2011年5月 のアーカイブ
スタンバイ、様々
2011年5月17日 テレビ美術科,実習風景,照明クリエイティブ科
ちょっと見づらいですかね〜、1枚目の写真。
解説させていただきますと、いわゆる「アオリのアングル」でして、テレビスタジオの天井が見え、その下に照明用バトンから吊り下がっている照明の灯体。それを棒のような物で触っているように見える、照明クリエイティブ科の学生・・・、とまあ、こういうことです。
以前には、脚立に上がり、手で直接灯体の向きを変えたり、当て方を変えたりしていた様子は、ご覧いただいていたわけですが、たとえば、向きなどの微細な調整は、「介錯棒」を使って、下から操作するのです。
一方、こちらは、テレビ美術科の学生と同学科のアシスタントの職員。
出演者が立ち、そして歌う、小さなステージの飾り付けをしているところです。
出演者本人や、その背後の美術セットと比較して、あまり目立たない足元の美術セットですけれど、手を抜きません。
こういうところに、「意気込み」を感じますよね。
「番組制作演習」、スタンバイの様子です。
「カメラアシスタント」=「ケーブルさばき」≒(ニアイコール)「雑用」みたいなイメージって、あると思うのですよね。
まあ、完全には否定できないトコロではあります。
けれどもしかし、正しくは、「それらも仕事には含まれる」ということでしてね、もっと壮大な、というか、さらに有意義というか、そういう幾つかの大きなテーマ・それらの「真」を知るための期間である、と考えられます。
それは、「カメラマンってどういう仕事なのか」「信頼関係やそれを築くには何が重要なのか」「大勢で1つの作品を創る上で何が大切なのか」その他にも・・・。長くなってしまうので、今回はこのあたりで(苦笑)。
とにかく、そのような事を少しでも理解していただいた後に、内容は「カメラケーブル8の字巻き」へと進んでいる、放送技術科1年生の実習授業です。
まずは、カメラケーブルの仕組みや取扱いについて説明を受け、そして、早速、3人ずつのペアで、ひたすら「8の字」練習。
こちらのテーマは、「確実!」「迅速!」そして「周辺や背後への気配り!」ということになります。
これらは、ほど、他の色々な職種や仕事に相通じること、ですよね。
暦の上では、立夏から立秋の前日までが「夏」ですから、今日15日は、夏になってもう10日も過ぎているわけですけれど、まだまだ気分は、春麗(はるうら)らか。
1枚目の写真。木を下から見上げたアングルでの撮影ですが、青空の「青」にデジカメの明るさを合わせて・・・、これを夏にやろうとすると、葉が黒くなって、人の見た目ほど綺麗に撮れませんね。
新緑で、色が薄く葉も薄いこの時期が、「緑」を最もそれらしく表現できるわけです。
2枚目の写真。都内のある場所で見つけた「金蘭(キンラン)」という花。絶滅危惧種だそうです。
ちょうど、木漏れ日にあたって、周囲より明るく。まさに、金色に光る花が浮かび上がるように。
この「浮かび上がり具合」も、人の見た目とデジカメとの違い。この写真の場合だと、人はこれほど陰影を感じません。
実習授業「番組制作演習」いよいよ本番日に突入です。
本番が始まると、出演者と頻繁に移動するフロアディレクターやカメラマン以外、あまり動きがないのですよね。特に美術や照明は、本番直前までに完成させておく、という仕事。基本的には、本番中にスタッフが横切ったり、たとえば脚立を立てたりはしないわけです。
そこで、この番組制作演習の紹介では、その本番前の、学生が意気揚々と活動している様子も多めに、お伝えしようという作戦でございます。
1枚目の写真は、美術スタッフで、テレビ美術科の学生と講師の先生。
背景の壁に掲げる「絵」。これを貼る作業中。その場の見た目だけではなく、出演者も入った状態での、テレビカメラを通した様子を想像したり確認したりしながらの作業です。
2枚目の写真、歌手た立つステージセットの照明仕込み中です。
すぐ前に立つスタッフ(ほとんどシルエット)のスタッフが、正面の位置から見て、照明の灯体の向きを指示している様子。修正するスタッフが脚立を使って作業。
写真でも綺麗に並んでいるように見えますね。完成間近です。
見分け、つかないでしょ?
2011年5月13日 学校の様々
サークル活動や部活動が、非常に盛んな東放学園専門学校。
それでは、今回は、東放学園専門学校サッカー部の練習風景を。普段の授業とは違う学生の姿をご紹介しましょう。
本校のサッカー部は、部員の年齢が特徴。若い人は20歳代前半、ベテランになると40歳代後半でし・・
あっ、すみません。上の2行目以降に、重大な間違いがありました(笑)。
学校法人東放学園 職員による「フットサル部」の、練習の風景です。
学校法人東放学園は、東放学園専門学校・東放学園音響専門学校・東放学園映画専門学校・専門学校東京アナウンス学院・東放学園高等専修学校の以上5校の他に、いわゆる総務的な仕事や広報的な仕事するセクションなどがあるのですけれど、このフットサル部は、これらの様々なセクションの職員で構成。部員数は20名以上。
なんて言ったって、部員の中には、学校長や理事長もいるのですよ。
かなり本格的でして、遠目で見ていると、学生がやっているのと見分けがつかない、と言ったら言い過ぎでしょうか(苦笑)。「ながし撮り」イマイチ上手くできていないのですけれど、そのスピード感は少々伝わると思います。
授業や業務などが終わった夜7時から、およそ2時間の練習。
「学生には負けていられない」の根性です。
いよいよ本番間近となった、実習授業「番組制作演習」。
各学科・各担当の学生によるスタンバイも大詰め。いろいろな場所で大勢の学生が、作業に打ち込んでいます。
そこで今回は、放送技術科の中継先映像技術を担当する学生達を。
機材室から中継先までの機材の移動は、人海戦術。
持っている機材は、見た目の割りには、どれもそれなりに重たい、高密な物なんです。動画は、すでに何往復かした後に撮影したものなので、少々疲れ気味でしょうかね。
ちなみに、丸い形をしている物体の中には、長さ100メートルのカメラケーブルが入っています。
「もう少し拡大して・・・」という要望にお答えして、大型実習授業「番組制作演習」を担当する職員・講師の先生の写真、さらに拡大してご紹介しましょう。
前回の写真をそのままトリミングしたので、ちょっと粗い写真で、すみません。
けれどもしかし、その、「テマエミソ」ではありますが、年齢不詳ですよね(笑)。
まあ、あの・・・、全員若いと言えば若いのです(苦笑)。
具体的な年齢は、えーとですね、うーん、謹んで控えさせていただきます。
見覚えのある先生、いらっしゃいますか?
今日も偶然にも、10数年前の卒業生が、来校してくれました。
卒業生の皆さん、もしご都合が会えば、どうぞご遠慮なく、ぜひ学校に来てください。
お待ちしております。
各学科に分かれての、詳細なるガイダンスを行ってきた、2年生の大型実習授業「番組制作演習」。
第一回目の本番が近づいてきた連休前。関わる学生全員が一同に会する「全体顔合わせ」が行われました。
1枚目の写真。学生が大勢の様子。軽く100人以上は座っている筈。この中を学科や役割によって、いくつかのグループに分かれて、授業期間中、番組を繰り返し製作していくわけです。
ということで、担当する職員も沢山。総勢およそ20名の職員や講師の先生方が、学生へのアドバイスを行っていきます。
写真には、その中の11名の担当教員が写っています。
当ブログ、かなり沢山の卒業生の方もご覧になっているようですので、この際ですから、写真を大きめにして、掲載しておきましょう。
「懐かしい顔」も、ご覧いただけるでしょうか?(微笑)。
写真はクリックすると、多少拡大表示されます。
2枚目に写るの2名の学生は、左が担当プロデューサーで、右が担当ディレクター。
集まった各学科各役割の学生大勢に対して、企画した番組について、プレゼンテーションを行っているところです。
そして、3枚目の写真は、それに対し熱心に聞き入っている学生。
番組製作に対する意気込みや緊張感が、伝わってきます。
テレビモニターが沢山並んでいたり、ボタンやツマミなどが並んでいて、やや薄暗い雰囲気。一見すると、当ブログで比較的頻繁に登場する「サブコントロールルーム」のように見えるかも知れませんが、違いましてね。
写真はいずれも、「On line Room」映像編集室なのです。
東放学園専門学校 オープンキャンパス 体験入学。「体験」は、このテレビスタジオ以外でも、各学科いろいろな場所で、「体験」できるわけです。
はい、また例によって、前置きだけでおよそ半分を使ってしまっていますが(苦笑)、今回は、その1つである「映像編集体験」の様子を、ご覧いただきましょう。
「映像編集体験」は、放送技術科の体験コースの1つ。写真の映像編集室を使用して、実際に編集してみよう! というわけです。
テレビスタジオ同様、もちろんこちらも、在学生のスタッフを中心に、操作方法などを丁寧に説明。
もう本当に、何も解らなくても、まったく心配いりませんよ!! 初めてでも安心。
映像作品を、ちゃんと作り上げることができるのです。
前回4月24日の「オープンキャンパス 体験入学」、放送技術科のテレビカメラマン体験の他に、放送芸術科のフロアディレクター体験の様子を、当ブログで紹介。本番中の出演者に「声」を発しないで指示を出す、という場面をご覧いただいたわけです。
そこで今回は、ディレクター体験の様子を、ご紹介させていただきましょう。
まずは、テレビスタジオ(スタジオフロア)に集合。まずは、在学生による「見本的本番」を見学。
その後、各々のスタッフの役割や手法などの説明を受けて、いよいよ、ディレクターの体験です。
2枚目の写真。ちょっと、あまりキチンと撮れていなくて、恐縮なのですが、ここが、本番中のディレクターが手腕を発揮する場所である「サブコントロールルーム」。
体験生の間のあちらこちらに、在学生のスタッフが入り、まさに「手取り足取り」という距離感や雰囲気の中で、いろいろと丁寧に説明していきます。
そして3枚目の写真は、本番直前の様子。スタッフと共に台本をチェックしながら、最終確認をしている様子。
体験生の方にとっては、もちろん初めての事。けれどもしかし、心配はいりません。ちゃんと教えてくれますよ。
さて、説明も前置きも入れずに、ソソクサと紹介してまいりましょう。昨日の続きです。
この作品は、「〜私の街の看板たち〜」というテーマ。
これを製作した学生が住む街、商店街を模した、ということですね。
大きさはミニチュアスケール。小さい、というだけでも、作るのは大変だった筈。
この写真に写る「看板一覧」が、つまり製作したもの。本物をデジカメで撮影したものではなくて、もちろん!1枚ずつそれぞれ手づくりですよ。(太くして強調しておきましょう)
実際にある街、ある看板の模型なのです。非常に忠実に再現されています。
で、どうして「忠実」と私が言えるのか、というと、一店ずつ全部調べたからです(笑)。
この商店街は、埼玉県の西武池袋線沿線の、比較的有名な街中にあるのですよね。自分が住む地元への愛着、そして製作への気持ちが伝わってくる作品です。
この作品が、講師の先生方が選んだ「最優秀講師賞」でした。
教室とお菓子の家です
2011年5月6日 テレビ美術科
4月23日に紹介させていただいた、「テレビ美術科」の「卒業制作 展覧会」の模様。
「今後断続的に・・・」とお伝えした通り、学生が製作した作品の数々をご覧いただきましょう。
私の拙い説明は控えめに(苦笑)。何回かに分けて、次々といきますよ。
これは「教室」というテーマの作品。
「教室」「テレビ番組」というと、最近だと「3年B組 金八先生」「中学生日記」。かなり昔だと「熱中時代 教師編」(懐かしい・・・)ですね。
・・・で、教室の美術セットを、1人で製作したわけではなくて(それも凄いですが)、写真のこれはミニチュアサイズ。
机の天板は「1円玉」の半分程度。机や椅子の足は、細い針金で造作されているわけですからね。かなり小さい。
続いてこれはですね、「お菓子の家」というテーマの作品。
まあちょっと、これらの写真だと細かな質感までお伝えできなくて、恐縮なのですが・・・。
粘度などの材料を使い、実際の食材を使って作っているふうに見せているわけです。
つまり、お菓子の様に見せて、家の様に見せる。三段階ステップアップ的作品。・・あ、ちょっと解りづらいですかね〜。
丸いテーブルは、クリームサンドのクッキー。それを囲む椅子は、ドーナツですね、きっと。
東放学園専門学校の「購買品」とくくりで言えば、以前お伝えしたように、学生ロビーには「オートマチック スーパーデリス ampm 東放学園専門学校店」や、別のロビーには菓子などの自動販売機もあります。そして、本校ならでは!という商品としては、HDV(MINI DV)のテープやDVD-RそしてUSBメモリなども購入できます。
実はこれらの他に、時間限定で「昼食のお弁当」も売られているのです。
というわけで、今回は、その時間限定のお弁当屋さんを紹介させていただきましょう。
お店は、「株式会社 やぐら」。東京都世田谷区を中心に、専用の店舗や各学校などの食堂などでお弁当を販売している会社です。
撮影した日に用意されていたメニューは、なんと16種類。販売している個数に比べると、メニューはかなり豊富ですね。値段も安いもので350円ですから、リーズナブル。
メニューの内容は、定番の「唐揚げ」や「ハンバーグ」弁当の他、「ジャンバラヤ&カレーチキン」「プルコギ風焼き肉」「みそカツ」「オムライス」・・・と、学生の好みに合わせた品揃えです。
販売は、月曜日から金曜日までの毎日。曜日によって授業や学生数が違うことから、それらに応じた数を用意しているとのこと。
ボリューム満点、栄養満点ですから、新陳代謝も運動量も多い学生には、毎日食べても大丈夫。つまり、モッテコイのお弁当ですけれど、あまり、そうでもない年代?我々?いや、私?は、その分運動もしないと・・・(苦笑)。
(大きく息を吸って)「ふぅーっ」。