2010年3月3日 のアーカイブ


 写真は、1つ前の音声関係の機器が入るラックの左。VTR関係の機器が並んでいる部分。
 VTRは、HDTV画質で再生・記録できる機種として、HDCAM XDCAMHD HDVの3フォーマット。SDTV画質で再生・記録できる機種として、デジタルベータカム(アナログベータカム再生含む)を1フォーマット、としました。
 いわゆる「過渡期」的な要素が多く、かなり考え吟味した部分。結果的に、放送現場での普及率・今後の多様性・実習授業での利便性を考えて、決定しました。

※フォーマット 映像音声記録方式の規格。たとえば、ブルーレイやDVD、そしてVHSなども、フォーマット。
 


  写真は、音声関連の機器が収納されたラック。1ヶ月前に、予定地として養生テープに書かれた機材名どおり、収納され電源が入りました。写真左側は、1つ前の記事で紹介した、オーディオパッチベイ(音声パッチ盤)など。
 写真右側はワイヤレスマイクの受信機と、ディレイ(音を遅らせる装置)といった機器が並びます。特にディレイは、映像と音声のタイミングを合わせるために必要な装置。合っていないと、たとえば、声が先に聞こえてきて、口の動きが遅れて見える、ということになってしまいます。

(原稿:本校の音声担当者)

そして、確認。。

2010年3月3日 工事


 この時期の「三寒四温」、激しいですね。昨日は、真冬でもあまりないほどの厳しい寒さ。今日は、麗らかな、春の暖かさです。
 さて、明日からの、機器メーカーによる設定の前に、回線チェック作業が続いています。
 写真は、ちょうど、音声パッチ盤を、チェックしている様子。チェックする端子部、つまり「穴」は、数百個あります。担当の方1人しか写っていませんけれど、この機器の反対側の見えない所に、もう1人、担当の方がいらっしゃいます。
 下の方、とか、狭い所、などと、工事作業の環境としてはあまり良いとはいえないですし・・・。体、壊したりしないのでしょうか。知識ばかりではなく、忍耐力も集中力も必要になる仕事ですね。