2週間後の実際の撮影を前にして行われた「立ち稽古」。
大教室内を、スタジオ撮影時の美術セットの配置や、ロケーション先に近い環境に見立てて
実際の位置関係で芝居をしてもらい、演技や台詞の言い回しなどを確認しながら
細かな演出をつけていく作業です。
黄色い服を着て、所々に写っている学生がディレクター。
けれどもしかし、ディレクター1人に任せきりにするのではなくて
演出補(アシスタントディレクター)を担当する学生も
出演者の方々に、段取りを付けたり、フォローを施したりしていくわけです。
この立ち稽古。
実際のプロの現場では、スケジュールの都合などで、最近では省略される事が多いのですが
学校の授業ですしね、撮影本番当日に、スムーズに進行させていくためにも
しっかりと、立ち稽古を行います。