2010年12月6日 のアーカイブ

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 今日は、放送技術科1年生の実習授業「ビデオ制作」の作品プレビュー会がありました。今回の作品は、10月の始めに準備を開始。7人前後のグループごとに、学生みずからが企画を考え企画書を作り、必要に応じて撮影許可などを申請し、撮影をして編集をして・・・というふうに進めて来たもの。初めてのことで、いろいろと苦労もあったかと思いますが、それこそ切磋琢磨しながら努力してきたわけです。
 ということで、そのプレビュー会の写真を取り上げ、学生全員が「いち視聴者」となってテレビモニターを見つめる姿を紹介しようと思ったのですけれど、それよりかは実際に作業をしている姿の方が・・・、ということで、完成前の編集作業の様子を、ご覧いただきましょう。

 写真はどれも、ノンリニア編集室の1つである「Avidルーム」。編集担当の学生や、ディレクター担当の学生、手助けをする学生などが、集合しています。プロの実際の現場では、番組や作品のジャンルにもよりますけれど、もう少しセグメンテーションが明確で、そしてもう少しシンプルというかクールというか、そんな雰囲気で進められますが、ここは「学校」。携わったみんなで、大勢で意見を出し合いながら良いものを作る。もうこれは率直に言って、大事なことです。
 
 3枚目の写真で解りますが、「ノンリニア編集」というのは、PC(パソコン)編集のこと。つまり、キーボードとマウスによるオペレート。数年前まではVHSテープを使用して編集したグループもありましたけれど、時代は進む。まさに「隔世の感」です。
 これを閲覧している高校生の皆さん、そもそも「VHS」って知ってますか??