2010年9月3日 のアーカイブ

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 東放学園専門学校の全学科2年生が参加する、実習授業「ドラマ制作」。
 屋外でのロケーション収録も無事に終了。次は、スタジオ部分での撮影です。
 
 制作や美術を担当する学生が、早朝から準備中。
 このシーンの設定が、主人公の子供の頃。 
 羽が緑色の扇風機、右奥に見える黒電話、そして円卓。
 哀愁が漂う。
 
 
 
 
 
 インパクトドライバを持って、時計を掛けるためのネジの位置を調整しているのは、演出デザイン科の美術担当。
 姿は、プロのスタッフ並に、かなり凛々しい。カッコ良い人は仕事もデキる。
 
 
 
 
 
 
 
 照明に、専用のフィルターを取り付けている。
 消費電力は、1000ワット。電熱線の電気ストーブより熱い。だから、手早さが大事。
 このフィルターは、家庭の暖かさを演出する。
 
 
  
 
 
 
 
 
 各セクションの準備がほぼ終わると、出演者をスタジオに迎えいれる。
 照明がしっかりと照らされた場所に立っていただき、アシスタントディレクターが、役名と本名(芸名)を紹介する。紹介することは当然だが、この「場所」も大事。
 
 
  
 
 
 
 その後は、ドライリハーサル。カメラも音声も照明も、機材を使わず、台本と照らし合わせながら、肉眼で出演者の演技を見る。
 関わるスタッフが、ほぼすべて参加するので、遠巻きに立つと、こうなる。 
 
 
 
 
 
  
 次に、あらかじめ決められている「カット割り」に、カメラ番号を入れたり、詳細を検討したりする「技術打合せ」。
 出演者の演技全般を考慮し、4台前後から相応しいカメラとそのアングルを選択し吟味する作業が主。この時点でもカット割りを変更する場合もある。