2011年12月21日 のアーカイブ
放送芸術科「スタジオ番組制作」ですけれどね、この実習授業の特徴は、学生の役割がディレクターや作家などの少数のいくつかに、留まらないこと。代表的な役割は、交代で、何でも自分達でやってみよう!、というわけなのです。
前回は、学生がデザインした、提供会社の商品ディスプレイをいくつかご覧いただきましたが、今回は、MCを担当してくださっている、車谷絵里さんの背景。この組み立てや造作・配置の様子を、紹介しましょう。
この作業の一番の難しさは、限りある「時間」でしょうね。慣れていない作業だからと、時間配分が長めになっているわけでもないですし、役割の学生が大勢いるわけでもないのです。
その環境の中で、手際良く手分けして作業を進める。そのための事前準備を重ねる。これは、どんな仕事でも通じる、大切な事ですよね。
上の1段目左の写真。これは、1つ1つが風船。可愛らしいです。
1段目右、トラス構造の美術セットは「あり物」ですが、それにデコレーションをしているところ。
上の2段目。左の写真は、背景だけでなく、MCテーブルにも飾りをつけているところ。
右は、映画らしく「カチンコ」を配置。もちろん、これも手造りです。
上の3段目左の写真。こちらのグループは、トラスの美術セットにいろいろなお酒の瓶を並べて、アダルトな雰囲気に。もちろん、全部空ですよ(笑)。重ねてもちろん、学生が空にしたわけでもありません。
右は、「冬」がコンセプト。雪だるまの質感、柔らかそうですね。
4段目、左の写真、エレガントな、エンターテイメントっぽいテイストのデザイン。
そして右の写真。まさに、サクサクテキパキ、手分けして作業をしている様子です。