クロマが高い紅葉
2010年11月26日 学校の様々
今年は、紅葉をとても鮮やかに感じませんか?
先日、学校の近くを歩いていると、「あれ、こんな所に紅葉する木があったんだ」と気がついたわけです。それは、色のコントラストを感じて、あらためて紅葉を、そして木々を再認識した、とそういうことなんですね、きっと。
紅葉が鮮やかになる条件とは、「昼夜の温度差」なのですが、今年の場合は、長く続いた残暑と比較的すぐに寒くなった天候が効いているのではないかと、そう推測されますね。
そこで2枚目の写真。これは先日、校舎の前の植栽を撮影したものですが、やはり鮮やかな紅葉が、と思ったのもつかの間、実はちょっとヘンです(笑)。
よく見ると、小さい赤い固まりがこの植物の本来の葉。オレンジ色や黄色に見える葉は、近くの木から風に運ばれてきた、別の木の葉なんですよね。まさに、風のいたずら、葉のいたずら、自然のいたずら、なのです。
ちなみに、「色の濃さ」のことを、映像信号的には「クロマ」と言いますので、つまり、今年の紅葉は、「クロマが高い!」。