2011年11月 のアーカイブ
スタジオ転換シミュレーション
2011年11月16日 テレビ美術科,学校の様々,実習風景,照明クリエイティブ科
東放学園専門学校 学園祭「電波祭」を翌日に控えた、テレビスタジオの様子。
いったい、何が行われているのか、というと、14時間生放送「TOHOチャンネル」中の番組の1つ「Music Park」のセットチェンジのシミュレーション。
テレビスタジオでの音楽系番組。その番組中の曲と曲の間には、ちょっとしたトークのコーナーがあるのですが、その短い時間で、美術セットと照明を転換させる必要があるわけですね。
テレビ美術科と照明クリエイティブ科の学生スタッフそれぞれが集まって、転換を成功させるための事前練習、シミュレーションを行っているのです。
気さくに真剣な、セミナー
2011年11月15日 学校の様々
さて、今日ご紹介するのは、まずはこの写真。
いったい、何の集合写真かというと、みなさん留学生の方達。
そして、一番手前のセンターにいらっしゃる、黒色のジャケットを着ている方は
東放学園音響専門学校の卒業生 金 根鎬(キム グンホ)さんです。
実は、今日の16日(火曜日)は、学校法人東放学園 キャリアサポートセンターが主催する「特別就職セミナー」が、本校で開催されたのです。
今回のゲストは、韓国から留学された方の、東放学園の同窓会組織
「韓国TOHO会」の会長である、金 根鎬(キム グンホ)さん。
ということで、今回は、本校の留学生に向けた、就職セミナーだったわけです。
当然、韓国語でのお話でしたので、セミナー後に、参加した学生から、日本語訳をいただきました。
いや、まあ、とても大切なお話を沢山していただいたのでしてね、
その中のどれかだけ、少しでも、という選択もできない程の大事なお話だったので
この際、割愛させていただきます、はい。
写真をご覧いただくと解ると思うですが、真剣なお話の中でも、ところどころ、楽しい部分も。
楽しいひとときでもあったのでしょうね。
他人任せではなくて・・・
2011年11月14日 実習風景,照明クリエイティブ科
これらのスタンバイが終わると、いよいよ、床面近くに降りていた照明バトンを、天井近くまで上げる作業へ。
3枚目の写真、ヘルメットをした学生が、手で触っているのが、「昇降操作盤」という装置。これで、照明バトンの昇降操作を行います。
操作係の学生。見ている方向は、もちろん、照明バトンとその周辺。上げる「高さ」も重要でデリケートですし、場合によっては、危険が伴う作業なので、慎重に。表情も真剣です。
そして、他の学生も、可能な限り、上昇中のバトンと周囲を注視します。4枚目の写真。
誰かに、あるいは一人に任せるのではなくて、可能な何人かで、確認しながら作業を進める、ということが大事なのですね。
それが効率化も安全作業にも、繋がるわけです。
コミュニケーション連携プレイ
2011年11月13日 実習風景,照明クリエイティブ科
サブコントロールルームでの、照明調光卓の設定も進み、スタジオフロアでは灯体(ライト)の「点灯チェック」が着々と。
灯体を設置(吊り込む)する照明バトンには、コンセントの差し口が沢山着いているのですけれど、それらに、調光卓のスイッチ(フェーダーレバー)による制御を割り付けていく、という作業を行うのです。つまり、このフェーダーを上げると、この差し口に差した灯体が光る、という設定。
従って、その設定が正しいかどうかを確認する必要があるわけですね。
コミュニケーションを積極的に取りながら、連携プレイで、作業を進めます。
この作業と共に、天井近くに上げてしまうと作業ができなくなる「光の広がり具合」の調整も。また、いずれは昇っていく事を見越して、簡単に角度なども決めていきます。
これが2枚目の写真。
照明を真剣に学ぶ笑顔
2011年11月12日 実習風景,照明クリエイティブ科
11月8日に紹介させていただいた、照明クリエイティブ科1年生の実習授業「テレビ照明実習」の続き、でございます。
1年生も後期に入り、テレビスタジオでの本格的な実習授業が始まっていまして、前回と同様、まずは「仕込み(スタンバイ作業)」の勉強中というか訓練中というか。
「仕込み」という、およそ単純なタイトルですけれど、実際の作業は非常に奥が深い。安全を確保しながらの効率の良い作業には、必要なノウハウが沢山あるのですね。「素敵な照明」をデザインして、それを達成する。これは、それらの先にあるもの、ということなのです。
1枚目の写真は、授業を担当する講師の先生による、まさに「手取り足取り」的アドバイス。
長年に渡り、照明の現場で活躍されてきた、超ベテランの先生です。
3枚目の写真。
これは、スタジオの上方に位置する「サブコントロールルーム」内の、照明調光卓付近の様子。
適切な位置に灯体(ライト)を仕込むだけでなく、明るさや色を変えるための調光卓の設定も、当然、必要な作業。
一番右側に写る、もう1人の担当職員も含めて、みんな一様に笑顔で楽しそうですね。
緊張しながら熱心に、かつ、楽しみながら学んでいく、という光景です。
東放学園専門学校 学園祭「電波祭」そして、2日間で14時間生放送!の「TOHOチャンネル」も
いよいよ、フィナーレ。
テレビスタジオでは、続々と学生が集まりつつあります。
そして、あっという間に、この状態。もう既に、これ以上中に入れない状況。
写真手前は、フィナーレを放送中のテレビモニターを観ている1年生。
大勢の学生の奥では、番組進行中。
学園祭実行委員長と、TOHOチャンネルのチーフが、インタビューされている様子。放送芸術科の学生です。
感動の場面です。
胴上げも始まりました。
スタジオに集まっている学生は、学園祭実行委員とTOHOチャンネルのスタッフ。
そして、学園祭に関わった学生たち。
つまり、学生であれば、誰もが、みんな、集合します。
あちらこちらで集合写真も。
こちらは、照明クリエイティブ科の1年生と2年生。
こちらは、放送芸術科・放送技術科・放送音響科の、1年生2年生の集合。
続いて、テレビ美術科の1年生と2年生。
そして、この秋にティーチングアシスタントを卒業して、現場の仕事に就いている女性。
この秋からの新しいティーチングアシスタントの男性。
そして、いよいよ、全員で集合写真。
この間、誰が番組スタッフを担当しているのか、というと
今年の3月に卒業し、学園祭に来校したOB/OGの皆さんなのです。ありがとうございます。
さらに、広角側の写真を。
これでも、全員写っていません。それほどの学生が集まったのです。
そして最後に、学園祭「電波祭」の実行委員。完成した、「笑顔の輪!」の前で。
(電波祭その8 写真:横田香苗)
2011年 東放学園専門学校 学園祭「電波祭」の紹介も、残すところあと2つ。
2日目、後半の様子をご覧いただきましょう。
テレビスタジオは、目まぐるしく番組が変わっていきます。これらの番組も、すべて学生によるもの。
「電波祭」のテーマの1つ。日頃の「学業成果の場」でもあります。
下手(写真向かって左)の2人は、本校のTA(ティーチングアシスタント)でございます。
そして、センターに立つ司会者は、「変わり身」が早い(笑)本校職員。
さらに上手(写真向かって右)の皆さんは、出演者の女子学生たち。
・・・かと思いきや、ななんと!女装した男子学生と、総合司会の渡辺郁也さん。
あっ、あべさんは、女性です(笑)。
さて、1階のロビーでは、実行委員によって、実に大勢の学生やお客様の姿が撮影されました。
何のためか、というと・・・
今年の学園祭のテーマ「つながろう・つなげよう 電波の輪!!」にちなんで
「笑顔の輪!」として、大切な人・大切なものを掲げて輪の写真で表現しているのです。
これのスゴいところは、5つの環のそれぞれが、色違いになっている、ということ。
人の背景色を変えて、着てもらう服の色も変えて・・・というふうに。
イベント会場では、教室の一角に中継システムを仮設で構築。
VEとスイッチャーは放送技術科の学生。そしてディレクターは、放送芸術科の学生。
それぞれの大切さを
2011年11月8日 実習風景,照明クリエイティブ科
青空の下のENG音声の実習、同じ日の月曜日、一方のテレビスタジオでは、照明クリエイティブ科の実習授業が。
このように、月曜日から金曜日まで、毎日どこかで、いろいろな学科がいろいろな実習授業を行っているわけです。本校の特徴と言えるでしょうね。
だから、毎日カメラを持ち歩いているだけで、非常に沢山の授業風景を紹介できるのですけれど、まあそうもナカナカいかず・・・でしてね、恐縮至極でございます。
さて、そういうことで、今日から断続的に数回に分けて紹介させていただくのは、照明クリエイティブ科1年生の実習授業「テレビ照明実習」です。
2年次になると、学生の将来志望に合わせるように、「テレビ照明系」と「コンサート・舞台照明系」の2つに分かれて、より専門的に学んでいく照明クリエイティブ科ですが、1年次は、どちらもグローバルに学びます。
どちらの「照明」も、お互いが異にする部分もあり、共通する部分もあり。それぞれを知ることで、それぞれの特徴が掴めますし、相通じる「大切なこと」も経験できるのですよね。
イメージ的には、しばらく雲も水蒸気もモヤも多くて、透明度の低い空気な日が続いていましたけれど、今日の月曜日は、久しぶりに、透き通る空気。
1枚目の写真は、まるで、青空合成の、広告用の写真を見ているようですが、これはリアル!
比較的モノトーンな校舎と、黄色いテイストのパネルサインと相まって、非常に綺麗な青空が強調された感じ。もちろん、修正無しの写真です。ガードレールが見えている不思議な写真ですけれども、その辺りは、気にしないで、ご覧ください。
放送技術科「ENG音声実習」の授業の様子です。
「ENG」とは、エレクトロニュースギャザリングの略。由来に関する話は置いておくとして、取材用のカメラや、それに関わる機材、あるいは、そのトータルスタイルを、「ENG」と言います。
授業は、その音声の部分の機材と、収音テクニックを学ぶ、実習授業です。
棒(サオ)の先に付けられている丸い円柱状の物体が、「ガンマイク」。実際のマイクヘッドは、長細い物体ですけれど、それにカバーが付けられると、このような形になります。
1カメ「立ちレポ」という設定で、レポーターの声を収音する実習を、行っているわけです。
土曜日の学校は、「特別講座」的授業を実施する学科が多いのです。
平日はお忙しくて来校していただくことが困難な、業界で働く方々も、
土曜日は比較的融通が利き、来ていただける、ということもあるのですね。
いずれにしても、お忙しい中、非常に有り難い限りです。
というわけで、先に感謝の意を述べさせていただきましたが
本日の特別講座は、ナンと!!!
テレビドラマや映画監督として活躍され、そしてとても有名な「堤 幸彦」さんでした。
テーマは「堤 幸彦監督の演出論」。
ということで、特別に本校の5学科、全学科の学生対象として行われました。
「口角泡を飛ばす」勢いで、お話される方もいらっしゃいますけれど
堤監督のお話は、終始穏やかな感じ。冷静にゆっくりとした語り口調でした。
知名度も去ることながら、本校の卒業生ということもあり
学生は全般に渡り、マンジリもせず、ずっと熱心にお話を聞き入っている様子。
一生懸命に、メモを取る学生も見受けられました。
「堤監督に憧れて・・・!」という学生も少なくないのでしょうね。
興味深く面白い話への笑顔も、高密な印象。
ご自分が関わった作品の説明の後は、学生からの質問に答えるコーナーも。
とにもかくにも、目指す先で活躍している方からの、「ためになる!」話ばかり、でした。
ありがとうございました。
さて、1週間に渡って、学園祭本番日の様子を54枚の写真で紹介してきましたが、ちょっとお休み。週明けにまた・・・。
今日の写真。
学生2名の編集作業中を、何やら、カメラマンと数人のスタッフが・・・という光景。
今日紹介するのは、当ブログに掲載するための写真撮影の様子で、はなくて、来年度に配布する学校法人東放学園の学校パンフレットの撮影です。
こうなると、大抵、学生は緊張して、日頃の笑顔がなかなか出てこないものですが、ここは違いましたね。
まずは、「楽しそうな」写真を撮影後、次に「やや真剣な」写真の撮影をしようと思っても、いつの間にか笑顔に(笑)。一瞬、真剣な表情になっても、またすぐに笑顔に。本当に楽しいのでしょうね。自然に出てしまう笑顔。良い事かと思います。
どのような「出来」になるか。楽しみですね。
照明クリエイティブ科の模擬店。ブラックライトの世界の中にも白熱灯もあり。
学科特性を生かした照明。雰囲気も秀逸。
赤ちゃん!カワイイですね。来ていただいた卒業生のお子様でございます。
イベント会場では、「ミスター・ミスコンテスト」。
この成りキリ具合は、素直にスゴい!エラい!と思います。
コンテスト参加の選抜メンバー。
単純に「容姿」だけが良いわけではない、と思います。この学生さん達も。
毎年恒例のイベント、ということもあって、大勢の観覧者。ツッコミも、結構入ります。
もちろん、模擬放送「TOHOチャンネル」でも放送。カメラマン、極めて真剣な表情。放送技術科の学生。
その出場者に、真剣にスポットライトを当てる、照明クリエイティブ科の学生。
当たる人もあり、当てる人もあり。同じ学生でも。
こちらも裏方スタッフ。放送芸術科の学生です。投票箱のスタンバイ中。
そして決定した、ミスターとミスの学生。
ここ数年、特に女性は、日頃、ペンキだらけの「つなぎ」を着て、ナグリ(金づち)を持って頑張っている
テレビ美術科の学生が選ばれる傾向にあります。
ラジオスタジオ「SKY STUDIO」では、放送音響科によるラジオ番組も。
こちらは、スタジオのガラスの向こう側。コントロールルーム。ディレクターとミキサーを担当する学生。
そして、そのラジオ番組の様子、テレビカメラを入れて、テレビ放送したのです。
実行委員、受付を担当している様子。本校以外にも、グループ内の他の3校の学生さんも受付け。
照明スタジオでは、ライブコンサートを開催。出演者は、各学科のサークルなどに所属する学生さん。
そのライブPA(パブリックアドレス)を学生と担当しているのは、職員の横田香苗でございます。
同じく、ライブステージの照明を担当しているのは、照明クリエイティブ科の学生。表情通り、真剣です。
イベント会場では、こんなイベント番組も。向かって右の3名は、それぞれ職員。そして、パパ達です。