2010年2月19日 のアーカイブ


 「フルHD・フルデジタル」と、映像関係を中心にフィーチャーしている当ブログですが、先日来、お伝えしているように、音声システムに関しても、「使いやすさの向上」をコンセプトに、比較的大規模な見直しを計っています。
 まずは、配線をほぼすべてやり直し、より教育機関として相応しい(カタい表現ですが)、より現場の仕様に近づけた「本物に近い」システム設計としています。もちろん、経年的劣化の解消も目的。
 映像関係のケーブル径より細い音声ケーブル達。写真のこれらのケーブルは、「オーディオジャックパネル(バンタムパッチ盤)」への結線を待っています。

 (明日につづく・・・)
    


 今日は、昭特製作所製品が搬入されました。まずは黒いハンドルから下部にあたる、ペデスタルドリー「TP-80B」。
 ところで、ペデスタルドリーとは何か、というと、ビデオカメラで言えば、三脚の「足」にあたる部分。ただ、簡単に高さが変えられる機構を持ち、下に付いている「ドリー(タイヤ)」を操舵させるためのハンドルが付いている点で、通常の三脚とは大きく異なります。もちろん、その上に乗載されるテレビカメラが大きく重たいものなので、頑丈で立派なデザインになっているわけです。
 


 写真は、アメリカClearCom社製「クリアーカム デジタルマトリクスシステム レバーキーパネルステーション V12LD」です(名前長いですね(笑))。
 クリアーカムとは、いわゆる「インターカム」といって、番組製作中にスタッフ同士がコミュニケーションをとるための機材。つまり、音質が良い電話のようなものです。
 青色に発色している文字の部分に、実際は話の相手先名称を表示。各々にレバーキーが付いていて、それをONにすると、会話ができる、という仕組みになっています。
 相手先の名称を決める目的で、雰囲気をつかむために、単体で電源を入れてもらっているところ。