2010年9月16日 のアーカイブ

IMG_2833_2sIMG_3315sIMG_2933sIMG_2904_2sIMG_2910_2sIMG_3287s
 そして、いよいよ本番開始。

 調光卓とオペレーターを担当する学生の様子。
 割当てられている「フェーダーレバー」を操作して、色や明るさを変える。
 メロディーやその小節をきっかけに、照明に変化を与える。だから、まず「曲を覚える」ということも重要。
 
 
 ステージの模様をサイドから。
 このシーンでは、全体的に薄暗い中に、見せたいものだけを浮かび上がらせるという演出。
 左上から延びる光の筋は、ピンスポットのライトによるもの。
 「脚光を浴びる」という、言葉どおりの姿。
 
 
 
 その「脚光」を作りだしている、ピンスポットルーム。
 3式のスポットライトが設置されている。
 それぞれに、学生オペレーターがついている。
 このスタッフの高揚した気持ちが光となって、出演者に鋭く降りる。
 
 
 
 スポットライトを上から。
 写真手前側に、光源。先には収光のためのレンズ。
 その中央付近に、操作レバーを持つ手が見える。
 出演者への脚光は、この「手」にかかっている。
 
 
 
 
 続けて、スポットライトを右側から。
 光源の軸に顔を近づけての操作。こうして、より主体的に、スポットライトと一体化する。
 2000Wのライトは、電気ストーブ2台分以上の消費電力。ライト全体が、熱い。
 火傷を防止するためのタオルは、欠かせない。
 
 
 
 ステージのロングショット。
 出演者のそれぞれが、燃える光を放っているように見える。
 これらのすべては、偶然ではなく、あえて、狙って、人によって作りだされるもの。
 それが鋭く的を射るとき、出演者と観客、そしてスタッフが、演出という固まりになり、一体化する。