紹介したのは、6/824

2010年11月23日 放送技術科

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 放送技術科のカメラマン志望とVE志望の学生2名と共にお伝えしている、「Inter BEE 国際放送機器展」最後のレポートです。
 まずは、アストロデザイン株式会社のブース。
 1枚目の写真、学生が見たり触ったりしているのは、「マルチメディアスキャンコンバータ」という製品。簡単には説明しづらいのですが、さまざまな信号のタイプでもそれを入力すると、それらを同時に一覧的表示をしたり、合成して表示してくれたり、1つの信号をいくつかに分割して表示する信号に変換してくれたり・・・と、とにかく多機能なもの。便利な機器ですね。
 
 2枚目の写真、4つの映像信号を、それぞれ同時に何種類かの波形表示ができたり、映像表示できたりという機器。以前は波形表示と機器は1:1の関係。つまり4つ同じ機器を並べて使っていたのです。スペースの効率化に威力を発揮しますね。
 VE志望の女子学生、後ろ姿で顔は見えませんけれど、表情は笑顔で楽しそう。なんでも「信号波形」の動きがカワイく見えるのだとか・・・。将来有望ですね(笑)。
 
 3枚目の写真、2人で比較的小さなものを触っているように見えますが(またまた笑顔ですけれど)、何かと言うと・・・
 
 4枚目の写真、やはり小さくて見えづらい写真ですけれど、これは「ポータブルミキサー」です。株式会社シグマ システム エンジニアリングのブース。「SS-302Rex」という、デジタル3chオーディオミキサーです。
 テレビで誰かの取材シーンを見ていると、カメラマンの横や背後で、ヘッドフォンをして首からぶらさげている物を触っているスタッフが、たまに写りますよね。その「物」が、このような小さなミキサーなのです。これに似た機器は本校でも所有しているので、学生2名とも使えるような様子。この大きさでも、かなりな多機能です。
 
 と、いうことで最後に記念写真を。
 今年のInter BEE、過去最多の824社が出展しているのだそうです。ですから今回ご紹介したのは、一部のさらに一部という程度。とても大きな展示会です。
 学生のパスを下げていると、各メーカーの方が可能な限り丁寧に説明してくれます。単に触る・見るということ以外でもとても勉強になる、大切なイベントなのでした。

 これらの掲載に関しては、Inter BEEの事務局様と各メーカー様に撮影・掲載許可などのご協力をいただきました。
 誠にありがとうございました。