2011年9月 のアーカイブ

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 ロケーションの本番を目前にした月曜日は、関わるスタッフ全員が参加しての全体会議。
 まずは、本校の島﨑顧問から、ロケーションの心構えや注意点についての話など。
 とにかく、本番が間近ですから、雰囲気というか空気感は、シャープです。
 
 次いで2枚目の写真。ディレクターを担当する学生から、ロケーションのある一部分における、撮影方法に関する重要事項の説明。ここでの具体的な話は割愛させていただきますけれど、ごく簡単に言うと、一種のトリックというかタイムスリップという感じ。
 これを達成するには、ほぼ全員の理解が必要なのです。
 
 その後は、主要スタッフが集合しての、「台風対策会議」。
 台風の接近と影響を想定して、人と機材の安全対策に関する事、ロケーションスケジュールの吟味が、その内容です。
 本格的なドラマ制作にチャレンジするわけですが、安全第一は、大原則。無謀無理は、禁物なのです。結果的に、良い作品は作れないですからね。

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「ドラマの製作シーン」や、いわゆる「メイキング映像」というと、出演者やディレクターそしてカメラマンの姿を連想する方が多いと思います。
 けれどもしかし、「番組製作」には、じつに、大勢の、様々な役割のスタッフが携わって活躍して、初めて、1つの作品が完成する。まあ、あえて言うまでもないことかも知れませんが・・・。
 
 先日ご紹介した「立ち稽古」の様子ですが、終了した後、独りでモクモクと仕事を進める学生の姿。
 写真は、「TK(タイムキーパー)」を担当する学生。
 
 出演者の動きや、演技にかかる時間などを詳しく記録して、作品が時間内に収まるのかどうか、あるいは、作品の構成上、どのような時間あるいは配分(放送時間や作品時間的に)になるのか、演技に不自然が生じないかどうか、などを確認するために、関わるすべてに関して、細かく記録をしていきます。