9月の終わり頃から何度か紹介している、放送芸術科1年生の実習授業「スタジオ番組制作」。ストップウォッチやインターカムの使い方から始まったこの授業も、いよいよ本格的な番組制作へと進んできました。
その1回目のテーマは「情報番組」。映画や、それに関わる情報などを紹介する内容で、「生放送」の設定。集合時間から1時間30分後の放送開始、という時間の制約が設けられています。まあ、ケースバイケースではあるものの、実際に放送されている生放送番組でも、1時間30分間での様々なスタンバイというのは、タイトな方ですからね。学生も大変でしょう。しかし、生放送かどうかに関わらず、常に時間との戦いみたいなところはあるわけですから、この制約から学ぶ大切なことも、多い筈。
そしてさらに、この実習授業のスゴいところは、制作はもちろんのこと、その他の美術・技術などの様々な役割も、学生が分担して行うところ。
2枚目の写真は、出演者の背後の美術セットを、スタンバイしている最中です。もちろん、このデザインも学生自身によるもの。ややテマエミソ的ですけれど、勉強になる授業です。
この授業の模様は、今後、断続的に紹介していきます。