2010年11月11日 のアーカイブ
写真は、放送技術科1年生 後期から始まっている「VE実習1」という実習授業の模様です。
「VE」とはビデオエンジニアの略。テレビカメラの色・明るさなどの調整、そして番組制作に必要な映像システムを考え構築したり、機材全般のメンテナンスをしたり・・・と、ここで短く簡単に書けないほど、広く多技に渡ります。
この授業では、まず映像システム全般を学ぶのがその内容。番組制作には沢山のいろいろな種類の機材が必要になるのですけれど、それらを結ぶ沢山のケーブルには、さらに様々な種類の信号が通っているのです。これらを基礎から学んで、やがて学生自身が映像システムを構築して、番組制作を可能とする環境を整える、こういう授業です。
もちろん、いきなり規模が大きい高機能のシステムを作る、というわけではないですが、1本でも結ぶケーブルを間違えると、もう、その時点で、システムとしては正しく機能しないですからね。すべてを完璧に理解するという能力が、必要になります。