2012年2月 のアーカイブ

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 左の写真は、デジタルシネマカメラの「RED ONE」。
 位置的には、ビデオカメラの液晶ディスプレイがあるような部分ですが、しかし、よく見ると子供の写真が貼ってあります。
 実はこの写真、映画「ヘルタースケルター」の撮影監督で撮影技師「相馬大輔」さんのお子様なのだそうです(笑う)。可愛いですね!
 そして、そのご本人が右の写真に。優しいお父様に見えます。
 
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 優しい笑顔から、こちらはググッと!真剣な表情の写真。
 上の2枚は共に、リハーサル中の様子を撮影したもの。基本的には、A・Bカメの2台のうちの、Aカメを担当されています。
 今回の「ヘルタースケルター」よりも前には、「荒川アンダー ザ ブリッジ」「KG カラテガール」を始めとして、数多くの映画製作に携わっているのでして、とにかく、凄い方。映画の、有名な撮影技師の中のお一人なのです。
 
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 撮影技師、テレビの世界ではカメラマンですけれど、共通して言えることは、必要な事は「テクニックだけではなくて、人柄も」でございまして、真剣な中でも、その合間に見られる、優しく暖かい人柄や、豊かな個性からくる「人望」が、何よりも大切なのですよね。
 相馬さんを見ていると、まさにその「人柄」を感じるのです。
 右の写真、「カメラ目線」いただきました! (笑)ありがとうございます。

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写真をご覧いただく通り、「杉並・わがまち クリーンアップ大作戦」の様子ですけれど
今回は、終了後の集合写真、職員多め!ということでしてね
良い機会なので、集合写真の職員紹介をさせていただきたいと思います。
 
立っている人の左から、高津・山路・田辺・吉原・TA稲葉・その背後に見えていませんが、加藤が。
旗の右に進み、島津・TA杉本・深澤・岡崎
その左下から、笹原・TA黒坂・TA宮原・TA石丸 
そして撮影者のわたくし、堀内でございます。
 
よろしくお願いいたします!

 
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 一見すると、1枚目の写真、赤い内装の部屋に、手前に男性、奥に女性。それぞれ、真剣に何かに取り組んでいる2人。
 毎年、この時期になると観られる、恒例の様子といえば様子。
 卒業生の方でしたら、すぐにお解りになる方も、多いと思いますが、そう、実は、卒業祝賀会に向けた、あの作品!の編集作業中の光景なのです。
 
 毎年、京王プラザホテルでの学校法人東放学園のグループ4校(東放学園専門学校・東放学園音響専門学校・東放学園映画専門学校・専門学校東京アナウンス学院)の卒業祝賀会では、卒業する学生達の2年間を記した、想い出ビデオ上映をしているのです。
 写真は、専門学校東京アナウンス学院の想い出ビデオの編集作業中のもの。
 奥の女性は、アナウンス学院の職員で、ディレクターを担当。手前の学生は、本校放送技術科の1年生でして、表情からして、優秀そうですし、真剣さが伝わってきますよね。
 
 そして、3枚目の写真。暗くて恐縮ですが、プロデューサーの役割も負う、編集指導の職員も。
 編集作業を、しっかりと見守っています。

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 レンズには、「最至近距離(MOD:Minimum Object Distance)」というのがあってですね、これは要するに、通常の使用方法において、フォーカスが合う、レンズと被写体の距離。
 レンズの性能によって異なるのですが、本校のテレビスタジオで使用している「キャノン」社製の最新機種は、およそ60センチ。つまり、これ以上近づくと、フォーカスが合わなくなるわけです。
   
 しかし、先日お伝えした、バックフォーカスの調整に使うツマミを回すと、理論的には、ほぼ“0”センチまで近づいて撮影することができるのです。ただし、「ズーミング」は不可能ですけれどね。これを「マクロ撮影」と言います。
 
 そこで、「カメラワーク実習」では、そのバックフォーカスと共に、マクロ機能(使い方)の説明も。
 1枚目の写真、解りづらくて恐縮ですが、レンズの直近に花のモデルを置いての説明中の様子。
 2枚目の写真が、実際に撮影された花。テレビモニターの画面を撮影したものです。
 
 ちなみに、昨年度に導入したテレビカメラのレンズには、オプションで「電動マクロ機能」を搭載。
 あのツマミを操作せずとも、手もとで簡単操作が可能なのです。

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 はい・・・、ということで、答えは、③の、いわゆる「ひきボケ」の調整でした。
 ただしく表現すれば、「ひきボケ」にならないように調整すること、でしてね、通常、被写体にフォーカスを合わせると、レンズとの距離が変わらない限り、どこのズームのポジションでもボケは生じないのですが、「ひきボケ」となると、レンズをズームアウトさせるにつれて、しだいにボケが生じ、ワイド端(ドン引き:最広角)でボケが最大になってしまうのです。
 従って、そうならぬように、カメラ側に最も近いレンズを動かして、調整する、というもの。
 「バックフォーカス(フランジバック)の調整」と言います。
 
 2枚目の写真、大型レンズのバックフォーカス調整ネジ。3枚目の写真、ポータブルレンズの調整ネジ(リング)。 
 やはり共に、カメラ本体の近くにあるのが、お解りいただけると思います。
 
 学生全員が、2〜3回、繰り返し、バックフォーカス調整の練習。
 華麗な巧みなレンズ操作よりも前に、まずは、この基本動作の徹底が、求められるからなのです。

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 さて、前回の「へルタースケルター」の撮影、そしてカラフルな「ケーキ」に変わって、今回は、ググっと黒い、機材の様子でございます(笑)。
 
 1枚目の写真の、この体勢ご覧いただくと、映像技術系な卒業生の方だったら、すぐに「何の授業なのか」は、すぐにお解りいただくでしょう。放送技術科1年生の実習授業「カメラワーク実習」です。
 
 続いて、2枚目の写真。
 1枚目のスタジオカメラ(スタンダードカメラ)だけではなくて、ハンディカメラに対しても、やはり同じ事をするわけです。
 体勢というか操作方法は異なりますけれどね。

 さらに、それらの動作に必要なのが、この一見、不可思議な模様の台紙(チャート)です。3枚目の写真。
 
 ここで、もの凄く久しぶりのクイズと行きましょうか。
 <問題>
 さて、いったい、何をしているのでしょうか。
 
 ① 目もレンズも錯覚しないための調整 
 ② カメラの「ホワイトバランス」調整 
 ③ レンズのいわゆる「ひきボケ」の調整 
 ④ たまには、いつもちょっと違った体勢的な・・
 
 (答えは・・・)

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そして、素敵な完成品を、大きな写真で。
言うまでもないことですけれど、パティシエを取り上げる
ケーキ作りがテーマの映画ではないですからね。
この素敵なケーキが、何カットにも及んで長時間写るわけでなないのです。
けれどもしかし、決して、手を抜かない。
緻密で芸術的な「造り込み」、隅々に渡る意気込みの結晶が
映画という1つの作品の質の高さに、間違いなく起因するからなのですね。
とにもかくにも、「意気込み」を感じるケーキです。
 
果たして、このケーキが、どのように映画に登場するのか!!
これは、内緒にしておきましょう。
映画の公開を、お楽しみに!

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 上の左の写真。
 こちらは、本校のテレビスタジオの一角に作られた「工房」。前回紹介させていただいた、細かく丁寧な美術・装飾を施していた方々が写っています。
 さて、いったい何を作っているのか、というと、右の写真。
 「蝶」の形を型取った手造りのビスケットに、洋菓子のデコレーションに使う「カラフル スターシュガー」がトッピングされているもの。
 前回に続き、7月14日公開予定の映画「ヘルタースケルター」の、東放学園専門学校テレビスタジオでの製作風景です。
 
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 そして、左上の写真をご覧いただくと、もう解りますよね。実は、ケーキの製造工房だったのです。
 テレビスタジオで映画の撮影に、ゴージャスな「デコレーションケーキ」。一見、結びつかない、不思議な感じを受けるのですけれど、撮影で使用されるものを、当日、このようにして製造しているのでして、言わずもがな、正真正銘の手造り。
 あまりに美味しそうなので、わたくし、愚問ながら「もしかして、すべて食べられるのですか?」とお聞きしたところ、笑顔で「食べられますよ」とのこと。
 下段にあるプチケーキも、細かい飾り付けが施されます。
「創る」そして「造る」という事に関して、目的も手段も選ばず「何でもできる」方々。
 本当に!凄いですよね!

突然!としてご紹介していますが、随分と前に決まっていた事なのですけれどね、監督 蜷川実花さん、主演 沢尻エリカさんの映画「ヘルタースケルター」の2度目の撮影が、東放学園専門学校のテレビスタジオで行われたのです。
 今回は、スタジオ美術セットの「美術・装飾」などを中心に取り上げて、お伝えしたいと思います。
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 朝8時前。
 いつものテレビスタジオに向かうと、いつもとはかなり違う世界が。
 これは、決して大げさな表現ではなくて、当テレビスタジオの雰囲気をご存知な方でしたら、この写真を観て、どなたも同じような感想を持たれると思います。
 分担して、黙々と作業を進めているのは、「株式会社 アートブレイカーズ」の皆さん。
 数々の映画やドラマで使用される美術セットの、デザイン・装飾・製作などを担当されている、スタッフの方々です。
 右の写真は、美術セットに植えられる「花」の形を、1つ1つを丁寧に、整形しているところ。
 
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 置かれている装飾品は、それぞれのすべてが、今回の撮影のために造作したもの。写真では解りづらくて恐縮なのですけれど、1つ1つが細かく丁寧にデザインされています。
 右の写真に写る風船の「ヒモ」も、可愛くカールされていて、細かいディティールにも拘りが。
 今回は、映画撮影のカメラの他に、テレビカメラ4台でも撮影。
 テレビモニターの画面を観察しながら、配置や向きなども、細かく調整していきます。
 

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 左の写真。様々な小道具の材料の上に載せられたデザイン画。
 監督の蜷川さんからのオーダーから、細かい練り込みや工夫の末に描かれたものでして、これが決定されてから、装飾品や道具の製作に進んでいくわけですね。
 そして、右の写真が、完成した実際の美術セットの全景。
 左右の写真を見比べていただくと、解ると思うのですが、逆に言えば、デザイン画が本物のスケッチに見えるくらいですよね。
 それだけ、あらかじめのデザインを非常に忠実に再現している、ということ。
 関係者の方曰く、「今回の映画に対する、監督の蜷川実花さんの世界観が、強く表現されている」とのことでした。
 素敵な美術セットですよね〜。

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 さて、照明バトンへの吊り込み作業が終わると、すぐに、灯体の点灯チェックと「仮シュート」の作業へ。1枚目と2枚目の写真です。
 
 点灯チェックでは、差し込まれたコンセントや回路に、間違いがないかどうか、正常動作するかどうか・・・などの確認の他、後の作業で、下から「介錯棒(さお)」などで灯体の向きを変える調整を行うのですが、ある程度の硬さで、向きなどが変えられるようなネジの締め付けになっているかどうか、・・・。
 また、一般照明は、集光(拡散)の度合い(狭範囲か広範囲か)を調整できる機構を持っているのですが、その、光の広がり具合を整えたり、灯体の向きを、おおよその向きに整えたり・・・などなど。
 これらを、使用する全ての灯体に対して、行っていきます。
 
 役割分担の同時並行で、床に直接置いたり、スタンドに載せたりする灯体用の、電源確保の作業も。
 ステージの脇には、フロアーコンセント(フロアーポケット)が、何カ所か設備されているので、そこに専用の電源ケーブルを差していくわけです。
 ただし、家のコンセントとは違って、照明調光卓による制御が絡んでいるので、やはりこれも、あらかじめ決めていた「仕込み図」通りに。3枚目の写真です。

 そして4枚目の写真。
 特に、床に置く灯体の電源ケーブルは、途中で抜き差しする必要があるので、回路側(調光卓側)と灯体側の関係性を示す番号などを記入。
 これを一致させておかないと、消えていて欲しい灯体が、コウコウと灯ってしまったり、色が変わってしまったり、と、アベコベになってしまうのですよね。