2012年10月 のアーカイブ
「放送技術科」だからと言ってですね
常に機材機材と、機材の使い方ばかりを勉強しているわけではなくて
むしろ、学生時代にしか勉強というか経験できない事も、学ぶ必要があるのです。
この授業、最終的には作品を完成させる、というのが目的ですが
ただ撮影をしたり編集をしたり・・・という技術的な部分だけではなくて
企画や作品の構成を考えたり台本を書いたり、リサーチをしたり撮影許可のお願いをしたりという
つまり、制作的な作業も勉強して経験します。
なぜならば、少なくとも、制作系のスタッフの一連の作業や、その背景にある苦労だけでも知る
これは、将来技術職に進む学生だからこそ、とても大切な事だからです。
それぞれの写真は、グループ毎に分かれて、作品の企画会議を行っているところ。
言わずもがな、みんなで意見を出し合うということも、大事ですね。
本校には、それぞれの志向にあった学科科目の他、所属する学科に関係なく
様々な役割・ジャンルにおける、グローバルな知識を習得できる授業もあるのです。
今回紹介するのは、沢山ある、そのような授業の中の、その1つ
「ドラマ講座」でございます。
この授業、今回は特別ゲストをお招きしての内容。
株式会社TBSテレビ ドラマ制作部 参与 清弘 誠 氏です。
清弘氏は、ドラマの、特にディレクターとして、長年に渡り活躍されてきた方でして
1986年の「男女7人夏物語」「塀の中の懲りない面々」
そして、「AD・リターンズ-1人の女も幸せに出来ない男にラブストーリーが演出できるか!」
最近では、「渡る世間は鬼ばかり 二時間スペシャル」・・・
携わったものは、もちろん、ここには書ききれない程の、作品数なのです。
聞き入る学生は、将来、カメラマンや編集マンなどを目指す、放送技術科の学生達。
これらの、それぞれの写真をご覧いただければ
学生の熱心度は、あえて説明するまでもないでしょう。
「勉強になる」という一言では済まされない、素敵なお話を伺いましたけれど
まあ、慎んで、内緒にしておきましょう。
そして、「ベース」と呼ばれている部分。
一口に説明するのは、ちょっと大変なのですが
撮影された映像を調整・収録したり、収められた音を調整したり
それらをディレクターが確認しながら、各スタッフに指示を出し、演出をしていく・・
という部分・システムです。
一段目左の写真。右に置かれている各機材に向かっている学生。
一段目右の写真が、ディレクターとタイムキーパー(TK)の学生。放送芸術科の学生。
二段目左の写真は、映像ベース。映像モニターやVTRなどが置かれている部分。
放送技術科の、VE(ビデオエンジニア)を担当する学生。
二段目右の写真は、カメラ(レンズ)のアイリス(絞り)を制御している様子です。
下段左の写真は、音声ベースを脇から。放送音響科の音声担当。
右の写真同様、手の指の先には、収録される音量をコントロールするツマミがあるのです。
これに、10月6日に紹介した照明のスタッフが加わり、ベースの機能と作業が構成。
出演者の想いや、様々なスタッフの意気込み。
このような「気持ち」を「結晶化」させる
つまり、実際の「形」に変えていく、大切な部分なのです。
一見、ダイナミックチェンジには見えない「東放学園」のサイン。
けれどもしかし、よーく観ると、フォントがシャープなデザインに。
そして何と言っても、以前の白色ではなく、黄色の光。
「赤・緑・青」の三原色LEDを光源としたサインに変わりました。
実は、リニュアル工事終了を前に、「東放学園の色」の調合・確認作業が行われたのでして
上段右は、担当業者の方がPCを使って、色の調合を行っているところ。
下段左の写真は、左から、学校法人東放学園の理事長
次いで、学園広報の職員とサインの担当者の方
そして、カメラを構えるのは、今回のリニュアル工事を担当した、本校職員でございます。
下段右の写真。PCの画面を撮影したものではなくて、実際に、光が灯るサインを撮影したもの。
光の三原色なので、どのような色でも、調合可能なのです。
さて、今後、どのような色に灯るのか。楽しみですね。
一色だけではないかも!? 知れませんしね。
スポーツ大会!その4
2012年10月24日 学校の様々
スポーツ大会!その3
2012年10月23日 学校の様々
「黄色いビル!」復活!
2012年10月22日 学校の様々
さて、スポーツ大会!の写真公開は、一旦お休みをいただきまして・・・
本格的な夏!と共に、本格的に開始された
東放学園専門学校 本館校舎「リニューアル工事!」。
関わる皆さんの、ご理解ご協力の元進めてまいりましたが
終わりが近づいて参りました。
囲っていたベール、いや、足場も、いよいよ撤去作業開始。
新しくなった校舎の外観が、徐々に見えてきました。
上の写真、校舎右よりに、縦一列に、規則的に並んでいるように見えるのは
足場の撤去作業に従事する、作業員の方々。
写真では見られませんけれど、全員がしっかりと「安全帯」をつけての
安全・確実、そして、スピーディーな作業です。
そして、一部が明らかになった状態が、下の写真。
ご覧いただければ一目瞭然ですが
「高速脇の黄色いビル!」が部分的に復活!したのです。はい。
スポーツ大会!その2
2012年10月20日 学校の様々
スポーツ大会!その1
2012年10月19日 学校の様々
1.2学年の、クラス総数より多い、31チームがエントリー。
この辺りも、スポーツを楽しみたい! と思う学生が多いことを、象徴としていますよね。
種目は、男女混合ソフトボールに、女子ソフトボール、そして、男子サッカー・女子サッカーの4種目。
もちろん、優勝狙い!かとは思いますが、「参加する事に意義がある」と、強く思うわけです。
学生の活躍、意気揚々とした表情、楽しそうな光景、これらを沢山ご覧いただきたいのでございまして
当ブログ掲載用として、およそ70枚の写真を選ばせていただきました。
今回は、わたくし撮影の写真は、一部のみ。大半は、横田香苗先生撮影の写真です。
それでは、開会式のパノラマ写真から、一挙公開!のスタートです。
前回に続き、制作演出・制作進行系スタッフの活躍。放送芸術科の学生です。
上段左の写真は、メイキングを担当している学生による、記録撮影。
授業が始まった4月から、準備期間中のすべてを、ビデオカメラに記録していたのですが
ロケーション本番は、デジカメで静止画記録。
そうかと思えば、右の写真。役者の方に、日傘を差してあげていますね。
下段の写真2枚は、いずれも制作進行を担当する学生。
左は、芝居で使用する「ラムネソーダ」の準備。
右は、メイクを担当する方がいらっしゃらない時に、代わりにヘアーメイクを施しているところ。
真剣な目つきが、とても印象的ですよね。
このようなスタッフの、それぞれの役割やフォローによって
1つの作品が、創られていくわけです。