2011年12月23日 のアーカイブ
1枚目の写真をご覧いただくと、ちょっと見慣れない道具を手にしている姿が。
発泡スチロールにおける包丁とは、切断というより「削ぎ落す」というニュアンスに近いのですよね。
表面を均一に切り落とす、というのとは違って、体積を減らす・膨らみを減らす、と言う感じに近い。美容室における「すきバサミ」みたいなものですかね(ちょっと違うかな?)。
テレビ美術科「造形制作実習」の様子です。
手にしている黄色い物体ですが、これは、白光株式会社の製品「スチロールカッター」。
ご自分で、飛行機の模型などを造作される方にはお馴染みの、その分野においては、非常にメジャーな製品ですよね。
3枚目の写真をご覧いただくと解ると思うのですが、電流を通してニクロム線を熱して、気泡混合ポリエチレンを溶かしながら切断加工していく道具です。
「削ぎ落し」と違って、表面の仕上げは滑らかになるわけです。
2枚目の写真。まさに加工中の学生の様子ですけれど、非常に真剣な表情。
素直に、カッコ良い、と思います。