2010年3月13日 のアーカイブ
写真は、スイッチャーコントロールパネル SONY製「CCP-8OOO」と、やや右上に、スイッチャーをコントロールするメニューパネル「MKS-8011A」。
と、こうして機器の説明を書くと、一見、何が違うのか解りづらいですね。
既に、何回か触れていますが、要するにCCP-8000で「できること」「すること」を、MKS-8011Aで設定する、という関係です。
写真をご覧いただくと、放送したり収録したりする映像を切り替えるためのボタンが、左側に24個並んでいますが、ブロックごとに、違う色に光っていますよね。この色も、メニューパネルで設定します。今回の設定では、テレビカメラに関係するグループを緑色、主にVTRに関係するグループを黄色、それ以外をオレンジ色としています。「1C」「2C」・・と、ソース名も表示されますが、色も変化させることで、視覚的にも解りやすくしています。
もちろん、このボタンの配列・順番(アサイン)も、メニュパネルで自由に設定できます。
昨日の卒業式の後は、校舎でホームルーム。その後は、新宿にある有名なホテルのパーティー会場で、祝賀会。かなり盛り上がっていたようです。卒業生の皆さん、今後の活躍を期待します。
さて、サブコントロール、映像が出るものすべてに、カラーバーを表示しました。
写真のカラーバーは、主にHDTV用途である「マルチフォーマットカラーバー(ARIB:電波産業会規格)」です。映像信号の調整や管理等の目的で使用される規格信号でして、HDTV信号の基準になるもの。深夜や早朝、番組放送開始までの時間に、たまに画面に写っている、「例のアレ」です。
この色(明るさ)でなくてはならない、というよりかは、調整や管理をするために合理的な色調や輝度にすると、結果、この色になった、と言う表現が、幾分適切でしょうか。つまり、とても意味がある色たちです。