2010年6月23日 のアーカイブ
写真は、「番組制作実習」のリハーサル前。
スタジオフロアの音声を担当する、東放学園音響専門学校 音響技術科の学生が、出演者の1人に、ワイヤレスピンマイクをつけているところです。
「ピン」という言葉のように、視聴者に対して目立たせないように、出演者にもあまり意識させないように、小さなマイクの構造になっています。
ワイヤレスといっても、当然、マイクと電波を送信する機器の間にはケーブルが存在するわけで、ケーブルを見せないように、送信する機器も見せないように、そして、マイクは適切な位置に付けなければならない。マイクを付ける、という、一見単純な作業のようでも、いろいろと工夫が必要なんですね。
それぞれに違う、出演者の衣装に合わせて、そして、短時間で付け終える。ここに、奥深いノウハウが存在します。