簡単に撮影できないほど・・・
2012年2月16日 実習風景,照明クリエイティブ科
前回は、2月3日に紹介しました、照明クリエイティブ科2年生の実習授業「舞台照明実習」の様子。実習場所は、府中にある大型ホールです。
使用する灯体を、確認しながら各所から集めた後は、「照明バトン」に吊り込んでいく作業。
「ハンガー(吊り下げる道具)」を取り付ける、長いパイプ状の物と、電源を供給するコンセントがあって・・・という照明バトン。
これらを、立って作業できる高さまで、上から降ろして、あらかじめデザインしていた「仕込み図」通りに、次々と吊り込みをしていきます。
もうとにかく、方々で一斉に、大勢の学生が作業に取りかかるので、撮影するのも大変。動きも速くてブレブレの写真ばかりで、こうして掲載できるのは、30枚撮影して1.2枚あるかどうか、というところ。
「あっ、あの学生を撮影しよう」と近づいてカメラを構えるタイミングになると、作業が終わり、次の場所へと移動する。撮影に失敗して、次の他の学生を撮ろうと思ってレンズを向けると、やはり作業が終わって・・・の繰り返しなのでございます(苦笑)。
撮影者の愚痴ではなくて、それだけ、ペースが速い、ということ。
まあしかし、速さを強調していますが、照明バトンを上に戻してからでは、間違いの修正は困難ですし、落下防止チェーンの取り付けは「必ず!!」。作業の確実性、そして「安全第一」は、徹底されている上での速さなのです。