2011年1月29日 のアーカイブ

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 何かの写真や動画を見た時、そこに直接的に時間を表現する物が無くても、「何となく朝っぽい」とか「何となく昼っぽい」と感じる事、ありますよね。
 たとえば「光」。朝9時頃の、屋内への陽の差し込み方と昼1時頃のそれとは違う。太陽の高度によって、たとえば、昼過ぎよりも朝の方が、部屋の奥まで陽が差し込みますね。
  
 前置きが長くなりましたが、照明クリエイティブ科1年生の実習授業「テレビ照明実習1」。
 太陽に相当する灯体(ライト)を窓の外に置いて、その位置、そして光の角度による見え方・感じ方の違いの説明を行っているところです。
 
 2枚目の写真、ちょうど今の季節の朝9時前くらいでしょうか。強くなった太陽光が部屋の中に入っている様子。正面の棚から右奥にあるキッチンの下方までが陽当りの範囲ですね。
 
 3枚目、この色(光源の色温度)からして解りやすく「夕方」。地平線近い太陽の光が、部屋の奥まで積極的に流れ込んでいます。空気の湿度が高い、まろやかな朝焼けとは違って、強い光でシャープ。 
 
 細かい話をすれば、もちろん、季節や天候・部屋の向きなどによっても変わりますし、日本などの「中緯度にある国」とそうでない国や地域によっても変わりますけれど。