロの部分。出演者の下手(ヘタじゃなくて(笑)シモテ・・向かって左側の事)に美術セット(トラス)が置いてあるのですけれど、そのおよそ10センチメートル手前を、クレーンカメラのレンズが通過していきます。
もちろん、常にどんな場合でも、被写体の近くにレンズを近づけるのが良い、というわけではなくて、ケースバイケース。言うまでもなく、遠ざけた方が良い、ということも頻繁に訪れるわけです。
今回のこのカメラワークの場合は、使用しているレンズの特性も関わって、「トラスの際」を通過させた方が、インパクトのあるカメラワークになる、ということ。
その後のカメラの動きも、スムーズですよね。
大勢の学生、いろいろな役割を担当する中、このようなスタッフもいる、これが今回の写真。2年生の実習授業「番組制作演習」です。
以前も紹介しましたが、番組のフォーマット(構成)には、「入り中(入り中継)」の部分もありましてね。ということは、中継先で製作された映像や音声を、テレビスタジオのサブコントロールルームに、引き込んで入力してあげないといけないわけです。
中継先とサブコントロールルームは離れた場所にあるので、無線電波に乗せて、映像・音声信号を、送受信。そのために、専用の送受信アンテナや中継機器を設置しなければなりません。
今回の2枚の写真は、それらをセッティングしている時の様子です。
特に1枚目の写真。左側に、電波を送受信するためのアンテナを搭載する三脚がありますが、その周囲に見える「ロープ」に注目。
そう、これは、当ブログの4月28日に紹介させていただいた、あのロープワーク「南京結び」でございます。
非常に幻想的ですよね〜
2011年5月25日 テレビ美術科,実習風景,照明クリエイティブ科
1枚目の写真、よ〜くご覧いただくと、「L3」「L4」と書かれている、横に長い棒のような物。これは、「ライト(照明)バトン」というものでして、この部分に、数多くの様々なタイプの照明灯体を吊り下げるように設置して・・・、のために使用するスタジオ設備なのです。
が、しかし、
ヘルメットを被って作業しているのは、実はテレビ美術科2年生。「番組制作演習」美術セット仕込み中の様子なのです。
そして、何を仕込んでいるのかというと、写真2枚目。
目立たない(写真ではやや目立って見えていますが)ナイロン製のテグスで吊り下げられている、表面に凹凸がある、ほぼ「球」のような物体。大きさも大小様々。もう何となくこの時点で、ピンと来る方もいらっしゃるでしょう。
3枚目の写真、これがリハーサル中の全景です。
もうお解りになりますよね。宇宙に浮かぶ星。恒星の数々です。限りあるスタジオのスペースを感じさせない、非常に幻想的な光景。
まるで、「透き通る光に包まれる、宇宙船から舞い降りた、歌手」。もはやこれは、私の妄想に近い勝手な解釈ですけれど、当たらずとも遠からず、と思いません?(笑) 美術スタッフと照明スタッフによる、巧みな表現です。
この恒星達は、もちろん、手作りですよ。
(初夏の陽気の日曜日)
「あっ、撮られてる」
「何で撮るのよう〜」
「何で・・」
<踵(きびす)を返す>
「あっ」
「あれ?」
「何か、やっているぞう〜」
<ぴちょぴちょ>
「近くに行って見てみても・・・」
「大丈夫・・かな・・」
「大丈夫だぁ〜!!」
<ぱたぱた、つんつん>
「うん?」
「オープンキャンパス?」
「体験入学?」
「ほ〜う、なるほど!」
東放学園専門学校
オープンキャンパス「体験入学」実施中!!
〜〜 すずめ 〜〜
1枚目の写真。
テレビスタジオで「輪」になっていますが、これは、実習授業「番組制作演習」の、朝のブリーフィング。担当のプロデューサーやディレクターによって、簡単な挨拶や号令、おおまかなスケジュールの説明などが行われます。
はっきり申し上げて、実際の放送現場ではあまり見ない、学校らしい光景。むしろ学校だからこそ、あえてやっている、というのが正しいでしょうか。気持ちを共有する、意識を高め合う、大切な事かと思います。
2枚目と3枚目は、それぞれ、本番当日の「技術打合せ」の様子。
「車座になって」というのも、学校らしいですかね。腰を落ち着かせてじっくりと・・・という象徴とも言えるかと思います。「距離感を縮める」「一眼となって」という姿。
3枚目の写真中央、手振りを交えて説明しているのが、ディレクターを担当する学生。自分の意志を伝える、熱心な心意気が感じられますよね。
「有り体(ありてい)」に言えば、結果も大事。だって、そのためにやっているわけですからね。
けれどもしかし、学校だからこそ、一層その過程や経緯も求められる。少なくとも「気持ちだけでも」というところなのです。
東京入国管理局往訪職員写真報告
2011年5月22日 学校の様々
たまに旅行で海外に行く、という程度だと、出国し帰国するのにはパスポート、渡航先の国で必要なのがビザ。「ビザ=記念スタンプみたいな・・」というイメージでしょうか。あまり気にしない、といえば、気にしないですよね。
けれどもしかし、いわゆる「留学」ということになると、在留資格や期間・目的に伴う申請が必要でして、途端に「国」を意識したり、「ビザ=入国査証」という真剣なイメージに変わったりします。
写真は、東京入国管理局に出向いた、本校の職員。一見、看板を指差して、観光記念写真みたいですけれど(笑)、顔は真剣。だって、法務省の部局ですからね。法務省ですよ。
目的は、本校の留学生に関する、「在留期間の延長」などの各手続きの代行。
東京入国管理局、混んでいる事が多く、自分の番まで1時間待ち、ということもあるのですが、学校職員による代理申請の場合は、専用のカウンターに通されて、手続きはスムーズ。
ですから、可能な限り必要に応じて職員が足を運び、勉学に勤しむ学生の代わりをさせていただいている、というわけです。
(写真・原稿案:Hashimoto)
nowなyoungの黄昏どき
2011年5月21日 学校の様々
当ブログで紹介するのは、やや久しぶりの「杉並・わがまち クリーンアップ大作戦 by TOHO GAKUEN」でございます。
ちょっと英語、入れてみました(笑)。「nowなyoung」というヤツです(苦笑)。
そもそも「杉並・わがまち クリーンアップ大作戦」は、東京都杉並区が推進する環境美化活動の一環でして、2000年にスタート。今年で11年目となるわけです。
本校では、「学校でできる事」「周辺地域への貢献」として、言わば「東放学園イズム」としてスタート。杉並区の活動と合体するように、発展しまして、今となっては、特別な儀式ではなく、ごく当たりまえな事として、定常的に行われていることの1つなのです。
1枚目の写真。若い職員が多い!ではなくて(笑)、参加者の大半が学生であるということ。ツキナミですが、「大切だな」と思ってやる事に、立場も年齢も見識も、関係ないわけでございます。
3枚目の写真。夕暮れの黄昏(たそがれ)時。
職員と学生達が共に、集めたゴミに重ね合わせるように、今日という一日を振り返り、また、今までの人生を反芻するように懐かしむ光景・・・ ではなくて、単なる、ゴミの分別中の様子です(笑)。
(原稿案:Tanabe 写真:Inaba)
今日の金曜日は、「カツン!(カキーン!かな)」とした天候。暑くもあり厚くもない、「揚げたてポテトチップス」という、まるで無駄に字数だけを稼いでいるような表現が似合う、ような気がする一日。湿度も低くて、気持ちの良い感じ。
今回ご紹介するのは、放送技術科1年生の「ビデオ制作」という実習授業。その屋上編です。
この授業は、ハイテクなハイクラスは放送用機器をフンダンに使用している、他の実習とは違って、主に「チームワーク」や「企画・制作」がテーマ。
まずは、自分達が使う「道具」である機材の操作方法を学ぶ、これがこの時期の内容です。
写真は、3人から4人のグループに分かれて、一通りの説明を受けた後、自分達だけで、いろいろと操作方法をマスターしている様子。
誰かだけ・何人かだけ知っていれば良い・使えれば良い、ということではなくて、全員がそれぞれしっかりと使いこなせる必要があります。
いろいろな機能が詰まっている便利なビデオカメラなだけに、覚える事も結構沢山ありましてね。多機能な上に簡単便利、ということは、設定などを間違えると、失敗も簡単便利・・?
まあ、ちょっと乱暴な表現ですが、つまり、そういうことです(苦笑)。
「スタジオ」は、頻繁に紹介させていただいているテレビスタジオだけでなく、実は他に3つもあるのです。その1つが「SKY Studio」という名の「ラジオスタジオ」。
今回は、そのスタジオでの実習風景をご紹介しましょう。
放送音響科2年生の授業「ラジオ制作Ⅲ」。内容は、ラジオ番組の企画・構成から選曲、リサーチや台本作成など・・・。指導に当たるのは、実際のラジオ番組を担当している、まさにプロのスタッフでしてね、授業名通りの、本格的な実習なのです。
今回、学生達が取り組んでいるのは、「10分間の情報番組」を課題とする、「TOHOスギナビ」という番組制作です。
写真1枚目は、学生が作成したオリジナルの情報番組の台本。東放学園の就職支援を紹介する番組を考えたようです。
2枚目は、番組には欠かせない「タイトルコール」や「ジングル」を録音しよう、というところ。必要な音源は何かを学生が考え、それを作るのも学生、出演者も学生自身です。
3枚目は、収録前の打合せ風景です。
ディレクターを担当する学生が、ナビゲーター(司会者)を担当する学生に、内容進行を説明しているところ。
学生の多くは、スタッフである「裏方」を目指しているわけですが、話し手である出演者も担当。「話し手の気持ちも分かる」・・・大切な事ですよね。
(原稿案:Tanabe 写真:Isimaru)
本番の様子です
2011年5月18日 テレビ美術科,実習風景,照明クリエイティブ科
続いて、昨日紹介したスタンバイ作業の、完成形をご覧いただきましょう。
1枚目の写真。広角側のサイズなので、あの「意気込みのステージ」、ハッキリとは見えていませんが、しかし、緑単色ではない、装飾がないステージとは違う、ということは、遠目でも解りますよね。
こうした細かいディディールというか創り込みが、全体的なイメージの主張に寄与するわけです。
照明のデザインも、素敵。ステージの周囲の水色の模様は、照明によって表現されています。
これはもう、私の勝手なイメージですけれど、「植栽の緑」を囲む「水辺」でしょうか。違っていたらすみません(苦笑)。
2枚目の写真は、歌セットに向かって上手(右)側にある、いわゆる「トークセット」。
カラフルで明るいセット。番組の全体的な雰囲気に、マッチしていました。
そして、この番組のために来校していただいた3名の出演者の皆様、ご協力、ありがとうございました。