2010年3月6日 のアーカイブ
写真は、先日来、紹介させていただいているIXS-6700をコントロールする、SONY製X-Yコントロールパネル「BKS-R3220」をクローズアップしたもの。
右側に「SUTA」と表示されていますが、これは、放送芸術科1年生の実習である「スタジオ番組制作」という授業名の略。この授業の設定になっていますよ、という意味の表示です。
任意のボタンを1つ1回押すだけで、モニターウォールに並んでいるテレビモニターの映像や各機器の名称などの割当などが、一斉に瞬時に切り替わります。
表記は、ローマ字のスペリングにしてもらっています。間違いではありません(苦笑)。
ちなみに、この他に、「BANS」や「SYOU」という設定もあります。前者は、東放学園専門学校2年生全学科の合同授業「番組制作実習」、後者は、照明クリエイティブ科の「テレビ照明実習」の意味。
写真は、スイッチャーのコントロールパネル「CCP-8000」の接写。
設定を終えると、途端に輝きだしたり名前が降られたりすると、ちょっと大げさですが、「命が吹き込まれた」ような感じ、しませんか?
2/15の写真と見比べてもらうと解りやすいのですが、テレビカメラの選択ボタンの両脇は、ボタンの表面を外して、専用のカバーをつけてもらいました。この機器を使って映像を切り替える「テクニカルディレクター(またはスイッチャー)」は、ボタンを見ながらではなく、前面にあるカメラの映像等が映し出されるテレビモニターを見ながら、ボタンを押します。従って、押し間違えないように、指(手)のホームポジションを決めやすいように、ボタンの無い部分を作る、というわけです。