2012年11月 のアーカイブ

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決して、そうは良くない写真ですし、奥は薄暗い感じ。左上の写真。
けれどもしかし、何となく本格的な、テレビスタジオでの本番っぽい雰囲気は、伝わるでしょうか。
右の写真。テレビカメラの脇で、フロアーディレクターが、出演者に「指折り」して、時間をアナウンス。
これをご覧いただくと、その空気感が解りやすくなるでしょうか。
 
左下の写真。司会(MC)を担当する出演者の方と、インカム(インターカム)をした学生と
それを近くでフォローする担当職員の様子。
そして、サブコントロールルームでの、ディレクターやタイムキーパーの学生などなど。
 
10月10日に紹介した、放送芸術科の実習授業「スタジオ番組制作」。
ドンドンとステップアップして、内容も勉強・経験する事も
本格的になってきているわけです。
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今回紹介するのは、放送技術科1年生の授業「ENG実習」。
「ENG」とは、「エレクトロニクス・ニュース・ギャザリング」の頭文字をとった略称。
名前だけ見れば長めですしね、少々仰々しいのですが
要するに、映像音声の記録メカニズムと記録媒体が一体化された、放送業務用のビデオカメラ。
昔は、電気を使用しないフィルムカメラであったことから
「エレクトロニクス」というタイトル付きなのです。
 
ということで、この授業はENGカメラの操作や、撮影に関わるテクニックを学ぶ授業。
三脚やカメラなどの操作放送は、既に学習済みですからね、そこで今回は、実践編! 
比較的「光」「コントラスト」的に撮影条件が厳しい、屋外での撮影実習です。
 
左下の写真、学生が持つ小さなパネルの様な物は、「グレースケールチャート」。
カメラに、白色の定義を与える「ホワイトバランス調整」のための物です。
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「東放学園専門学校の学園祭らしさ」を大いに象徴とするのが
学園祭模擬放送「東放チャンネル」。
もちろん、模擬ですからね、実際に電波に載せて放送するわけではないですけれど
その過程は、かなり本格的。
1日7時間30分を2日間に渡って、館内のおよそ40台のテレビモニターに向けて放送。
そして、CM部分以外は、すべて生!
そうなると、番組毎や番組中の短時間で
美術セットや照明などの大規模転換が、頻繁に発生するわけです。
言わずもがな、すべて学生が中心になって行う事。
 
そこで今回は、音楽番組中の美術照明転換の作業の様子を、動画でご覧いただきましょう。
美術(大道具)はテレビ美術科、照明は照明クリエイティブ科の学生です。

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学園祭の撤収作業も無事に終了。
今日の27日火曜日は、振替休日で、学校はお休みです。
今年初の試みの、「電波祭 Facebook」も大勢の方がご覧いただき、そしてそれは
東放学園のUSTREAM「TOHO Channel」も同様。
皆さん、ありがとうございました。
 
学生の意気揚々とした活躍ぶりを捉えた写真は沢山ありますからね
今後の年末から年始にかけて
例によって、ゆっくり少しずつ、こちらで紹介していきます。
ぜひ、ご覧ください。
まずは、81枚マルチの小さな写真で、雰囲気を感じていただければと思います。

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東放学園専門学校 学園祭「電波祭」17時まで開催!
最新の様子は、こちらでご覧ください。
東放学園専門学校 電波祭専用Facebook
http://www.facebook.com/denpasai.toho
登録しなくても、ご覧になれます。

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東放学園専門学校 学園祭「電波祭」本日、華々しく開催です!
 
左上の写真は、開会式の様子。
模擬店などの参加団体が一同に集合し、お店をアピール。
 
右上の写真は、2日間で15時間生放送!の「東放チャンネル」
「東放サーフィン」の撮影中の様子。
1台のカメラに、照明・音声・制作・映像のスタッフが活躍。
もちろん、学生ですよ!
 
これらの、スタッフの活躍、そして、学園祭の模様は
USTREAMで配信中!です。
どうぞ、ご覧ください。 
http://www.ustream.tv/channel/toho-channel
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東放学園専門学校 学園祭「電波祭」!
開催日は、11月24日(土)25日(日)です。
そして、今日23日(金)は、祝日の中、学園祭準備の2日目。
催事の目玉の1つ、本校ならではの、「東放チャンネル」生放送ですが
テレビだけではなくて、ラジオ放送も。
左上の写真は、ラジオスタジオ「SKY Studio」で、放送音響科の学生がスタンバイ中。
 
一方、職員が出店する1つには、フリーマーケットも。
右上の写真は、ある職員が提供した商品だそうです(笑)。
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左上は、「美術研究会」のお店、準備中の様子。
さすが!美術研究会、テレビ美術科の学生ですからね
早々に完成度が高い状態に。
右上は、「Club YAKE」。照明のデザインが効いている内装です。
 
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そして、左上は、テレビスタジオのサブコントロールルーム
東放チャンネル(模擬放送)リハーサルの様子。
右上は、東放チャンネルの制作スタッフ。控え室の光景です。
 
そして、下の写真、Cスタジオでは、ライブのリハーサル。
出演者は、本学校長を中心に、職員TAなのです!
 
さあ、いろいろ盛りだくさんの「電波祭」。
24日・25日の土曜日・日曜日には、本校へ、ぜひ!お越し下さい!

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いよいよ! 東放学園専門学校 学園祭「電波祭」の準備開始。
定常的授業はお休みとして、学生の大勢、いや、学校全体が
学園祭一色に染まります。
上の写真は、電波祭の大きなメダマでもある模擬放送「東放チャンネル」のブリーフィング。
大教室ですけれど、椅子は満席、廊下に人が溢れるくらいの、大勢のスタッフが集まりました。
この他にはもちろん、学園祭実行委員の学生、各模擬店参加団体の学生がいるわけですからね
スタッフの総勢は、もの凄い数になります。

 
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左上の写真は、今回の大規模リニューアルで、広く綺麗になったAスタジオ。
放送技術科の学生が、使用する機材のスタンバイをしているところ。
 
右上の写真は、照明クリエイティブ科の2年生と1年生による打合せ。
右から2番目に写る先輩2年生が、後輩に指示をしている様子です。
 
下の写真は、いずれも、テレビ美術科の学生。
左下は、テレビスタジオで、番組で使用する美術セットを建て込んでいる様子。
右下は、場所が変わって、イベント会場で使用する美術セットの建て込みです。
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開催日が迫ってまいりました! 東放学園専門学校 学園祭「電波祭」。
学生がデザインしたポスターも、見事完成。
校舎内や駅周辺の店舗などに掲げられて、学園祭ムードが強まってきています。
 
また、開催の2日間は、合計15時間の「生!」模擬放送「東放チャンネル」も。
番組内容から学生が考え、スタッフももちろん、全員学生。
その番組表も完成しました。
 
開催日は、11月24日(土曜日)と11月25日(日曜日)でございます。

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続いて、スタジオフロアーの上、サブコントロールルームの様子。
照明クリエイティブ科1年生「テレビ照明実習」です。
サブコントロールルームには、照明調光卓が。
沢山の灯体(ライト)を、個別に、あるいはグループ化して、調光操作などを行うための機器。
上の写真2枚は、それらの操作のために、まずは、機器の設定をしている様子。
 
そして、下の写真は、その設定が終わった後の「点灯チェック」の最中の様子。
設定が間違っていないか、ということはもちろん
電球内にある、フィラメントの破断(球切れ)が発生していないかどうかをチェックするためです。
言わずもがな、何事にも確認が大切。
こうした細かな作業の先に、素敵な完成と達成があるのですしね。
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写真は、照明クリエイティブ科1年生の「テレビ照明実習」。
テレビスタジオで、照明を仕込んでいる様子を、バルコニーから俯瞰アングルで。
安全を確保するため、ヘルメットを被っての作業ですし、灯体(ライト)は黒色ですしね
完成後の「華やかな光の世界」を容易に想像させない光景ですけれど
このような不断の努力が、間違いなく、その華やかさを達成させる事に繋がるわけです。

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学生のうちに、勉強するべき事というのは沢山あるのですが
いわゆる「場数をこなす」という事は必須でしてね
一見単純に見える作業であっても、そこには、数えきれないほどのノウハウが伴いますからね
その「数」で、ノウハウの一つ一つを、着実に体得していくわけです。
 
快活に作業に勤しむ学生ですが、ヘルメットの他のもう1つの特徴が、服装の黒色。
着替えの服というか、作業用の服を持ち込んで、授業に望んでいるのですが
それは、灯体が黒色である事(一部を除く)と、同じ道理。
つまりは、目立たぬように・・・、ということなのです。
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この「Inter BEE 2012」は、一般社団法人 電子情報技術産業協会が主催。
今年の3日間の登録来場者数は、なんと31,857人。
出展者数は、871社(主催者公式発表)にのぼる、巨大イベントです。
 
続いては、「Canon」のブース。
いわゆる「デジタル一眼レブカメラ」では、国内ではトップシェアのメーカーですからね
放送(テレビ・映画)用レンズや放送業務用カメラも多数の製品が。
本校が所有するテレビカメラ用レンズ、およそ30本が、こちらの製品なのです。
右上の写真は、多数のテレビ・映画撮影用のレンズが、ズラリ!とレイアウト。
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左下の写真。スタジオカメラに使用する「ペデスタルドリー」やクレーンカメラを製造する
昭特製作所のブース。
カメラを操作したり、背を向けているのも、本校放送技術科の学生でございます。
 
右上の写真。放送・映像製作関連機器の展示会ですからね
カメラやレンズなどの映像機器だけでなく、照明や音声関連機器の展示ブースも。
家電製品と同じく、LEDを光源とする器具が、多数展示されていました。
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今年のInter BEE、「4K」映像の関連機器の展示がとても豊富。
映画の分野では、既に活躍していますが、これからは、テレビの分野でも、一層普及するでしょうね。
そんな中、「8K」関連機器の展示も。
精細度(画素数)の表現である「4K 8K」の詳細は割愛しますが、今のテレビは、ほとんどが2K。
それが8Kになると、精細度は16倍に!!
「人の分解能」の限界に近づきます。
 
(プレス登録・撮影許可を得ての撮影です)

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さて、上の1枚目の写真。
広い展示場のような場所の中に、カラフルな電飾が方々に見えたり・・・
よーく見ると、車が停まっているのが見えたり・・・。
しかし、遠くに写るものを見ると、「TOSHIBA」「Panasonic」の文字が!
そう、実はですね、11月14日から、千葉県にある幕張メッセで行われた
「Inter BEE 2012」の様子です。
このInter BEEは、国内外の放送関連機器を扱うメーカーや各機器の展示会。
特に、日本の各メーカー製の機器は、世界中のどこにでもあるのでして
国際的にも、極めて有名な、巨大な催事なのです。
今回は、その会場からの、簡単なレポート的紹介を。

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オーディオ・ビジュアルやPCなど、デジタル家電の巨大メーカ「SONY」。
もちろん、放送関連機器でも、世界的に有名。本校にも、数えきれないほどのSONY製品があります。
そして、会場内は、業界関係者や技術者でいっぱい!
お世話になっている各企業の方々や、本校の卒業生で現場で活躍している人の姿も。
そんな中、本校の放送技術科の在学生も! 右上の写真。
 
左下の写真。
放送関連機器のメーカーとしては、世界的に有名な「池上通信機」のブース。
その一角、VE(ビデオエンジニア)が頻繁に使用する機器を勉強中の学生が、こちらにも。
右下は、イギリスにある、三脚を中心とした機器を販売するメーカーの「Vinten」。
事件事故や、政治家の記者会見などの場で、必ずと言って良いほど使用されている製品。
本校でも、およそ10式が、実習用機器として活躍中。
(プレス登録・撮影許可を得ての撮影です)
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そして、この日の、学校の一部分を出版社に見立ててのロケーションですが
実は、校舎館内に、スタジオ・サブコントロールルームからの映像や音声の回線が用意されていて
10月29日に紹介したような、仮設の映像・音声ベースを設けない方法でのロケなのです。
 
4枚とも、本番中に中に撮影した写真。
特に、下の2枚の写真。放送音響科の学生が、ミキシングコンソール(ミキサー)でミキシングの様子。
左の真剣な表情をご覧いただくと右の写真、実際には見えていない筈の
にじみ出る汗や震える指が、まるでオーパーラップされるように・・・。
一発勝負の責任感が、伝わってきますよね。
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