2011年11月30日 のアーカイブ

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 さて、シリーズでお伝えしている、テレビ美術科2年生、実習授業での活躍風景の5回目。「番組制作演習」テレビスタジオでの美術セット建て込みの様子です。
 
 いろいろな建具が置かれ、装飾品が壁に掲げられて、建て込みの作業も大詰め。1枚目の写真です。
 この中に見えているもので、市販品そのままの、いわゆる「アリ物」は、ほとんどありません。ほぼすべてが学生によって製作されたものなんですよね。
 
 まず、1枚目の写真、中央よりのやや上に見えている時計。
 これも、手造り。しかも、数字や針は、ただ書いただけではなくて、その形に切り抜かれ貼られているもの。一見して、「本物」らしい「質感」というのは、このような細かい拘りやディティールによって達成されるものなのでしょう。2枚目の写真。
 
 そして、1枚目の写真、左寄りに見えている、入り口の引き戸。
 特に下方の板の部分の表面には、ディザリング処理がされていて、もの凄く本物っぽい(笑)。けれどもしかし、もちろんこれも、手造り。
 裏側から見ると、それがお解りいただけるでしょう。3枚目の写真です。