2010年11月 のアーカイブ

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 9月の終わり頃から何度か紹介している、放送芸術科1年生の実習授業「スタジオ番組制作」。ストップウォッチやインターカムの使い方から始まったこの授業も、いよいよ本格的な番組制作へと進んできました。
 
 その1回目のテーマは「情報番組」。映画や、それに関わる情報などを紹介する内容で、「生放送」の設定。集合時間から1時間30分後の放送開始、という時間の制約が設けられています。まあ、ケースバイケースではあるものの、実際に放送されている生放送番組でも、1時間30分間での様々なスタンバイというのは、タイトな方ですからね。学生も大変でしょう。しかし、生放送かどうかに関わらず、常に時間との戦いみたいなところはあるわけですから、この制約から学ぶ大切なことも、多い筈。
 
 そしてさらに、この実習授業のスゴいところは、制作はもちろんのこと、その他の美術・技術などの様々な役割も、学生が分担して行うところ。
 2枚目の写真は、出演者の背後の美術セットを、スタンバイしている最中です。もちろん、このデザインも学生自身によるもの。ややテマエミソ的ですけれど、勉強になる授業です。

 この授業の模様は、今後、断続的に紹介していきます。

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 Bスタジオ・サブコントロールルームで、仲良く談笑しているのは、放送芸術科の2年生。プロのカメラマンによる来年度に配布するスクールガイドの撮影です。
 ちなみに1枚目の写真、向かって一番左の学生が話をしていて、それを楽しそうに聞いている構図ですけれど、本当に面白い話でした。けれどどんな話なのか・・・具体的には・・・言えません(笑)。
 
 2枚目の写真、もちろん、学生を撮影しているのですが、携帯電話機を持ちながらポーズを決めています。どのような場面でどのような形で掲載されるか。うーん、そうですね、ちょっと内緒にしておきましょうか。廊下での一見地味なシチュエーションですけれど、果たしてどのような仕上がりになるでしょうか(笑)。
 
 続いて3枚目、スタジオカメラ(スタンダードカメラ)と共に放送技術科の1年生が4名集う場面です。カメラマンの左でアドバイスをしているのは、本学園の広報担当者。
 一見、何気ない「2台のカメラと4名の学生」ですが、カメラのレンズの向きと高さ、4人の立ち位置と方向、それぞれの間隔・・・これらの詳細は、すべて撮影のために決めたもの。つまり、すべて意味があるもの、というわけです。
 
 たとえば、テレビドラマと比較すると、静止画と動画、ということでは大きく違いますが、「見えているもののほぼすべてに意味がある」ということでは、両者ともそう変わらない関係であると言えるでしょう。

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 学科を問わず、実習系の授業が充実している東放学園専門学校。その実習の場は、校舎内だけには留まりません。
 
 昨日の土曜日は、東京都中野区にある東京工科自動車大学校が主催する「第4回TTCクルマ文化講演会「GT-R」進化しつづけるための、新しいテクノロジー」が開催されました。車に詳しい方でしたら解ると思うのですが、「GT-R」とは、日産自動車製のスポーツカー。メーカーのWEBサイトでは「スーパーカー」と表現しているくらい、速い車です。
 本校は、このイベントの記録ビデオの制作を担当。放送業務用の高価なVTRカメラと音声機器を持ち込んで、まずは、講演会の収録。放送音響科と放送技術科の学生・職員がスタッフ。素早く準備を済ませ、本番を迎えました。編集作業を意識しての撮影。カメラ2式のコンビネーションが大切です。
 
 講演会の後は、「GT-R」の実車展示と説明。人だかりが出来ていて、2枚目の写真、車が見えていません(苦笑)。ここでも、2式のカメラと音声機器での収録。
 このような環境だと、他のお客様に、機材を当てたり邪魔をしないようにしたりすることが重要。けれどもしかし、遠慮し過ぎていると、必要な映像素材を収めることもできない。そして当然「やり直し」も不可能ですから、技術の他に適切な判断能力も、問われるわけですね。

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 当ブログですけれど、可能な限りいろいろな授業を紹介したい・・・と思いながら、なかなかそう旨くいかず。様々な場面で活躍している学生、いろいろな光景を見てみたいと思う閲覧者の皆さんに対して、恐縮至極でございます。
 
 さて、1枚目の写真。休憩中のロビーのヒトコマ、楽しく歓談する学生というふうに見えるかも知れませんが、とんでもない(笑)。実は、授業に関わる綿密な打合せ中の様子を撮影したものなのです。
 
 放送芸術科1年次には、「ビデオ表現」という実習授業があります。この授業は、比較的簡便な取扱いができるビデオカメラの操作方法から始まり、グループに分かれての様々なチームワーク、そして、作品制作に関わる具体的な作法を学んでいく、これが内容。年間半期の折り返し地点を迎えたこれからは、本格的な作品制作へと進んでいくことになるのですね。
 写真の様子、番組制作の一連の流れに当てはめると、「企画・構成会議」ということになるでしょうか。もちろん、作品ジャンルからその内容や構成に到るまで、学生自身が「1」から考えて進めること。充実した作品を作るため、企画を了解してもらい、着手ができるよう、真剣に話し合い、切磋琢磨していくわけです。
  
 しかし、楽しそうな雰囲気。この光景からして、きっと良い作品ができるでしょうね。

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 今年は、紅葉をとても鮮やかに感じませんか?
 先日、学校の近くを歩いていると、「あれ、こんな所に紅葉する木があったんだ」と気がついたわけです。それは、色のコントラストを感じて、あらためて紅葉を、そして木々を再認識した、とそういうことなんですね、きっと。 
 紅葉が鮮やかになる条件とは、「昼夜の温度差」なのですが、今年の場合は、長く続いた残暑と比較的すぐに寒くなった天候が効いているのではないかと、そう推測されますね。
 
 そこで2枚目の写真。これは先日、校舎の前の植栽を撮影したものですが、やはり鮮やかな紅葉が、と思ったのもつかの間、実はちょっとヘンです(笑)。
 よく見ると、小さい赤い固まりがこの植物の本来の葉。オレンジ色や黄色に見える葉は、近くの木から風に運ばれてきた、別の木の葉なんですよね。まさに、風のいたずら、葉のいたずら、自然のいたずら、なのです。
 ちなみに、「色の濃さ」のことを、映像信号的には「クロマ」と言いますので、つまり、今年の紅葉は、「クロマが高い!」。

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 この時期になると、途端に「時が経つのは速いな・・・」なんて、感慨に浸ること多いですよね。たとえば、これが5月や7月だと、あまりそう感じない。「あー、もう5月か、時が経つのは・・」とはしみじみと思わないわけです。それでも、学校は「学校行事」というような、年次その時々で同じような「時節」というものは、あるわけですけれど。はい、何を見てそう感じたかといういうと・・・
 
 ・・・東放学園専門学校では、「クリスマスのデコレーション」第一弾が始まりました。「プリズム21」館の階段には、この時期の街並みでは有名な「ポインセチア」。そして、その彩りに寄り添うように「ウィルマー」という観葉植物も。
 日頃はクールなコンクリートの風景に、とても暖かみ、というか麗らか(うららか)なアクセント。下から階段を上がってくると、ちょっぴり嬉しくなります。沢山の陽を浴びて、気持ち良さそうですしね。

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 いつか誰か(自分)が捨てないとな・・・と思いながら、ついつい見過ごしてしまうことの多い、道端のゴミ。
 少し話しはそれますが、自宅(わたくし独り暮らしですけれど)のゴミ出しする時も、まあ1人でよくこれだけ溜まるな、と思う事度々なわけです。そうなると、道端もきっとゴミだらけになる筈。そうならないのは、いつか誰かがゴミ拾をして掃除してくださっている、と想像できます。

 と、前置きが長くなったのですが、東放学園専門学校では、毎週曜日と時間を決めて、学校の周囲の美化作業に取り組んでいます。職員6名前後とそれに学生もたまに加わってのゴミ拾い。 
 1回30分程の時間での作業ですが、これでも毎回ゴミ袋4つ前後のゴミが集まります。拾った後は、もちろんゴミの分別。これぞ、具現化されない、誰の何のためであるという直接的な目標を持たないこと。環境に対する思いやりと言えるでしょうか。「手前味噌」的になってはしまいすが、大切な事ですよね。

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 放送技術科のカメラマン志望とVE志望の学生2名と共にお伝えしている、「Inter BEE 国際放送機器展」最後のレポートです。
 まずは、アストロデザイン株式会社のブース。
 1枚目の写真、学生が見たり触ったりしているのは、「マルチメディアスキャンコンバータ」という製品。簡単には説明しづらいのですが、さまざまな信号のタイプでもそれを入力すると、それらを同時に一覧的表示をしたり、合成して表示してくれたり、1つの信号をいくつかに分割して表示する信号に変換してくれたり・・・と、とにかく多機能なもの。便利な機器ですね。
 
 2枚目の写真、4つの映像信号を、それぞれ同時に何種類かの波形表示ができたり、映像表示できたりという機器。以前は波形表示と機器は1:1の関係。つまり4つ同じ機器を並べて使っていたのです。スペースの効率化に威力を発揮しますね。
 VE志望の女子学生、後ろ姿で顔は見えませんけれど、表情は笑顔で楽しそう。なんでも「信号波形」の動きがカワイく見えるのだとか・・・。将来有望ですね(笑)。
 
 3枚目の写真、2人で比較的小さなものを触っているように見えますが(またまた笑顔ですけれど)、何かと言うと・・・
 
 4枚目の写真、やはり小さくて見えづらい写真ですけれど、これは「ポータブルミキサー」です。株式会社シグマ システム エンジニアリングのブース。「SS-302Rex」という、デジタル3chオーディオミキサーです。
 テレビで誰かの取材シーンを見ていると、カメラマンの横や背後で、ヘッドフォンをして首からぶらさげている物を触っているスタッフが、たまに写りますよね。その「物」が、このような小さなミキサーなのです。これに似た機器は本校でも所有しているので、学生2名とも使えるような様子。この大きさでも、かなりな多機能です。
 
 と、いうことで最後に記念写真を。
 今年のInter BEE、過去最多の824社が出展しているのだそうです。ですから今回ご紹介したのは、一部のさらに一部という程度。とても大きな展示会です。
 学生のパスを下げていると、各メーカーの方が可能な限り丁寧に説明してくれます。単に触る・見るということ以外でもとても勉強になる、大切なイベントなのでした。

 これらの掲載に関しては、Inter BEEの事務局様と各メーカー様に撮影・掲載許可などのご協力をいただきました。
 誠にありがとうございました。 

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 そして、SONY株式会社のブースへ。ちょうど、デモンストレーションが始まる直前だったので、あっと言う間に大勢の人が。この中に学生がいるのですけれど、もう、見えません(笑)。
 かつてのトランジスタラジオ(若い人には死語か(苦笑))、ウォークマンからテレビまでのAV機器、そしてゲームやパソコンなど、沢山の製品を扱う企業であることは、言うまでもないですが、放送機器の分野でも、SONYは世界のブランド。今年の3月にフルデジタル・フルHDTV化を果たした、本校のテレビスタジオも、SONYの映像システムを導入しています。

 デモンストレーションの後は、テレビカメラの展示コーナーへ。
 とにかく最新の機材で溢れている東放学園専門学校のテレビスタジオの機器と、ほとんど変わらないカメラですが、少し違うのは、ポータブルカメラを大型のスタジオカメラ化して運用するデザインになっていることと、ビューファインダ(撮影している映像などを表示するもの)が、有機EL製である、ということ。
 
 3枚目の写真、非常に楽しそうに、笑顔でカメラを操作しているのが見られると思いますが、これは「やらせ」ではなく、ごくごく自然なもの。綺麗なもの新しいものなどに、興味津々な学生なのです。
 
(※紹介している写真は、Inter BEE事務局様や各メーカー様の許可を得て、掲載しています)

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 学生が見学している様子を紹介している、Inter BEE 国際放送機器展、その4回目。
 今回、まずは「株式会社昭特製作所」のブース。放送用スタジオカメラ用のフリクションヘッドペデスタルドリーなどの、ビデオカメラの三脚にあたる足回りの製品も取り扱っている企業なんです。
 
 ここのブースも、それらの製品のみの展示ではなく、実際にカメラを乗載して、使えるようになっています。学生は、新製品(参考出品)の使用感などを、早速確認。
 他には、クレーンカメラの製品も。ちなみに本校のテレビスタジオは、フリクションヘッド・ペデスタルドリー、クレーンシステム共に、昭特製作所の製品です。
 
 
 続いては、池上通信機株式会社のブースへ。ここも、テレビスタジオで使用されるような、放送用スタジオカメラや、さまざまな放送関連機器を製作し販売しているメーカ。日本のテレビ局にあるスタジオカメラは、この池上通信機製、そしてSONY製、これにパナソニック製が加わって、ほぼこの3社の製品で占められています。

 さて、学生2人はブース内に展示されている、あるテレビカメラを使用しての撮影中。どんなカメラかというと、これが2枚目の写真。
 
 そう、サングラスのようなものをかけているので解るかと思うのですが、最新の「3Dカメラ」なんですね。サングラスではなく、3D用のメガネ。3Dテレビモニターが、カメラの上に設置されているので、それを見ながら、3Dカメラを操作。
 3D、つまり立体映像の認識とは、人間の両眼の「視差」を利用しているので、左右それぞれの眼が見るための2つの映像が必要になるわけです。3Dテレビカメラには、数種類のタイプがありますが、上記の理由から、基本的にはレンズは2本、カメラ本体も2つ必要。4枚目の写真は解りやすいと思うのですが、カメラとレンズが2つ横並びになっていますね。

 ちなみに、手前のカメラを操作している、ビデオエンジニア志望の女子学生の背後で、3Dメガネをかけて見ているのは、学生と同行していた、学校法人東放学園の理事長でございます。