サマーソニックの紹介は一休みをいただいてですね
8月10日分として紹介した、「番組制作演習」本番前日の
美術セット建て込みの完成形をご覧いただきましょう。
左上の写真が、美術セットの全景を撮影したもの。
今回のデザインのテーマは、「教室」。
先生役の司会者に、学校の事をよく知っている解説者に、生徒役は現役の学生、という設定。
ディレクターを担当する学生からのオーダーを受けて、テレビ美術科の学生が主体的にデザインを作成。
「伝統ある学校の教室」というテイストで、壁に見立てているパネルも、意図的に「汚し」が入っているわけです。
前回紹介にあった写真には
文字が書かれた紙を、シワがよらないように丁寧に貼っているという光景がありましたけれど
左下の写真。
黒板に描かれた、「東放学園の歴史年表」だったのです。
そして、右下の写真は、本番中、テレビモニターを観察する、テレビ美術科の学生。
自分達がデザインし製作し、建て込みをした美術セットが
テレビカメラを通してどのように表現されるのか、を確認しているわけです。
これは非常に大切な事。
どんなに、一生懸命、苦労して製作した美術セットであっても
テレビの画面の中に表現されるものですからね。