2010年12月30日 のアーカイブ

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 一連の作業風景をご紹介している「大道具操作基礎」。この授業は、テレビ美術科(今年度2年次までは「演出デザイン科」)1年生の実習です。「操作」とありますが、各部材の製作から建て込み、そしてその撤収に至までを、全般的に体験していく内容です。
 
 1枚目の写真、この授業を担当している、実際の現場でも活躍されている講師の先生が、説明をしながら手伝っている様子。この1枚だけの写真では解りませんが、観察させていただいていると、「何か」をするときの「体勢」が安定的というか固まっているというか、そんなふうに感じますね。
 
 2枚目の写真、こちらは、「インパクトドライバー」と「木ネジ」を使って、組み上げ作業中です。1人の学生が打ち、もう1人がしっかりと固定。この「固定」が大事なんですよね。特にインパクトドライバーは、締め打つ力が強いですし。
 
 授業時間も後半に入ったこともあって、作業のペースが上がっています。傍から見ていると常に「速いな」と思っているわけですけれど(笑)。
 授業を履修している学生の中には、入学して初めていろいろな工具を使った、あるいは「木材」に触ること自体、初めてに等しいという人もいる筈。写真では、あまり表現できなくて恐縮ですが、とてもそのようには見えない。
 未経験者だったという雰囲気は、微じんも感じないのです。
 
[写真:m-shiina]