2011年1月20日 のアーカイブ
ここ何回かお伝えしている放送芸術科1年の実習授業「スタジオ番組制作<ドラマ>」。
それではここで、ドラマのストーリーと配役について、簡単に説明しておきましょう。
登場人物は、サラリーマンを演じる「大輔」、大輔の恋人を演じる「恭子」と、大輔と親しい間柄の「美沙」、この男性1名と女性2名。
具体的な間柄やキャラクター設定は、各グループ毎のディレクターの解釈によって、異なりますね。まあその、最近はね、そう簡単に割り切れない関係性もですね、あるかも知れませんしね〜(笑)。
出演者は、各グループ毎に異なって、同じ放送芸術科の他のグループのメンバーに、出演を依頼する、という形。3枚の写真それぞれ、違うグループの出演者の方々、ということになります。
簡単に言えばいわゆる「三角関係」。
風邪をひいて仕事を休んだ大輔。その大輔を気遣って買い物をして、大輔宅に訪れた、真面目で気立ての良い恭子。しかしそこには既に見知らぬ女性、やや軽めの性格で甘えん坊の美沙が・・・。
キャラクターが真向対立する2人の女性との関係性を通して、悲惨な状況に追い込まれた大輔の心の葛藤、それぞれの「人間模様」を描いた、およそ3分のシナリオです。
このストーリーを元に、各ディレクターが咀嚼(そしゃく)。それによって細かい演出を行っていく、という授業。ですから、それぞれの芝居も、その表現方法も、グループによって異なる、というわけです。