長〜いのを、操る

2011年8月5日 実習風景,照明クリエイティブ科

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IMG_2607sIMG_2625s「コンサート制作セミナー」照明スタンバイ編のつづき。
 東放学園専門学校 照明クリエイティブ科の学生、活躍の様子です。
  
 照明クリエイティブ科では、1年次は、「テレビ系」と「舞台系」を総合的に学び、2年次に、それぞれのコースに分かれて、より専門的に勉強し経験を積んでいくのですけれど、今回の「コンサート制作セミナー」は、2年生の舞台コースの学生が、スタッフを担当しました。
 
 前回ご紹介させていただいた、灯体などの仕込み作業の後は、「照明シュート」作業。
 当然、仕込みの段階で、当初のデザインに沿って、灯体の位置や向きを考慮しながらスタンバイされているわけですが、この「シュート」で「きめ細やか」な、灯体の位置や向きの調整を決めていきます。
 艶やかさ、壮大さ、色彩美・・・などに繋がる「光の演出性」を高める、大事な作業です。
  
 1枚目と2枚目の写真。
 ステージや美術セットに直接置かれている灯体は、このように、直接触ってシュートしていくのですが・・・、
 
 手が届かない位置にある灯体は、このように長〜い棒である、専用の「介錯棒」を使って、向きを整えていきます。
 しかし、この介錯棒、私も以前、あるテレビスタジオで何度か使ったことがあるのですけれども、まず重たいですし、見上げるので首は大変だし、棒がタワムので、想像以上にテクニックが必要なのですよね。
 学生さん、頑張っています!
(つづく・・・)