非常に幻想的ですよね〜

2011年5月25日 テレビ美術科,実習風景,照明クリエイティブ科

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 1枚目の写真、よ〜くご覧いただくと、「L3」「L4」と書かれている、横に長い棒のような物。これは、「ライト(照明)バトン」というものでして、この部分に、数多くの様々なタイプの照明灯体を吊り下げるように設置して・・・、のために使用するスタジオ設備なのです。
 が、しかし、
 ヘルメットを被って作業しているのは、実はテレビ美術科2年生。「番組制作演習」美術セット仕込み中の様子なのです。
 
 そして、何を仕込んでいるのかというと、写真2枚目。
 目立たない(写真ではやや目立って見えていますが)ナイロン製のテグスで吊り下げられている、表面に凹凸がある、ほぼ「球」のような物体。大きさも大小様々。もう何となくこの時点で、ピンと来る方もいらっしゃるでしょう。 
 
 3枚目の写真、これがリハーサル中の全景です。
 もうお解りになりますよね。宇宙に浮かぶ星。恒星の数々です。限りあるスタジオのスペースを感じさせない、非常に幻想的な光景。
 まるで、「透き通る光に包まれる、宇宙船から舞い降りた、歌手」。もはやこれは、私の妄想に近い勝手な解釈ですけれど、当たらずとも遠からず、と思いません?(笑) 美術スタッフと照明スタッフによる、巧みな表現です。
 
 この恒星達は、もちろん、手作りですよ。