2014年7月 のアーカイブ

2014070101
1年次は、仕込みやシュートの方法や、光の当て方の基礎などを中心に。
そして、2年次になると、より本格的な照明デザインや細かな知識や、各作業の高密度化など
つまり、応用編と進んでいく照明クリエイティブ科の「テレビ照明実習」。
当ブログでは、前回は5月22日に紹介しましたが、今回はそれに次ぐ内容です。
 
写真のそれぞれに写る灯体(ライト)は「ITO」と呼ばれているもの。
なんでも、照明技術関連会社の、ある開発者の方のお名前が、そのまま灯具の名前になっているのだとか。
どのような効果をもたらす灯具なのかは、今後紹介させていただくとして
今回は、その仮シュートの様子です。
4画面マルチ写真の左上では
小さくて丸い模様の固まりの位置や、その大きさや角度などが不揃いですけれど
それを一台ずつ基準に合わせていく作業。
少々の操作で、大きく位置等がかわりますからね
写真の見た目よりも、デリケートさが要求されるわけです。 
 
そして、その作業終了後が、下の大きな写真。
光の模様の開始地点や大きさ向きなどのが、揃えられていますよね。

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「風物詩」や、それぞれの時節での催事と言うと
子供の頃ほど高密で勢いがあって、それを豊かに感じて・・・。
けれど、歳を重ねたり、忙しさが増したり、とりわけ都心部に身を置いていると
他の事へと傾倒してしまいがち。
だからこそ、そのような風物詩を観たり感じたりすると
記憶として置かれている過去の想いが、具現化されて舞い戻り
何だか、ホッとして、朗らかな気持ちになるのですよね。
  
本校の校舎には、学生の手によって「七夕」の装飾が。
面白いのは、織姫様と彦星様の、上の写真の様子。
 
これですね、自動扉に飾られたものなのですが
当然の如く、動く度に二人の距離が・・・(笑)。
けれどもしかし、自動扉ですから、離れても、数秒後には、必ずまた接する。
二人の幸せは、ちゃーんと、元通りに。
何だか、現実を形容しているようで、面白い!
とても素敵なアイデアですよね〜。

20140714