‘実習風景’ カテゴリーのアーカイブ

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 先月来、何度か行われている「ドラマ制作」ロケーションハンティング(ロケハン)。これは、ロケ場所の候補地について、実現の可否や周囲の状況やロケ場所としての環境などを調査する目的。
 そして今回紹介するのは、8月の初めに行われた、ロケ場所として確定した後の、各セクションの代表者が参加してのロケハン。
 台本中の「ストーリー」や「シーン」に基づいて、あるいは、想定している芝居やカメラアングルなどを勘案しながら、映像・音声・照明スタッフが、実調査を進めていきます。準備は佳境に突入です。
 
 1枚目の写真は、ご協力いただく、ある学校の図書室。多大なご協力、誠に感謝でございます。
 実際に出演者が芝居をする場所に代役のスタッフが立ち、それを取り巻く様に、各スタッフがロケハンを行っています。
 
 2枚目の写真は、同じ学校内のメインアプローチ。
 右手前が「ドラマ制作」を担当・指揮する、本学園の島﨑顧問。奥が代役の学生。そして左手前がディレクターの学生。
 コメントを特に必要としない光景が、ご覧いただけるでしょう。

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 照明シュートも終わり、サウンドチェックも終わり、いよいよ、コンサートセミナー参加者の皆さんが、会場に。
 ちょっと見づらいのですが、1枚目の写真、2階席を埋め尽くしている様に見えていますよね。
 今回は、コンサート照明・コンサート制作・コンサート音響の3つのコース。机上だけでもなく、話だけでもなく、実際に見て触れて、本物のライブコンサートを実体験しよう!というイベントなのです。
 
 全体の説明を受けた後は、各コースに分かれての見学ツアー。実際にスタッフが活躍する場に行って、使用する機材や作業の様子などを近くで見るわけです。
 2枚目の写真、照明コースのツアーコンダクターを勤めるのは、本校照明クリエイティブ科の職員。
 ステージ照明のデザインと見せ方・見え方、作業の進め方や灯体(ライト)の種類と違いについてなどなど。詳細な説明を、そして実際を間近で見ながら、です。
 
 3枚目の写真は、前回お伝えした、客席後方の中央にある「照明調光卓」。こちらも当然、ツアーのコースです。
 実際に現場で活躍されているプロの照明マンによる、照明調光卓の説明。
 操作によって、デザインが大きく換わったり、動作するムービングライトを観ると、驚きの声も。
 参加者の皆さん、熱心に聞いたり見たりしていました。

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 1枚目の写真。お盆休みに行楽地に来て・・・、ではなくて、8月4日の空模様。
 そして2枚目。ガラリと変わって、同じ日の「コンサート制作セミナー」。 客席の後方にある、音響と照明の操作卓付近の写真です。

 向かって右が、PA(パブリックアドレス)ミキサー卓。ステージの両サイド、客席に向かって置かれるスピーカーからの音を、ミキシングする部分。よって、客席の中央の後方に設置されているわけです。
 左やや奥が、照明調光卓。ステージ照明は、客席からの見た目を想定してデザインされていますので、やはりこれも、客席中央の後方に設置。両者とも、とても意味のあるポジションなのです。
 
 このイベント、コンサート・ステージ制作と音響は、東放学園音響専門学校の音響芸術科と音響技術科の学生が担当。ステージ照明を、東放学園専門学校の照明クリエイティブ科の学生が担当しています。

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 コンサートなどで、ステージを見ていると、いつも、「ここ!」という場所で、勢いよく正確に白い光が照らされるじゃないですか。
 いわゆる「スポットライト」ですけれど。
 アーティストが微動だにしなければ、まだ解りますけれど、ステージ中を動き回る事もありますしね。どこでも、ピタっと照らし、動きにもしっかりと追従する。凄いですよね。
 先々週の8月5日にご紹介した内容の続き。「コンサート制作セミナー」です。
 
 1枚目の写真は、そのスポットライト「ピンスポット」の背後から。
 撮り方が悪くて、比較的近くから投射しているように見えていますが、実際は「かなり上のかなり遠く」なんですよね。
 
 2枚名の写真は、右サイドからのアングル。
 写真をクリックして、拡大してご覧いただくと解りやすいと思うのですが、4名のオペレーターが横並びになっている様子。カッコイイ!
 先生役のプロのライティングスタッフの方1名に、本校の照明クリエイティブ科の学生が3名が、担当しています。
 
 そして、3枚目。
 写真だと見づらいのですけれど、針金(バインド線)がネジラレて、それが2つ、貼付けられている様子。
 さあ! これがいったい何か、というと・・・、これが、とても大切な・・・。
 誠に残念ながら、今回はこの辺りで・・・(笑)。

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 東放学園専門学校の各学科が参加しての実習授業「ドラマ制作」。
 8月に入り、専用のスタッフルームが開設されました。
 ここは、演出や制作進行などの、制作系を中心とするスタッフの詰め所。
 制作準備に必要な資料が置かれている他、共有するべき情報の集合場所でもあるこのスペースに、必要に応じてスタッフが入り、細かな打合せなどが、繰り返し、行われていくのです。
 
 写真に写るのは、それぞれ、放送芸術科の学生達。
 
 2枚目の写真は、プロデューサーを担当する学生と、制作進行を担当する学生が、iPhoneを見ながら、ロケーションを行う場所に関する、打合せ中。
 
 3枚目の写真は、ディレクターやアシスタントディレクターなどを担当する学生が、ロケーションハンティングの記録写真を、パネルに貼付けているところ。
 いわゆる「下見」にあたる「ロケーションハンティング」は、関わるスタッフの全員が同行するわけではないですし、その場所に訪れたスタッフも、何度か見返すうちに、気がつく事があったり、新たに生まれる発想もあったりしますからね。
 いつでも簡単に一覧できる環境が、大切なのです。

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 さてさて、カメラマンと、TD(テクニカルディレクター)は、別室(実は屋外ですけれど)にて、カメラの打合せ。3枚目の写真です。TDは、実際に数多くの番組を手がける、プロの方。本校の卒業生でもあります。
 
 ドライリハーサルや位置決めによって得た、番組の構成・演出や、出演者の動きなどの、いろいろな情報を得た後に、カメラの配分やカメラアングル・サイズを組み立てていきます。
 カメラマンを担当する学生達は、TDからの指示やアドバイスを、台本に丁寧にメモ。
 ただ「カメラマンを担当する」という事以外にも、このような細かなシチュエーションが、学生にとっては勉強になるのですよね。
 
 その後、スタジオに戻って、カメラリハーサル。今回の場合は、この作業も、出演者のほとんどが、代役で行われました。
 番組の完成度は、このような過程を経て、ぐいぐいと高められていきます。

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「バラエティー番組制作セミナー」。スタッフが、ドライリハーサル・位置決めと進む一方、参加者の皆さんには特別セミナーが行われました。
 
「さんまのスーパーからくりTV」「ぴったんこカン・カン」など、バラエティ系や情報系の番組を数多く手がける、制作スタッフの集団「有限会社 フラッグス」の大滝 功 氏が担当。
 
「バラエティ番組とは?」「制作者としての醍醐味」そして、スタッフとしての大切な「意気込み」などなど。「楽しい」「面白い」だけでなく、番組制作の「ありのまま」を、ザックバランに、興味深い話が盛り沢山!。
 メモを取りながら、熱心に聞き入る参加者の方もいらしたほど、でした。

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 さて、立秋を目前にした今日、8月7日日曜日。
 暦の上での「夏の終わり」を告げるように、東放学園専門学校がある東京都杉並区では、夕刻は、雷雨に包まれました。
 うーん、遠くの落雷を撮影した(つもり)のですけれど、コンパクトデジカメのシャッタースピードだと、限界という感じ。
 一応、撮りましたけれど(1枚目の写真)、解りづらいですね〜(ふぅ・・)。
 と、言うことで、前回の続きです。
 
 あらかじめ完成されている台本の、言わば文字情報だけでは解らない、番組全体の主旨や流れ・演出の第一義的なテーマを確認する上で、とても大切な作業「ドライリハーサル」。 
 そして、ドライリハーサルの後は、「位置決め」です。
 
 照明・音声・映像系の、各技術スタッフには、特に重要な過程でして、その中でもさらに一層、映像セクションにおいては、「撮りやすさ」「見せやすさ」に関わる大事な作業。出演者の位置や動きなどを、吟味しながら決めていきます。
 
 2枚目と3枚目の写真。いかにも、重要な役割を負っているように見える方は、「TD(テクニカルディレクター)」。
 やはり、「テレビ」ですからね、いかに、見やすい、解りやすい映像にするか。これがテーマ。
 考慮すべき材料は、もの凄く多義に渡り、奥が深いのです。

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(つづく・・・)と書きながら、その続きの前に、また更に、違うイベントのご紹介をさせていただいちゃいましょう。
 東放学園専門学校「バラエティー番組制作セミナー」です。
 
 その名の通り、本物のタレントの方々、お笑いユニットの方々をお迎えして、「本物とウリフタツ」のバラエティー番組の制作過程をご覧いただいてしまおう! という、ビックイベントでございます。
 
 今回、随分と大勢の方々がご参加いただいたのですが、その参加者の皆さんが来校するかしないか、というタイミングで、テレビスタジオでは、「ドライリハーサル(カメラを使わないリハーサル)」が行われました。
 学生が、プロの出演者の方の代役を担当。番組の構成や進行を確認していきます。

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IMG_2607sIMG_2625s「コンサート制作セミナー」照明スタンバイ編のつづき。
 東放学園専門学校 照明クリエイティブ科の学生、活躍の様子です。
  
 照明クリエイティブ科では、1年次は、「テレビ系」と「舞台系」を総合的に学び、2年次に、それぞれのコースに分かれて、より専門的に勉強し経験を積んでいくのですけれど、今回の「コンサート制作セミナー」は、2年生の舞台コースの学生が、スタッフを担当しました。
 
 前回ご紹介させていただいた、灯体などの仕込み作業の後は、「照明シュート」作業。
 当然、仕込みの段階で、当初のデザインに沿って、灯体の位置や向きを考慮しながらスタンバイされているわけですが、この「シュート」で「きめ細やか」な、灯体の位置や向きの調整を決めていきます。
 艶やかさ、壮大さ、色彩美・・・などに繋がる「光の演出性」を高める、大事な作業です。
  
 1枚目と2枚目の写真。
 ステージや美術セットに直接置かれている灯体は、このように、直接触ってシュートしていくのですが・・・、
 
 手が届かない位置にある灯体は、このように長〜い棒である、専用の「介錯棒」を使って、向きを整えていきます。
 しかし、この介錯棒、私も以前、あるテレビスタジオで何度か使ったことがあるのですけれども、まず重たいですし、見上げるので首は大変だし、棒がタワムので、想像以上にテクニックが必要なのですよね。
 学生さん、頑張っています!
(つづく・・・)

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 さて、授業期間中に行われた授業、そしてその中で、学生が威力を発揮している様子は、今後ゆっくり少しずつ紹介させていただく、ということして・・・(苦笑)。
 今日は、まさに今日行われた、非常にタイムリーなイベントを、ご紹介しましょう。
 
 で、いきなり1枚目の写真。
 誰もが知っている、ある大きな物の、超縦位置アングル写真です。
 これが何かが解った方がいたら、拍手喝采になることは必至!(笑) しかも、これがどこにある物なのかまで解ったら、それはもう、神秘的!神秘的ですよ。今日のイベントは、このある大きな物の麓(ふもと)、そして、海に近い場所で行われたのです。

 はい、こうして例によって、長い前置きで、既に予定した字数の半分を過ぎてしまいました。
「コンサート制作セミナー」です。
 
 本校では、照明クリエイティブ科の2年生が、照明のスタッフを担当。
 いわゆる有名・大物アーティストが、数えきれない程のコンサートを開催している、非常に知名度の高いライブハウス。学生の間で、このようなスペースで仕事ができる。これは凄い事かも知れませんね。
 まずは、あらかじめデザインされたプラン通りに、灯体(ライト)を配置して、電源を結線していく、という作業。
 
 学校内での実習はもちろんのこと、学外のいろいろなコンサートホールでも、数多くの作業をこなしている学生達。「物おじ」しない姿、凄い!と思います。
 (つづく)

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 さあ、今日はまず、3枚の写真をじっくりとご覧いただきましょう。
 
 スタジオカメラ(スタンダードカメラ)を操る実習授業の様子。
 カメラ本体・レンズ・足回り等を含めた、1式あたりの構成機器全ての重さは、およそ250キログラム。まあしかし、250キログラムといってもピーンと来ませんよね。
 2リットルの、ミネラルウォーターが入っているペットボトルの重さが、およそ2キログラムですから、およそ125本分!!
 そう考えるとスゴいですよね〜。今、これを自分で書いていて、改めて実感してしまいました(笑)。
 
 もちろん、タイヤがついているのですから、250キログラムを持ち上げて動かすわけではないですけれど、それ相応の力は必要。
 けれどもしかし、それを、自由自在に操ることと、体格や腕力は、ほとんど関係ないのでしてね、写真はそれぞれ、体格が比較的「キャシャ」な女子学生ですけれど、しっかりと、動かせているのです。
  
 引き込んで動かす時のコツは、特に、体勢と足の踏張力。それ以外にも、いろいろとあります。

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 はい、「夏ならでは・・・」のもう1つ。もう、写真をご覧になれば解るかと思いますが、「水着」でございました。
 
 水着が絡む問題、「今年、流行の水着は?」ということでして、いわゆるミスコン系なコンテストではなくて、水着のデザイン。番組のジャンルは、あくまでも「情報番組」ですから、水着の女性ではなくて、水着そのもの。
 けれども、海でもプールでもない、エアコンが効いているテレビスタジオでの水着姿。番組制作に協力していただいた、モデルの皆さんには、感謝ですよね。皆さん、学生の友人の方々です。 
 ちなみに、その、今年の流行デザインは、2枚目の写真、3名の中央に立っていらっしゃる方の水着だそうです。
 
 そして、3枚目の写真。ちょうど、水着に関する問題中のカメラマンの様子。
 当然と言えば当然ですけれど、非常に真面目で、真剣な表情ですよね。
 
 被写体が何でどうであれ、視聴者が何を見たいのか、これを想像して意識して撮影するのが、カメラマンに求められる大事な要素の1つ。そのような意味では、冷静に客体的に観察して、レンズを向ける、ということ。
 これは、欠かせない能力なのです。

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 さて、テーマは「夏!」の番組、その名も「夏く〜いず」。
 タイトル通り、「夏」をテーマにした、クイズ形式の番組。内容は、花火に関する問題、暑さを和らげる節電お役立ちグッズの問題、そして、もう何と言っても・・・など。
 こうした、番組のテーマ、そしてその中の細かな構成を考えるのも、もちろん学生。制作・演出系の役割を担当する「放送芸術科」の学生なのでございます。
 
 写真1枚目は、リハーサルの合間に、司会を担当するお二人に近づいて、話をしている様子。
 フロアーディレクターを担当する学生が、ディレクターからの指示や自らの判断を交えて、番組進行に関わる説明やお願いをしています。
 
 2枚目は、クイズの回答者を担当するプロのタレントの方々に、同様に説明やお願いをしているところです。
 
 何の指示をしているか、というと、罰ゲームにあたる、ある食べ物に関する事。 
 ではいったい、なぜ、このような説明が必要なのか、というと・・・
 うーん、やはり、「テレビの神秘!」。
 厚さ5センチくらいの、高密なベールをかけておきましょうか。(笑)
 
 そして、もう1つの「夏ならでは」は、いかに・・・。