はい、前回のつづき、実習授業「ドラマ制作 ロケーションハンティング」です。
前回の2枚目の写真は、都内郊外の、ある公園。担当の島﨑顧問が説明をしながら、学生と共にロケハンを進めているところ。
ストーリー中、出演者が歩くシーンに関して、適切な場所かどうか、ここを選んだ場合、どの場所を歩く事にするのか。考慮する材料は、大まかな周囲の環境から、広さ・奥行き、撮影時間や太陽の方向・影、周囲の騒音や人通り、撮影に使用する機材等の設置場所や駐車場の位置などなどなど・・・。この他にも、書ききれないほど沢山あるのです。もの凄く、奥が深い!
本日2枚目の写真は、撮影にご協力いただく予定の、都内のある学校舎内の廊下。
校舎内、とても広いのですけれど、いろいろな事項を勘案し、ほぼ決めウチのピンポイントで、想定される演技場所を決めていきます。
今回、ロケハンを行ったのは、放送芸術科の2年生。プロデューサー担当やディレクター担当の学生と、ドラマ撮影の基盤を作り上げる役割の「制作進行」の担当者や、アシスタントディレクター担当など。
もちろん、ロケハンは、この1度だけではなく、様々なスタッフが参加してのロケハンが、何度か繰り返されるのです。