2010年2月4日 のアーカイブ


 サブコントロールルームでは、機器間を結ぶ各種ケーブルの、通線のまっ最中。紫色のケーブルの下にも、何十本も隠れています。肉眼での迫力を、なかなか写真で表現できないのが、モドカしい(苦笑)。
 写真は、機器ラック(19インチラック)の下部を撮影したものですが、ラックの下枠の上から、溢れ出るように、大量のケーブルが手前に出てきています。一度、ラックに入って出てきている、ということは、いずれは、ラック内の機器に配線される、ということ。凄いですね。


 1/31のクイズ、正解は、ケーブルにつける、「名称札」でした。解る方には、簡単な問題だったでしょうか。

 各機器間を繋ぐ、すべてのケーブルに、例外なく付けられるもの。たとえば、VTRとテレビモニター間を繋ぐケーブルの場合、テレビに差すケーブル端子の札には、「テレビの何という名称の端子に付けられるのか」を黒色で表示、その裏に赤色で、「反対側はVTRの何という名称の端子に差さっているのか」が記されます。当然、VTRに差す端子の札には、その逆の色で表示。つまり、手前側が黒で表示、反対側は赤で表示されるのです。
 機器間のケーブルが2本程度だと、手探りでケーブルを特定できますが、これが多数になった場合、とてもそんなことはできません。ですから、欠かせない「名称札」なのです。
 ケーブルは少なくとも2000本以上はありますから、両端に札を付けると、およそ4000個の札が必要になるわけです。

 写真の手前に映っている札。上段に「RACK-2」(機材の場所)、中段に「PFV-210」(機材名称)、下段に「NTS OUT-2」(端子の名称)となっています。

寒い、春初日。

2010年2月4日 工事


 今朝は、校舎のある杉並区周辺、氷点下2℃程度まで下がりました。暦の上では、今日から春です。
 さて、サブコントロールルームでの、作業は、今日も、布線(配線)の作業。一度、閉められたフリーアクセス床のタイルは、再度外されました。新規の制作卓などは、養生のためのビニールカバーに覆われていますね。