2010年8月 のアーカイブ

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 引き続き、「ドラマ制作」ロケーションの模様4回目。
 
 「ベース」と呼んでいる場所。
 手前側から、制作(演出)、次いで映像、奥に音声と並ぶ。
 頻繁に多様に変わるカメラアングルの邪魔をしない、かつ、遠すぎず近すぎず、という場所に設ける。
 ここにも、ノウハウが伴う。
  
 
 
 
 その制作(演出)が座る所。
 ディレクターを担当する学生と、その両脇に「記録」を担当する学生が座っている。
 演技全般を始めとして、出演者の持ち道具や、たとえば衣装の汚れ具合など、細かい現象を記録していき、シーンやカット変わりを跨ぐ整合性をとる。
 
 
 
   
 
   
 神社の一角にある、「手水鉢」。
 どうやら、普段は使用されていないようだが、今回、撮影で使用するので、事前に洗わせていただいた。
 掃除係、なんていないので、制作スタッフやアシスタントディレクターが担当。
 
 
 
 
 
 
 ガンマイクを支え持つ学生。さらにそれを支え持つ、株式会社ブルの、プロの音声マン。
 学生が主役の実習中、「ここぞ」というところで、手を差し伸べてくれる。有り難い心強い存在である。
 
 
 
 
 
 
 
 ガンマイクを持つ、その学生のツーショット。
 ロケーションを始めて数日で、随分と立派な体勢となり洗練された。
 1つの目的に対して、合理的な手段を採ろうとすると、その方法は、両者おのずと同じになる。
 
 
 
 
 
 
 先日紹介した、傾斜地のカメラポジションを別アングルから。
 液晶テレビモニターをチェックする職員、島﨑とカメラマン。カメラマンとカメラを支えるカメラアシスタント。
 普段、何気なく観ているテレビドラマ。このような厳しい環境で作られ、笑いを誘い感動を生む。
 
 
 
 
   
 
 少々特異なカメラアングルの2つ目。
 撮影用に作られた壁。しかし、それは接着できない。だから、手で支え持つ。
 けれどその奥からは、レールを進むテレビカメラが移動してくる。
 すると、こうなる。
 
 
 
 
 3つ目。
 ジャンケンをする子供達を、「真アオリ」のアングルから。
 5人すべてを画面に収めるために、専用の広角レンズを用い、およそ30センチの高さの箱の上に、子供達に立ってもらっている。そして、その箱をしっかりと支える学生スタッフ。
 囲まれているのが、カメラマン。
 
 
 
 
 
 映像を調整したり監視したり、収録機器の操作をしたりする映像ベース。
 担当しているのは、VE(ビデオエンジニア)の学生。
 右手でVTRを操作し、左手でCCU(カメラ制御機)のアイリス(レンズの絞り)を操作し、けれど、目線は大事な液晶マスターモニターに。
 出演者を含めた大勢のスタッフの努力が、このスタッフの手にかかり、収束する。
 
 
 
 
 出演者の子供達の衣装に、「汚し」を入れている、衣装担当とアシスタントプロデューサーの学生達。
 出演者が位置についてから、カメラリハーサルが始まるまでの短時間での、手早い作業。
 どこかで観た、あのドラマのあのシーンのあの汚れも、きっとこうして作られている。
 
 
  
 
 
 出演者が口にするアイスキャンディーを用意する、「消え物」担当の学生2人。
 このロケーションで、少なくとも50本以上のアイスキャンディーが用意された筈。
 向き合う2人は、同じ色のシャツ、そして同じ体勢。2人の仲も、たぶん良い。
 
 
 
 
 
 頭を手前に向けて仰向けになっているのが、出演者。
 その左上に見えるのが、太陽光をマイルドに拡散させるもの、右に見えるものが、太陽光を反射させるためのもの。
 照明のスタッフが、この2つの細かい角度などを調整する。
 
 

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「ドラマ制作」のロケーション3日目の模様。
 
 集合時間前の、静かなひととき。
 学生の活躍ぶりや表情を、デジカメで記録している、ティーチングアシスタントの女性職員。
 けれど、この写真の時、木に登っている学生を撮っているわけではない。
 
 
   
 
 
 撮影用のレールドリーのレールのスタンバイ中。
 これをやると、「平らな所って少ないな」と感じる。
 下に敷かれている木片は、「水平」ととるための、専用の道具。
 
 
 
 
 
  
 
 その、レールドリーでの撮影中。
 出演者に合わせたカメラワーク、カメラワークに合わせた台車の操作は、難しい。
 「動いている」ということを、過度に意識させないように。
 
  
 
 
 
  
 
 
 カメラに付けられた液晶テレビモニターを見つめる、ドラマのベテランである島﨑と、チーフアシスタントディレクターを担当する学生。
 立場や経験の違いほど、真剣に見入る姿は、変わらない。
 
 
 
  
 
 
 
 「撮る」スタッフがいれば、さらに、それを撮るスタッフもいる。
 記録用の動画撮影をしている、ドキュメント担当の学生が右に。
 どちらも「観てもらう」ための撮影。
 
 
  
 
 
 
 
 炎天下の中、出演者やスタッフに冷たい飲み物を用意する、制作担当の学生。
 見ている方向には、数多くのスタッフがいる。
 果たして、その何を見て、その何を感じているのだろうか。
 
 
 
  
 
 
 その飲み物を補給したり、虫除けスプレーを用意している、制作担当の学生。
 大半の学生スタッフに、背を向けているのが象徴的。
 まさに、ひたむきな努力、である。 
 
 
  
 
 
   
 
 
 渡した飲み物を、飲み終えるのを待っている学生。
 空のコップを受取るため。
 渡す事と受取る事は、セットで行われる。
 
 
 
  
 
 
 
 やはり、制作担当の学生達。
 ぶら下げている名札は、本人の名前ではなく、出演者の名前。ドライリハーサルや動きのテストを行う時の、出演者代役の学生。
 撮影をスムーズに進行させるための、大事な役割である。
 
 
 
 
 
 
 撮影の合間を狙って、すかさず、出演者に日よけのパラソルを出す、制作担当。
 「ひとつのものを作る」ためには、欠かせないスタッフ達。こういう人達に支えられて、良い作品が作られる。
 そう自覚すると、その誰もが、脚光を浴びる。

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 実習授業「ドラマ制作」ロケーション2日目。今日は、まず府中市内のある駅前から開始。
 
 
 朝、7時30分。機材車やマイクロバスなどの「本体」が到着する1時間前。しかし、早いスタッフは既に現地に集まりつつある。
 この「早く来る」ということは大事。電車の遅延時間を見越して、というレベルの話ではない。始まるまでの、余裕の時間が与える良い影響は大きい。
 

 
 
 
 まずは、カメラや各機材を使用しない「ドライリハーサル」で、出演者の立ち位置や動きを確認。演出・カメラ・音声・照明などの各チーフのスタッフが参加。この後、即座に撮影の準備に入る。
 
 
 
 
 
 
   
 駅舎の改札付近でも、撮影。
 もちろん、ロケ場所は、事前に交渉をして撮影許可を得ている。けれどもしかし、許可を得ているとしても、可能な限り、一般の人を邪魔しない、という工夫と努力は必須。
   
 
 
 
 
 
 
 日野市内へ移動中の、電車内。
 授業に参加する学生などは、総勢100名以上。機材車やマイクロバスでの移動の他に、電車などで移動するスタッフもいる。
 カメラに向かってポーズを決めている学生達。早朝から、ひと仕事終えている割には、明るくて元気が良い。
 
 
 
 
 
 照明担当の学生と、長年に渡り現場で活躍している、本校の講師。
 自然に明るい日中の撮影でも、照明は欠かせない。
 肉眼での「見え方」とカメラを通しての「映像」の間に、違いがあるからだ。
 
 
 
 
 
 
 ある専門学校の敷地内での撮影も。
 各スタッフの準備と、ドライリハーサルの同時進行。
 いわゆる「OL風」の女性2人は、授業に参加している、学生エキストラ。衣装がもの凄く似合っていた。
 
 
 
 
 
 
 音声のスタッフ。 
 比較的遠くの音を収めるのに適しているガンマイクを、出演者に向かって支え持っている学生。その学生にアドバイスをしてくれている、株式会社ブルの方、そして、出演者が付けているワイヤレスピンマイクの受信機を、頭の上に持つ学生。「頭の上」は、受信感度を維持するため。
 
 
 
 
 
 本番撮影直前に、リーダー(カチンコ)をレンズ前にかざす、アシスタントディレクター。 
 S:シーンナンバー・C:カットナンバー・T:テイクナンバーが記されている。
 様々な理由による、撮り直しが生じると、このテイクナンバーが増えていく。2回目の撮影だと、「T-2」と表記。
 
 
 
  
 
 
 この実習授業全体を率いている、本学園顧問の島﨑が見ているのは、テレビカメラの上に取り付けられている液晶モニター。
 この液晶モニターで、カメラマンや各スタッフに指示を出したり、出演者の演技指示をしたりする。

 
 
 
 
 
 
 2日目最後は、同市内の河川敷。主役の出演者の歩行シーンの撮影。
 各シーン毎に、「この場所で撮影すること」「この時間に撮影すること」「この順番で撮影すること」すべてに、意味がある。どれも必然。
 そして、このドラマのタイトルは、
「五十五歳の夏休み」。

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 いよいよ、「ドラマ制作」の本番。3日間にのぼるロケーション(ロケ)の様子を、お伝えします。今回は、まずその第一弾。
  
 
 
 
 機材やロケ資材を運搬車から降ろして、撮影準備。川崎市内のある場所の朝。
  
 
 

 
 
 ロケでの本拠地にあたる、映像・音声ベースなどを仮設。
 機材に支障をきたす、埃や虫、湿気対策のため、下にはブルーシートで養生を。
 
  
 
 
 
 
 道路使用許可を得て、周囲の街路でも撮影。スタッフが沢山写っているが、全体の一部。パラソルを持っているのは、制作スタッフ。主に出演者の日よけ対策のため。
 ドラマの「チーム」とは、このようないろいろな目的を達成するための、スタッフの集合体である。 
 
 
 
 
  
 
 
 階段の途中から写真右方向にいる出演者を、撮影しようとしているところ。
 2人のスタッフが持っている棒は、出演者の声を収音するためのマイクを取り付けてられている、「サオ」。
 
 
 
 
  
 
 
 カメラは実は、階段途中ではなく、その外の傾斜地に。
 危険でなく、かつ、カメラが安定的に設置できる条件などを満たせば、場所を選ばない。
 
 
 
 
 
 
  
 
 音声ベースを横から。収める「音」を調整するための「ミキサー」はいくつかある。それを必要に応じて、分担したり交代したりしながら、学校職員も担当。奥の女性が学生の音声スタッフ。
 共通していることは、「目」の真剣さ。
 
 
 
 
 
 
 準備中の、音声を担当するスタッフ達。この中には、指導を担当する、株式会社ブルからの2名の方も。
 前日、あるいは次の日には、実際のテレビドラマの音声を担当している筈の方々。忙しい合間をぬっての協力。有り難い限りである。
 
 
 
 
 
 
 
 中央やや左に見えるのは、サッカーボール。上の写真の階段から、ボールを降ろすテスト中。
 降ろす場所、弾み方、転がる方向にも、意味がある。
 
 

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 そして、今日の「ドラマ制作」は、まずは子役の方々の立ち稽古から。
 
 
 1枚目の写真は、壁に貼られた撮影現場の写真を見せて、現地の様子の説明をしている様子。担当している、元TBSの島﨑やディレクターを担当する学生などから、情景の詳細が伝えられています。カワイイ子役の皆さん、熱心に聞いていますね。
この後は、撮影場所の神社や境内に見立てた机や椅子などを使っての、立ち稽古も。 
  
 

 一方、カメラマンなどを担当する放送技術科の学生は、ロケーション中の難しいカメラワークの練習。何人かの学生が、代わる代わるおよそ5時間ほど。随分と上達したことでしょう。素敵なカメラワーク、見せてください。
 
 
 
 
 
 真剣に勉強しているように見える、3枚目の写真の学生。台本に書かれた、島﨑が作ったカット割(どの台詞どの演技で、どのアングルどのサイズで撮影するのか等を記したもの)を、自分の台本に書き写しています。
 実際のプロの現場では、コピーされたものが、各スタッフに配られますが、ここは学校。自分で「書き写す」ことでも、とても勉強になるのです。とにかく、自分でやる、ということが大事。
 
 
 
 
 4枚目の写真。準備を終えて、ほとんどの学生が帰宅した、制作・演出担当の学生の、スタッフルームのホワイトボード。
 下の方に書かれている通り、実は、明日と明後日がロケーションの当日。
 写真手前には、「4つ」の「がんばろー!」が書かれています。
 社会に出る直前の夏、それは、学生としての最後の夏。良い想い出になるように、学生全員に期待したいですね。

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 昨日の「ドラマ制作」、立ち稽古に続く午後は、実際に現場で活躍しているプロの方を招いての勉強会とシミュレーション。
 
 
  技術系では、株式会社東通様から、ビデオエンジニアを担当されている方、そして、株式会社ブル様からは、昨年からお世話になっている、テレビドラマのミキサーを担当されている方が、この他に、テレビドラマの記録を現場で担当されている方が、いらっしゃいました。
 

 まずは、音声やVE VTR、記録の各パートに分かれての説明と勉強会。基本的な事項からさまざまなノウハウ、VTR記録表の書き方や、ガンマイクの使い方などを伝授。学生に対して、非常に丁寧に、説明をしていただきました。とにかく、大変貴重な時間。
 
 
 
 その後は、実際の出演者の方々と共に、ロケーションのシミュレーションを実施。具体的な制作や技術の手法というよりかは、撮影の進め方、作業の仕切り方、撮影から撮影までの流れの体験。どのような手順で、どう円滑に撮影を行っていくのかを、実践形式で学びました。

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 いよいよ、間近となった、放送芸術科・放送技術科・放送音響科・照明クリエイティブ科・演出デザイン科(今年度1年次よりテレビ美術科)以上、本校の全学科の希望者が参加する「ドラマ制作」のロケーション。

 今日からは、撮影に向けた本格的な準備・練習作業が始まっています。

 まずは、出演者の「本読み」。ロケ場所を事前に撮影した写真を見てもらい、雰囲気を感じてもらい、台詞の言い回し、間合い、抑揚など、机上で演出。

 その後、教室を演技・撮影場所に見立てて、「立ち稽古」。こうして演技の練習と演出をしていきます。
 また、出演者が手に持ったり使ったりする「道具」も準備。なるべく、実際の雰囲気に近づけて、稽古を進めていくわけです。
 

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 照明クリエイティブ科と放送技術科の2年生が参加する実習授業「野外ライブゼミ」の写真集、第二弾。

 1枚目の写真は、仮設の発動発電機。略して「発々」。4000ccのディーゼルエンジンの動力を、電気に変える装置。小さいものでは、お祭りの屋台用から、巨大コンサートライブまで、幅広く使用される。この2機で、一軒家8軒分以上の電力をまかなう。すべて照明用電源。
 
 2枚目。リハーサル時の、映像音声ベース。本校のVE(ビデオエンジニア)実習の授業を担当する講師の先生と、VE/VTRを担当する学生2人。通常の実習授業の他、言わば、このような「現場実習」で得るものは、計り知れないほど多大。
 
 
 そのVEのスタッフが担当する、テレビカメラの「カラー調整」中の3枚目。写真上に少しだけ見えている「グレースケールチャート」を撮像し、カメラの調整作業を行う。
 その間、カメラについていなければならないが、絶対に動かせない。そんな中、カメラマンの1人、「影絵で、ヤカン」。そしてこの女子学生、手先が器用なのか「マジック」が得意らしい。
 
 
 
 
 4枚目。本番中のカメラマンの姿。
 照明で、赤く染まる。この色は、カメラマンの熱意の象徴か。
 
 
 
 
 
 
 5枚目。もの凄く真剣な顔つき。普段はあまり見られない表情かも。
 
 
 
  
 

 
 6枚目。あやしい雲行きのため、レインカバーを付けている。
 集中すると、口が僅かに開くカメラマンも多い。
 
 
 
 
 
 
 7枚目。例のマジシャンのカメラマン。
 本番終了直後の笑顔。果たして、
 笑顔の理由は・・・。
 
 
 
 
 
 そして最後の写真。本番終了後の、集合写真。 
 もの凄く楽しそうで、羨ましい。感極まって、
 泣いている学生もいる。
 それを誇張するように、降り出す、雨。

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 合宿で行う実習授業「野外ライブゼミ」の写真。まずは、照明クリエイティブ科の学生を中心に。
 
 1組目の歌手と照明。
 男性グループの曲、ということで、
 男っぽい衣装。
 振り付けも揃っていて、何度も練習した後が。
 
 
  

 続いて、2組目。
 色鮮やかな、「光の洪水」の様。照らされて光る体も、印象的。
 
 
  
 
 
 
 
 3組目。真剣に歌っている「気持ち」が見える。
 左に見える、全面が四角に見えるものが、
 色を自由自在に変える「カラーフェーダー」。
  
 
 
 
 
 
 4組目。各組とも、揃えられている、それぞれの衣装。 
 この出演者は、白色。幻想的な照明が生えます。
 特にこの2名は、歌が上手。
 
 
 
 
 5組目。こちらは、男性グループの曲を男性が歌う。
 男らしい、明るさも色合いも、勢いのある照明。
 「スモークマシーン」の煙と、照明の角度や模様で、勢いを持った光が、突き進んで来るように見える。
 
  
 
 
 6枚目の写真。「一般照明」と呼ばれている、ライトの明るさを変える照明調光卓を操作している学生。正面に見えるステージを、しっかりと見ている。
 
 
 
  
 
 7枚目は、「ムービングライト」と呼ばれている、PC(コンピューター)制御のライトを遠隔操作する学生。ライトの向きや色、模様などを自由自在に変える。
 
 
 
  
 
 そして最後。本番終了後、15分後くらいの模様。先ほどまで、衣装を纏った歌手が、ヘルメットを被り、撤収作業を進める。
 
 
 
 
 

出演者の気持ち

2010年8月20日 実習風景

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 引き続き、「野外ライブゼミ」の模様です。
 午後から夕方にかけては、全5曲分のリハーサル。照明・音声・映像の各セクションが、様々な確認をしたり調整をしたりします。1組あたり4回前後、リハーサルを繰り返す。実際の現場では、何回も行いませんけれど、ここは、学校ならでは。各セクションの練習も兼ねているわけです。
 
 リハーサル後、完全に日が暮れるまでの時間で、参加学生が2つに分かれての夕食。2枚目の写真は、照明クリエイティブ科の「いただきます」の時。本番前の緊張感もあるなか、学生みんな、楽しそうですね。
 
 そして、いよいよ本番開始。3枚目の写真です。
 今回の5組の歌手は、すべて照明クリエイティブ科の学生が担当。スタッフとして、だけでなく、出演者としても、実習に望みます。「出演者の立場」を経験し、出演者の気持ちを理解することも、大切な勉強なんです。
 
 4枚目の写真は、本番中のカメラマン。写真向かって右側、つまりカメラマンの左に立っているのは、カメラアシスタント。手にもってペンライトを照らして見せているものは、歌詞などが書かれている台本。すべてではないですが、このようにアシスタントが台本を見せてあげる、ということも、ごく当たりまえな事。
 カメラマンとアシスタントを、交代して担当しています。
 
 この野外ライブの模様、また明日、お伝えします。
 

集合写真です

2010年8月19日 実習風景

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 明るいうちに、集合写真の記念撮影。今日の昼頃です。
 上の写真が、照明クリエイティブ科の学生。そして下の写真が、放送技術科の学生。

 「野外ライブゼミ」で山中湖での合宿に入って、放送技術科は今日で2日目、照明クリエイティブ科は、3日目。まだまだ、元気そうですね。 
 
 本番は、この後、日没後にスタートです。

野外ライブゼミ

2010年8月19日 実習風景

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 そして今日は、昨日紹介した、実習授業「野外ライブゼミ」で、山中湖です。 
 この授業は、照明クリエイティブ科2年生と、放送技術科2年生の合同授業。照明クリエイティブ科は3泊、放送技術科は2泊の合宿形式で行っています。
 内容は、学校法人東放学園山中湖セミナーハウス内の敷地で、授業のタイトル通り、野外ライブを製作しようというもの。恵まれた環境での、屋外実習です。
 
 1枚目の写真は、セミナーハウス正面ゲートより。写真では残念ながら表現できていないのですが、敷地はかなり広く、中には体育館とテニスコートもあります。

 2枚目の写真は、その敷地内の仮設ステージ。組まれた足場には、既に使用する様々なライトが設置されています。その数、およそ80式。もちろん、すべて、学生が主体的に作業をしています。

 3枚目の写真は、学生が、照明機器の手直しをしているところ。手に持っているものは「カラーフェーダー」という機器。照明の「光の色」などを、自由自在に変えてくれる仕掛けを持っています。

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 昨日の放送技術科2年生。
 
 まず、屋外の校舎前では、実習授業の「ドラマ制作」のロケーションで使用する、レールドリーのための、レール敷き実習。
 高低差や、路盤が不安定な場所で、どのように水平レベルを取りながらレールを敷くか。先日も紹介した、ドラマ制作のベテランである島﨑が説明をしながら、学生と共にシミュレーション。豊富なノウハウを受け、合理的に作業が進んでいきます。
 
 そして、2枚目は、校舎4階の模様。こちらは、実習授業「野外ライブゼミ」の、機材スタンバイ。カメラ6式分の機材、それらを切り替え収録するための映像ベースの仮組み作業です。
 本校の放送技術科は、機材を実際に使用する実践形式の授業が多いのが特徴。特に2年次では、我々職員は、あまり手出しをせず、そしてそれまでに教わった知識によって、学生自身が積極的に、必要な映像システムを構築し、作品製作の環境づくりをしていきます。
 
 さらに3枚目は、校舎5階の模様。ここでは、「ドラマ制作」映像・音声ベースの構築作業。 
 ドラマの屋外でのロケーションでは、一日に一箇所だけの撮影ではなく、ストーリーの各シーケンス(シーン)によって、撮影場所を移動していきます。しかも、事件事故などの取材用カメラとは違って、収録VTRの管理やレンズのアイリス(入射光量)は、カメラケーブルを介してVE(ビデオエンジニア)のスタッフが行います。そうなると当然、そのための映像ベースを構築する必要があるわけです。
 学校で所有している専用の台車(写真中、やや右に見えているもの)を使用して、ここに必要な機器を、コンパクトに組み上げていきます。

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 今週月曜日は、今月末にロケーションを予定している実習授業「ドラマ制作」のロケーションハンティング(ロケハン)がありました。
 写真は、神奈川県のとある場所にある、神社。ここで、ドラマのいくつかのシーケンスの撮影を行います。あらかじめ、現場やその周囲の環境、カメラや出演者の位置や方向、太陽光や周囲の音など、とにかくいろいろ細かく調べて、事前に準備をするわけです。 
 今回は、映像技術を担当する放送技術科のロケハンがメイン。当然、ロケハンは1回ではなく、制作系スタッフや美術系スタッフなどのロケハンが、別途行われています。 
 以前から紹介している、TBSテレビでTD(テクニカルディレクター)として長年ドラマを製作してきた島崎が、学生にいろいろと指導をしながらの、言わば「ロケハン実習」です。
 
 上の写真、持っている白いロープは、長さを測るのに使用。20メートルの長さに切って、たとえば、カメラケーブルは何メートル必要なのか、などを調べている様子。
 
 下の写真は、実際の出演者の「立ち位置」に代役を居させて、具体的なカメラ位置やカメラワーク、手前や奥に写る物の確認などをしている模様です。