2011年12月4日 のアーカイブ

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 ロケーションに使用した機材などの清掃・片付けの一方、収録を翌日に控えたテレビスタジオでは、準備が着々と。
 スタジオセットは、「一人暮らしの部屋」という設定。アパートの一室としてデザインされた美術セットが、建て込みされています。
 
 1枚目の写真は、美術の「小道具」など、装飾品を準備している様子。その辺りにあるものを適当に、ではなくて、ドラマのストーリーや出演者のキャラクター設定を生かす、「演出の一部」として装飾されるものなのです。美術担当の制作スタッフ、放送芸術科の学生による作業です。
 
 それが終わると、すぐに、照明の仕込み作業の開始。こちらは、照明クリエイティブ科の学生が担当。2枚目・3枚目の写真です。
 照明の灯体を設置する照明バトンを、可能な限り降ろしての作業です。
 美術セットの建て込みの前に行うほうが合理的かと思われがちですけれど、照明を当てる対象物の、実際の「物」がないと、返って非合理。出演者の、つまり「人」だけに照明を灯すわけではないからなんですよね。
 
 さあ、お伝えしている「ドラマ制作」。
 次回からは、スタジオ収録の様子です。