20130906
実は、2日間にかけて、じっくり行ったのですけれどね。
すべてのオーディションが終わった後は、関わった学生全員が参加してのミーティング。
学生それぞれがメモしていた資料を元に
オーディション時に撮影させていただいた写真を見させていただきました。
あえて話し合ったりせず、個人の印象そのままに、多数決。
オーディションに参加してくださった方々全員
言わずもがな、演技力も熱意も相当なものでしたが、その中で!特に!という思慮があって
恐縮の気持ちを抱きつつ、苦渋の選択をさせていただいたわけです。
 
その多数決を持って、プロデューサー・ディレクター・担当職員の少人数で、再吟味。
もっとも重要なディレクターの意向や、全体的なバランスなども十分に考慮して
票が多かった方々の中で、検討そして検討をさせていただき
真剣に決定させていただきました。
オーディションに参加してくださり、誠にありがとうございました。

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9月上旬のクランクイン(撮影開始)まで、ほぼ1ヶ月前となった時期
学校では、出演していただく方々を決める「オーディション」を実施。
タレント事務所数社にそれぞれ所属されている20名を超える方々が
お忙しい中、オーディションに参加してくださいました。ありがとうございました。
 
オーディションでは、配役毎に台詞を読んでいただいたり
実際のストーリーの一部分を演技していただいたり・・・。
学生という立場で、プロの俳優の方々を選出して決めるというのは
大変恐縮する、申し訳ないという一面もあるだろうと思うわけですが、そこはあくまで授業。
ただ、自分達のより良い作品創りのためには、必要な事ですからね。
とにかく、何事も経験が大切なのです。
「ドラマ制作 2013」です。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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「サマーソニック 2013」
続いて今回の写真は、音声調整卓の様子を中心に。
学生中心の、学生のためではありますけれど
それぞれのスタッフ、学生だけに任せておくのではなくて
部分的に職員も、しっかりと担当をやり遂げます! (笑)
上段は、放送音響科の職員が、本番中の音声のミキシングを行っている様子。
 
そして、中段の写真。
今度は、今年の4月に入学した1年生に、担当職員が指導をしている様子。
本番中ではありませんが、言わずもがな、実践形式の本格的な授業の最中。
目的を学び、手段を経験する。勉強になること、多いでしょうね。

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担当するステージでのイベントは
11時頃から19時頃までに、数回に分けて断続的に行われるものでしてね
それぞれのイベント毎に、カメラを担当したりミキサーを担当したり
休憩して他のステージを見学に行ったり・・・というふうに。
一日あたりの参加学生およそ30名で、シフトを組んでスタッフとして参加。
 
写真はどれも本番中の様子。学生が撮影した写真も含まれます。
クリックすると拡大表示されますので、そのようにしてご覧ください。
 
上段は、前回説明したCG送出の様子。
イベントのタイトルや各出演者の名前などを中心に製作して送出します。
中段は、映像指揮から映像を選択するスイッチャーにかけて。
主な目的は、スクリーンをご覧になるお客様のために。
ですから、テレビ放送の映像選択とは異なって、ここが難しいところ。
もちろん、学生も担当します。
下段は、映像調整を担当するビデオエンジニアなどの様子。
左と中央の写真で、手で操作している機材が、
カメラの明るさや色合いなどをリモートコントロールするもの。
本番中は主に、明るさの調整をし続けます。

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薄暗くて少々見づらいのですけれど
ステージ裏に設置した、送出・収録の映像音声ベースシステムの写真を。
簡単に説明しますと
システムの奥、写真上方に横長に機材が並んでいる部分が「映像制作卓」。
左から、CG送出・VTR送出・映像指揮・映像スイッチング・映像調整・収録の各システムとなり
次に、写真手前が「音声調整卓」。
その右が「CG製作卓」、続いて写真右上方に「映像送出最終卓」という配置。
 
要するにですね
大きなテレビ中継車というか、小さなサブコントロールルーム(副調整室)の環境を構築。
すべて学校から機材を持ち込み、学生を中心として作り上げられたシステムなのです。

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そして、少々お休みをいただいていた、「サマーソニック 2013」の様子。
スクリーンへの送出と、記録映像・音声を、本校の放送技術科と放送音響科の学生
ステージ音響を、東放学園音響専門学校の音響技術科が担当したものです。
4回に分けて、そのスタンバイの様子を紹介しましたが、今回はその続き。
いよいよ、本番・開演当日です。
 
開場になる前、手際良く短時間で進められるのが、カメラの「カラー調整」。
「グレースケールチャート」という、専用の道具を撮影して
使用するすべてのカメラが、同じ色再現となるように、ビデオエンジニアが調整。上段の2枚の写真です。
 
その後は、学校パンフレット用の写真を撮影したり、シフトを確認したり・・・。
細かな調整や準備を終えて、スタンバイ終了。
そして、いよいよ! 開場です。

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早々に梅雨が明けて猛暑、そして立秋を過ぎても猛烈な暑さ・・・と
日本各地、総じて暑い夏が続いていましたけれど、8月も終わり頃になって、ようやく秋の気配。
朝晩は涼しくなってきて、8月27日のこの日は、日中も30度を少し下回る、少々の暑さ。
この秋、最初の好天。
湿度も下がり、空気の透明度も増して、気持ちの良い一日。

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定常的な授業がなくて、大きなくくりとしては、夏休みですけれど
その定常的な授業がない今だからこそ、集中的本格的な授業が沢山。
今までもいくつか、そしてこれからも、それらは続きます。
  
と、言うことで、残暑お見舞い、申し上げます!
東放学園専門学校
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1つの本番に対して、最も速くスタジオに入ってスタンバイを始めるのは、テレビ美術科。
これが、本番前日の夜。
それに次いでスタジオ入りして、スタンバイをするのが、照明クリエイティブ科。当日の朝です。
照明作りは、出演者つまり人だけではなくて
その背景などの美術セットにも、もちろん。
美術セットが先に建て込みを終えていないと、作業に入れないわけです。
また、テレビモニターやテレビカメラが置かれたり、多勢のスタッフがスタジオに入ってからでは
困難な作業もありますからね。
その間を縫う様に、効率良くスピーディーなスタンバイが求められるのです。
 
通常時は、天井付近に上がっている照明昇降バトンを降ろして
そのバトンにあらかじめデザインされた通りに、灯体を吊るすように設置して電源線を繫いで・・・。
関わる全員が、デザインや灯体を仕込む手順などを、しっかりと理解しておく必要がありますよね。

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東放学園専門学校の5学科の2年生が参加しての、大型実習授業「番組制作演習」。
音楽番組からスタートして、情報番組へと突入。
ここでの紹介が今なだけでして、実際には、6月頃に行われていた授業です。
そして、情報番組になると加わるのが、番組フォーマットに含まれるVTRの部分。
これもやはり、放送芸術科の制作担当の学生による発動で、準備が進められて
事前に取材をして編集をしてMA(効果音などを加えるなどの音の編集作業)を経て・・・という流れ。
 
そこで今回紹介するのは、その取材の事前収録時の様子。
情報番組は、「東放学園専門学校」の紹介が課題でして、今回のVTRは、本校の機材室がテーマ。
撮影は放送技術科、音声は放送音響科、照明は照明クリエイティブ科、制作は放送芸術科の学生が担当。
 
基本的には、学生主体の取材クルーですけれど
撮影場所が学校ということもあって、可能な場合は、職員がその場でアドバイスに。
左下の写真は、音声を収録する放送音響科の学生に
担当職員が、マイクロフォンの持ち方・向け方を教えている様子です。
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サマーソニックの紹介は一休みをいただいてですね
8月10日分として紹介した、「番組制作演習」本番前日の
美術セット建て込みの完成形をご覧いただきましょう。
 
左上の写真が、美術セットの全景を撮影したもの。
今回のデザインのテーマは、「教室」。
先生役の司会者に、学校の事をよく知っている解説者に、生徒役は現役の学生、という設定。
ディレクターを担当する学生からのオーダーを受けて、テレビ美術科の学生が主体的にデザインを作成。
「伝統ある学校の教室」というテイストで、壁に見立てているパネルも、意図的に「汚し」が入っているわけです。
 
前回紹介にあった写真には
文字が書かれた紙を、シワがよらないように丁寧に貼っているという光景がありましたけれど
左下の写真。
黒板に描かれた、「東放学園の歴史年表」だったのです。
 
そして、右下の写真は、本番中、テレビモニターを観察する、テレビ美術科の学生。
自分達がデザインし製作し、建て込みをした美術セットが
テレビカメラを通してどのように表現されるのか、を確認しているわけです。
これは非常に大切な事。
どんなに、一生懸命、苦労して製作した美術セットであっても
テレビの画面の中に表現されるものですからね。
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映像・収録音声システムを構築して、カメラケーブルなどの布設を終えて
同時平行やオーバーラップしながら進められるのは、テレビカメラのスタンバイ。
珍しくカメラの型式などを紹介しますけれど(笑)
SONY HDC1500Rと、Woodman Labs社製の、今流行のGoProなど。
三脚のスタンバイをしたり、付属機器などを取り付けたり。
本番前日ですけれど、本番直前の状態まで持っていく、というのが、スタンバイの目的なのです。
 
そして、8月13日分として紹介した、下段3枚の写真
MacBook Proに向かって、作業をしている様子を紹介しましたけれど
現地の幕張メッセの会場でも、更なる吟味の作業が着々と。
出演者をスクリーン上で紹介する静止画も、もちろん学生が製作。
来年のために、先輩2年生が1年生に、いろいろと伝授です。中段の3枚の写真。
 
そして、スタンバイ日の締くくりは、進行・技術打合せの様子。下段3枚の写真です。
ディレクターや舞台監督にあたるスタッフは、業界で活躍されているプロの方々。
それに、担当職員と学生数名までが入って、進行や映像・音声などの決め事などを確認していくのです。

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映像・収録音声のシステム構築作業も、ほぼ完成。
あとは、電源を入れて各信号を確認して・・・という段階。上段左の写真です。
ここで、学生・職員全員は休憩。
お客様が入らないスタンバイ日は、空調は弱めになっていますので、会場は暑め。
熱中症にならぬように、水分や(塩アメ)などを体に補給しながら、しっかりと休息。
何事にも、体長管理・安全第一が大切ですからね。上段中央の写真。
 
休憩時間が終わると、次はカメラケーブルなどの布設作業へ。
カメラケーブルだけでも、8本ありますからね
どのケーブルがどのカメラ用なのかを記すなどの準備を怠りなく、しっかりと。
 
そして、お客様が往来する通路や客席は、安全上ケーブルを置けませんからね
会場の床に設備されている「ピット(大きな溝)」に、ケーブルを通す作業が必要となるのです。
中段の中央や右、そして下段左の写真などが、その作業中の様子。
大型トラックが通っても壊れない、非常に重たくて頑丈な鉄板製のフタを外したり
ピットの下に潜る作業は、慣れている職員が担当。やはり何と言っても、「安全第一!」です。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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校舎での「仮組み」を終えて、開催前日の金曜日。
朝から、会場の千葉県は幕張メッセへ。
およそ、小型トラック1台分弱の量に相当する機材の搬入
そして、スクリーン映像送出と映像音声収録のシステム構築作業の開始です!
 
ステージやスクリーンの裏側に当たる場所でしてね
多勢の出演者やスタッフが往来する場所ですから、動線や本番中の作業環境などを考慮しながら
テーブルを並べて、まずは機材を配置。
その後、それぞれの機材をケーブルで繋げていく配線・布設の作業へと続きます。
もちろん、作業の中心となるのは、学生達。
細かな幅広い指示をせずとも、着々と進行していくのです。
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「フェス!」というと「夏!」というのが、ここ10年程度の代表的な比喩ですね。
1つの「夏の風物詩」とは言えるでしょう。
さて、本校放送技術科の8月というと、まずは「サマーソニック」。
学校法人東放学園が制作協力している、ステージの1つの映像製作作業。
まあ具体的には、オイオイということにさせていただいて
その作業を、本校の放送技術科1年と2年の学生
そして、収録音声を、本校の放送音響科の学生が、担当させていただいているのです。
 
・・・と言っても、いきなり、会場の幕張メッセに行ってではなくて
まずは、校舎の教室での、スタンバイ作業から。
映像システム自体、それなりに大掛かりですし、機材に不都合があっても
校舎に交換しに戻って・・・なんて、素早く簡単には変更がききませんからね。
会場での本番と同じようにシステムを仮組みして、それぞれを確認する必要があるわけです。
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