64台のカメラを交代で

2011年2月19日 実習風景,放送技術科

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 長きに渡り、もう本当に長きに渡り、断続的にお伝えしている「スタジオ番組制作 ドラマ」。将来、ディレクターやタイムキーパー、そしてマネージャーや作家を目指す学生の学科「放送芸術科」の実習授業ですけれど、音声や照明そしてカメラマンなどを、それぞれの学科の学生が交代で担当しました。それぞれの学科の職員も指導にあたるので、「手伝い」というよりかは「授業」。
 カメラマンは「放送技術科」の2年生と1年生。3台のスタジオ(スタンダード)カメラに1台のクレーンカメラ、計4台のカメラで、合計16作品。通算64台のカメラを交代で担当したわけです。
 
 1枚目の写真、後ろ姿の手前の「1カメ」のカメラマンと右側に見えている「2カメ」のカメラマンは、1年生。入学して1年も経たない状況。それでもよく頑張っていました。
 テクニックが備わっていると、「格好が良い」というのが、カメラマンの特徴の1つと言えるでしょう。写真それぞれのカメラマンの学生、結構サマになっていますね。
 
 「ドラマのカメラ」の奥深さ・難しさというのは、ここでは簡単に表現できない。そのたとえば難しさによる、「醍醐味」も同様です。練習はもちろんの事、「呼吸」をも止めるくらいの集中力や気合いは、少なくとも重要であり欠かせないなわけです。
 
 全16本のうち、1本だけ、昨年の卒業生2名もカメラマンを担当してくれました。4枚目の写真の卒業生、実は全国ネットの知名度の高いある番組で、既にカメラマンデビュしている方です。