2010年6月 のアーカイブ

 今日の動画は、「番組制作実習」の本番前の様子。
 首にかけたり、頭にかけたりしているインターカム(スタジオフロアのスタッフとサブコントロールルームのスタッフと会話をするための機器)をしているのが、フロアディレクター。それ以外の人が出演者です。 
 本番前に出演者同士で打合せをして、話の内容や動きなどを確認。当然、番組のディレクターや、スタジオフロアのスタッフをまとめて、全体を進行させるフロアディレクターも、それに参加し打合せをして、最終確認をしています。番組を円滑に進めるためには大切な事なんですね。

 随分と「和気あいあい」として、楽しそうに見えるのは、基本的には学生同士であり友達同士である、学校ならではの光景でしょうか。
 けれど、学生だろうがプロだろうが、お互いが良好な関係だと、番組作りもスムーズに進むことには、間違いありません。

夕方の「色々』

2010年6月29日 実習風景

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 写真は、今日の「番組制作実習」。一見、そうは見えないのですけれど、実は上下2枚とも、今日撮影した、1つの番組中の光景です。
 ご覧になれば解ると思うのですが、上の写真が「昼間」の設定、下の写真が「夕方」の設定。置かれている美術セットの色が変わったのではなくて、それらを照らしている照明の色が違うのです。 
 
 ただ、夕方だからといって、単純に夕暮れ色にすれが良いというものではないのですね。
 日本での夕方は、西の空が朱色で東の空が濃紺。つまり両色のコントラストで、我々は夕暮れを認識していますし、太陽が傾く、つまり影の長さでも夕暮れを認識しています。
 従って、青く見える部分を残さないとリアルな感じに欠けますし、影を長くしてコントラストを明確に見せないと、やはり、何だか妙な夕方になってしまう。
 単純に色を変えたり明るさに配慮するだけが、「照明」ではないのですね。
 
 

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 昨日記事に続いて、「オープンキャンパス 体験入学」のヒトコマ。参加した高校生の方を、許可を得て撮影させていただきました。
 まさに、テレビカメラマンを体験している最中です。

 やってもらっている側の発言としては、「いかがなものか」と思いますが、生まれて初めて触るテレビカメラ、やはり緊張しますよね。
 けれどもしかし、むしろ緊張が正解。プロのカメラマンでも、本番中は緊張しますから。
 まあその・・、人にもよるか、とは思いますが、緊張し高揚すると、難しいカメラワークも、かえって「ウマくいく」という場合もあり、です。


 
 
 今回、紹介する動画は、本日行われた「オープンキャンパス 体験入学」のリハーサル中、4台のカメラ映像のマルチ画面。これを、ビデオカメラで再撮したものです。
 各窓の左上の数字がカメラ番号、その横に断続的に入る赤いラインが、ビデオスイッチャーで「選択されている」という意味を示すマーク。4cam-1cam-3camの順に切り替っていますね。
 特に、途中2camの映像に4camが動きながら撮影している様子が解ります。

 歌手は、放送芸術科の2年生。振り付けも含めて、かなり本格的。元気に歌っています。
 

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 今まで、学校の所在地である東京都杉並区のイベントから、世界の有名なアーティストが出演するサマーソニックまで、学生スタッフを中心として、様々な形で協力し参加しています。

 今回紹介する「YHMF 横浜ハイスクールミュージックフェスティバル」は、それらの1つ。横浜アリーナでの決戦大会の他、本日行われたライブ選考会も、本校の学生がテレビ放映用の撮影収録スタッフとして協力しました。

 上の写真は、普段、あまり目にすることがない、ステージの上手袖(客席から見て、右奥)からのアングル。出演者の熱気、スタッフの躍動が、間近に伝わってきます。
 
 そして、下の写真が、会場の客席背後にある、PAミキサー(客席向けのスピーカーからの音を調整する機材)の、真上からのアングル。ツマミもボタンもランプも沢山並んでいて、カッコいいですね。
 

お互いの理解

2010年6月25日 実習風景

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 昨日に引き続いて、フロアーディレクターの紹介。リハーサルの合間に、写真向かって左側の出演者に、進行に関わる説明をしているところです。

 サブコントロールルームに居る、ディレクターからの指示を受けたり、あるいはフロアーディレクターが自ら考え判断したりして、適宜、出演者に説明。いわずもがな、スタッフ側の思惑と出演者の意思、これらのコミュニケーションが、番組制作には欠かせません。お互いの理解が、「作品の出来」を左右するからですね。 

 
 
 今日は、当ブログ初の動画でのご紹介。 
 「番組制作実習」リハーサル中の、フロアーディレクター2名の様子。 
 手で、あるいは指で、クルクル回しているのは、「マキ」の合図。
 サブコントロールルームで時間の管理をしているタイムキーパーやディレクターからの指示を受けて、出演者に「進行を速めてください」というお願いをしています。 
 本番中はスタッフは声を出せませんからね。このようにして、表現するわけです。

実は単純でない

2010年6月23日 実習風景

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 写真は、「番組制作実習」のリハーサル前。
 スタジオフロアの音声を担当する、東放学園音響専門学校 音響技術科の学生が、出演者の1人に、ワイヤレスピンマイクをつけているところです。
 
 「ピン」という言葉のように、視聴者に対して目立たせないように、出演者にもあまり意識させないように、小さなマイクの構造になっています。 
 ワイヤレスといっても、当然、マイクと電波を送信する機器の間にはケーブルが存在するわけで、ケーブルを見せないように、送信する機器も見せないように、そして、マイクは適切な位置に付けなければならない。マイクを付ける、という、一見単純な作業のようでも、いろいろと工夫が必要なんですね。
 それぞれに違う、出演者の衣装に合わせて、そして、短時間で付け終える。ここに、奥深いノウハウが存在します。

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 まあ、その、スタジオカメラ(テレビカメラ)が黒っぽくなって、「カッコいい」「カッコ良くなった」という感想をいただくことが多いのです。SONYの標準色だと、白っぽい色であるところを、仕様変更してもらい、「SONYブラック」という塗色にしています。
 けれどもしかし、いざ、写真を撮ろうと思うと、背景の明るい部分に対して、黒く暗くなってしまう(笑)。それこそ、テレビ番組の、たとえば、「ラーメンの湯気当ての照明」のように、専用の照明を灯したいと思う、そんな今日この頃です。
 
 写真は、今日の「番組制作実習」。今回の内容は、まさにこの「番組制作実習」をテーマとして取り上げる、というもの。 企画から内容や構成を考えるのは、放送芸術科の学生なのですが、15分という時間、そして、授業ならではの制約がある中で、いろいろと頑張って良い作品を制作しています。
 

突き抜いた表現

2010年6月21日 雑感

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 今日の夕方、ふと窓の外を見ると、全体的にオレンジ。空気までオレンジ色に染まったのか?と思うくらいの光景でした。
 慌てて校舎の屋上階へと昇り、そして西の空を観ると・・・。

 こういう夕空は、見える範囲、隅々まで晴れていても見えない、もちろん厚い雲に覆われていても見えない、湿度が低くても見えない、空気の透明度が高くても見えない。1年を通しても、頻繁に見られるものでもないのですよね。しかも、太陽が沈む寸前に見える。その「寸前」ほど、オレンジ色に色濃く輝くわけです。
 様々な条件を突き抜いて表現されたような、光景、ですね。