‘ドラマ制作’ カテゴリーのアーカイブ

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 引き続き、ドラマ制作「ロケーションハンティング」の様子。1枚目、指導や監督にあたる職員多め、の写真です。
 言うまでもなく、学生主体の実習ですから、このように職員の密度が高い光景の方が、明らかに少なめ。
 手前側に、ベンチに座る代役の学生、奥にスタッフ達、という構図です。

 何の作業にせよ、短時間でスムースに進める必要がありますからね、総じて「真剣」なのですけれど、稀に和む、笑顔が見られる時間、いや、瞬間も、あるのでございます(笑)。
 
 そしてこの日の終わりは、撮影場所としてご協力いただける予定の、都内のある店舗をロケハン。一般のお客様に迷惑が及ばないよう、やはり短時間に。
 向かって右に見える学生が、出演者の代役でして、左側からカメラを入れた場合の、アングルの検討中。
 最初からの「決めウチ」だけではなく、実際の物理的な環境も加味し工夫して、最適な芝居、最適なアングルなどを考えていくわけです。

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 先月来、何度か行われている「ドラマ制作」ロケーションハンティング(ロケハン)。これは、ロケ場所の候補地について、実現の可否や周囲の状況やロケ場所としての環境などを調査する目的。
 そして今回紹介するのは、8月の初めに行われた、ロケ場所として確定した後の、各セクションの代表者が参加してのロケハン。
 台本中の「ストーリー」や「シーン」に基づいて、あるいは、想定している芝居やカメラアングルなどを勘案しながら、映像・音声・照明スタッフが、実調査を進めていきます。準備は佳境に突入です。
 
 1枚目の写真は、ご協力いただく、ある学校の図書室。多大なご協力、誠に感謝でございます。
 実際に出演者が芝居をする場所に代役のスタッフが立ち、それを取り巻く様に、各スタッフがロケハンを行っています。
 
 2枚目の写真は、同じ学校内のメインアプローチ。
 右手前が「ドラマ制作」を担当・指揮する、本学園の島﨑顧問。奥が代役の学生。そして左手前がディレクターの学生。
 コメントを特に必要としない光景が、ご覧いただけるでしょう。

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 今日の木曜日も、午後に入って、東放学園専門学校の校舎がある、東京都杉並区では、雷雨。
 写真1枚目は、ちょうど、雨になる前の南西方向の空ですけれど、右に見えるのは雷雲である「積乱雲」。風の収束と上昇気流によって、上へと伸びるように発達していきますが、ある程度の高さになると、上空の温度の違いによって、横に広がるのですよね。
 これが、白色のフチが見えている雲。「かなとこ雲」です。
 
 さて、外の天候に関係なく、「ドラマ制作」スタッフルームでは、ちゃくちゃくと作業進行中。
 2枚目の写真奥のホワイトボードは、「情報掲示板」となっていまして、各スタッフからのアナウンスや、お願い事などが、書かれています。
 
 3枚目の写真。「制作進行」を担当する学生の1人。
 完成台本に挿入される、出演者や各スタッフ用の、ロケーション現場付近の地図を作成中。
 インターネットから簡単に地図が取り出せる時代ですけれども、必要な情報を盛り込み、より解りやすい地図に仕上げるためには、今でもやはり、手書きが一番なのですね。

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 東放学園専門学校の各学科が参加しての実習授業「ドラマ制作」。
 8月に入り、専用のスタッフルームが開設されました。
 ここは、演出や制作進行などの、制作系を中心とするスタッフの詰め所。
 制作準備に必要な資料が置かれている他、共有するべき情報の集合場所でもあるこのスペースに、必要に応じてスタッフが入り、細かな打合せなどが、繰り返し、行われていくのです。
 
 写真に写るのは、それぞれ、放送芸術科の学生達。
 
 2枚目の写真は、プロデューサーを担当する学生と、制作進行を担当する学生が、iPhoneを見ながら、ロケーションを行う場所に関する、打合せ中。
 
 3枚目の写真は、ディレクターやアシスタントディレクターなどを担当する学生が、ロケーションハンティングの記録写真を、パネルに貼付けているところ。
 いわゆる「下見」にあたる「ロケーションハンティング」は、関わるスタッフの全員が同行するわけではないですし、その場所に訪れたスタッフも、何度か見返すうちに、気がつく事があったり、新たに生まれる発想もあったりしますからね。
 いつでも簡単に一覧できる環境が、大切なのです。

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 放送芸術科の学生による制作系の会議が終わった後は、教室のレイアウトが変わり、人数もグっと増えて、各学科の映像・音声・照明などを担当する学生が揃っての、全体会議。
 実習授業「ドラマ制作」です。
 
 まずは、じっくりと吟味され決定されたストーリーを、要所のあらすじを元に説明。登場人物のキャラクターや、その人物の背景なども加味しながら、丁寧に。そして、これには、ディレクターとしての、「所信」や「意気込み」の宣言も含まれます。
 説明をしている学生が、ディレクターでございます。
 
 4月からスタートして、今までは、放送芸術科の学生によって、主に制作系のスタッフが中心に動いてきましたが、これからは、これに技術や美術系のスタッフも関わり、収録本番日に向けて、より具体的な準備が進行。
 それには、各スタッフが「どのようなドラマなのか」を、まずは、概略から理解し、大まかなイメージを想像する、ということが大事なのですね。
 
 昨日紹介した写真も含め、会議などで観察される学生の表情は、非常に真面目で真剣ですけれど、授業が終わった後には、学生らしい楽しそうな光景も(笑)。

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 前期の授業、最終日の29日金曜日。
「前期」というククリでの授業は、確かにこの日をもって終了するわけですけれど、8月から9月終わりにかけて実施される、短期集中的授業は、実は盛り沢山。こうして、専門学校での「2年間」は、より高密になるのです。
 
 そして、4月から、何度がご紹介させていただいている、本校5学科の2年生のが参加しての実習授業「ドラマ制作」。この実習も、今後さらに高密に、ペースを上げて、ドンドンと突き進んでいきます。
 
 写真はそれぞれ、「ドラマ制作」の制作・演出系を担当する、放送芸術科の学生による、制作会議。
 
 今回の主なテーマは、「撮影場所」。
 前回の「ドラマ制作のロケハン」でお伝えしましたが、作品創りの土台とも言える撮影場所は、非常に重要。
 しかも、撮影で使用させていただくためには、「撮影許可」も必要でしてね。
 既に決定した場所についての説明や、今度検討する撮影場所に対する提言なども、いろいろと。
 ストーリーボードに関わり、加えて、いろいろな条件を満たす撮影場所を決定するために、更なる努力が続きます。

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 はい、前回のつづき、実習授業「ドラマ制作 ロケーションハンティング」です。
 前回の2枚目の写真は、都内郊外の、ある公園。担当の島﨑顧問が説明をしながら、学生と共にロケハンを進めているところ。
 ストーリー中、出演者が歩くシーンに関して、適切な場所かどうか、ここを選んだ場合、どの場所を歩く事にするのか。考慮する材料は、大まかな周囲の環境から、広さ・奥行き、撮影時間や太陽の方向・影、周囲の騒音や人通り、撮影に使用する機材等の設置場所や駐車場の位置などなどなど・・・。この他にも、書ききれないほど沢山あるのです。もの凄く、奥が深い!
 
 本日2枚目の写真は、撮影にご協力いただく予定の、都内のある学校舎内の廊下。
 校舎内、とても広いのですけれど、いろいろな事項を勘案し、ほぼ決めウチのピンポイントで、想定される演技場所を決めていきます。
 
 今回、ロケハンを行ったのは、放送芸術科の2年生。プロデューサー担当やディレクター担当の学生と、ドラマ撮影の基盤を作り上げる役割の「制作進行」の担当者や、アシスタントディレクター担当など。
 もちろん、ロケハンは、この1度だけではなく、様々なスタッフが参加してのロケハンが、何度か繰り返されるのです。

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 1枚目の写真をご覧いただくと、いかにも課外授業ふうですよね。
 場所は、神奈川県のある場所。京王電鉄相模原線の、ある駅。集合場所となっている改札口近くでのヒトコマです。
 
 さて、一体何の授業かというと、今まで何度かご紹介している、実習授業「ドラマ制作」。
 今日は、撮影予定(候補)場所での、「ロケーションハンティング(ロケハン)」でして、写る人は、担当の本学園 島﨑顧問と、学生達です。
 
 このロケハン、ドラマの撮影においては、かなり!かなり重要でして、これによって、ロケーションの進行具合や作品の「でき」を、直接左右する、非常に大切な過程。細かく念入りに行うことが必要とされるわけです。
 (つづく)

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 東放学園専門学校 全学科合同の実習授業「ドラマ制作」。
 ここで紹介するのは、ほぼ1ヶ月ぶりなのですが、授業自体は毎週実施です。
 ただ、時間割的にある一定の人数が集まるのは週に1度ですけれど、関わる学生の「動き」としては、ほぼ毎日。今年9月のドラマの完成に向けて、毎日少なくとも何名かの学生が、準備に勤しんでいるわけです。
 
 授業を履修するのは2年生ですが、1年生も何名かが、お手伝い。しかし、それは表面的な部分でして、要するに勉強しにきている。多少傍らでもどんな関わり方でも、経験すれば勉強になるのですよね。
 というわけで、写真1枚目は、その1年生が2年生の前で自己紹介、の様子。
 
 その後は、完成が近づいている台本によって、進行状況の報告や、関わる様々な事への注意点やアドバイスの話。
 たとえば、ロケーション候補地の選定や相手先への交渉方法、撮影に使用する機材や道具について、タイトルバックやスタッフロール部分の事にについて・・・などなどなど・・・。
 
 2枚目の写真、授業を担当する「ドラマの達人」島﨑顧問が、学生にアドバイスをしているところ。
 学生の表情も、極めて真剣ですよね。

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 やや久しぶりになってしまったのですが、「ドラマ制作」。8月の下旬頃の、屋外でのロケーションそしてスタジオ収録に向けた準備が、チャクチャクと進行中です。
 
 今回ご紹介する打合せ、そして1枚目の写真。「制作・演出系スタッフ」を担当する放送芸術科の学生が集まり、黒板を使って何かをしている様子。
 
 2枚目の写真をご覧いただくと、何やら人の名前が、いくつか書かれているのが見られると思います。
 これは、ドラマの登場人物の「氏名」を決めている最中なのでして、今回は3名についての役名を決めようと、議論が行われているところ。
 それぞれの「キャラクター設定」や役柄を理解している学生同士で話し合いをして、姓と名前やその組み合わせを考えています。
 
 何でも良いということは決してなくて、そもそも、漢字の意味や由来もあり、漢字への淡々としたイメージがあり、読みから発するイメージもあり・・・、というわけですし、しかもそれらと役柄とを近しいものにする必要もありますからね。
 
 そのような議論の後に、多数決。3名とも、相応しい氏名が決まりました。
 いや、しかし、ここでは内緒にしておきましょう(笑)。

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 ということで、始まりました「ドラマ制作」。
 この実習授業は、文字通り、「ドラマを創る」が内容。
 活字で書くと、何とも簡単に淡白に短くまとめることも難しくない?のではありますが、実際は、とてもとても奥が深い。
「どれくらい奥が深いのか」「何が奥が深いのか」これは今後、このブログで少しは明らかになるでしょうか。今年は可能な限りいろいろとお伝えしたい、と思っております。
 
 さて、この授業は、東放学園専門学校の全5学科(放送芸術科・放送技術科・放送音響科・照明クリエイティブ科・テレビ美術科)の2年生が携わる授業。
 第一回目は、まずは授業のいろいろな説明。
 この授業をメインで担当するのが、TBSテレビで放送された、数えきれないほど沢山のドラマ作品の「テクニカルディレクター」を長年担当してきた、本学園顧問の島﨑孝雄(しまざき たかお)でございます。
 
 実はこの日、昨年の「ドラマ制作」において「アシスタントディレクター」として関わって、もちろん今は現場で活躍している卒業生が、学校に遊びに来てくれたのです。
 GOOD TIMING! 飛び入りで、いろいろと大切なお話をしていただきました。