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2月4日の「立春」。
実際には、まだまだ寒い日が続く時期ですけれど、暦の上では、今日から春!という日。
ちょうど、この「立春」を迎えて、東放学園専門学校の5学科全体で行われたのが「就職セミナー」。
「就職ナンバーワン!」を目指す本校としては
間もなく本格的に始まる就職活動を目前にして、この日は、大きな節目な日。
いや、学校というよりかは、学生自身にとっての、重要な日。
つまり、就職を勝ち取るための、「決起の日」なのです。
 
まずは、学生を意気揚々とした就職活動へ
強靭に導くプロと言っても過言ではない、特別講師の先生からの話を、しっかりと。
来春の、社会人としての、華々しいスタートに向けて
そのための、1つ前の「春」が、始まったのです。

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とりわけ、テレビなどの番組や作品の完成系とは、形ではなくとも「もの」。
ゆえに「もの創り」と例えられることが、しばしばあるのですけれど
本校のテレビ美術科の学生の活躍を観ていると
真に、そして本来の「物作り」。
つまり「もの創り」であり「物作り」の作業なのですよね。
 
食べ物でなければ、もの作りというと、ある一定の期間は、その形が保たれる。
しかし、テレビ美術におけるもの作りとは
撮影に使用された後は、すぐに解体されて、形ある物がなくなるというケースも
少なくないわけです。
ですから、写真の様な、活躍する姿を観ていると
手向ける想いや力を、一層強く、感じるのです。
 
(一連のテレビ美術科を紹介する写真撮影:職員 吉田)

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例えば、朝の気温がマイナス3度という厳寒の時期
たまに、プラス5度の朝があると「暖かい朝だな」と思う。
しかし、日中の気温がプラス5度しかない、となると「うわ〜、今日は寒い〜」となる。
「朝は寒い」という必然性、「冷え込む朝よりも、日中は暖かい筈だ」という先入観
それら、必然性や先入観などが覆る、つまりギャップによっても
体感気温は異なるのでしょうね。
 
ほぼ同様に、雪が降っている天候だと必然的に「寒い筈だ」という気持ちになる。
つまり、視覚的要素で、心の準備ができるわけで
そうなると「雪が降っている割には暖かい」と感じられるのだろうな、と。
そんな事を考えた、先週末の雪景色。
まあ、これは東京近辺の話ですから、寒さが厳しい地方では、
気象現象や、それに伴う気持ちは、また違うでしょうけれどね〜。
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前回投稿したタイミングとは、離れていますけれどね、前回の続きです。
美術セットの道具・部材などを造作する「作業工房」から
建て込みをするテレビスタジオに搬入し、そして、打合せをした後は、さっそく作業開始。
上のそれぞれの写真は、いずれも「サンプレート」(硬質塩化ビニル板の商標名)を敷いている様子。
バラエティー番組などをご覧いただくと、スタジオで床に敷き詰められている、カラフルな、あれです。
何色かのプレートを持ち込んで、適当にではなく
言わずもがな、配置も向きもカラーも、あらかじめデザインされたものでしてね
それ通りに、一枚一枚、個別に敷いていくわけです。
 
それが一通り終わると、下のそれぞれの写真の作業。
主に背景として使われる「パネル」の建て込みへ。
左下の写真は、一度床にパネルを寝かせて
パネル自体が倒れないように裏から支える「人形」とう道具を、打ち付けている様子です。

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5年目に突入です!

2015年1月28日 雑感

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ちょうど5年前の今日、1/28にスタートした
東放学園専門学校 オフィシャルブログ「すぎなみ日和」。
5年間、実にいろいろな事がありました。
どんな5年間だったかは、どうぞこの「スタートの日」から
順次、ご覧いただければと思います。およそ1500の記事がありますけれど(笑)。
 
そして、少々、お休みをいただいていおりましたが、本日より、また、スタート!
実は、5年目に突入するのに合わせて
ページ上部のトップ画面を、更新しました(以前は上の写真)。
 
今まで、ご覧いただきありがとうございました。
また、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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東放学園専門学校 学園祭「電波祭 2014」。
華々しく、開催しています。
みなさん、どうぞお越しください!!

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どのような番組なるのか、内容はどのようなテイストになるのか、という発表があって
後の本番日まで、最も、体も頭を使い、それによる作業項目が多く
また時間も必要とするセクションは、美術。
何と言っても、本番の前日までには、ほぼ完成させておかなければなりませんしね。
 
上のそれぞれの写真は、建て込み(組み立て)直前。
概ね完成しているそれぞれのパーツを、作業工房からスタジオに搬入している様子ですけれど
当然、この日のこの作業に間に合わせるために、事前に造作したり塗装したりしているわけです。
 
そして、一通りの搬入を終えると、この後の「建て込み」作業の打合せ。下の写真です。
チーフを担当する学生が、他の学生に、デザインの説明をしたり、作業の進め方や分担の説明をしたり。
作業を円滑に進めるための、大切な打合せです。

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東放学園専門学校での、2年次の最大規模の授業である「番組制作演習」。
6月頃の当ブログでは、ダイジェスト的に、駆け足的にお伝えしましたが
今回からは、数回に分けて
どのような流れで本番を迎え、1つの番組制作を終えるのかを
ご紹介してまいります。
 
1つの番組の制作準備が始まるのは、およそ3週間前。
放送芸術科の学生が、まずは「どのような番組にするのか」の企画や構成を考えるところからスタート。
3週間というと、随分と時間があるように感じるかと思いますが
他の授業もある中での制作準備ですからね、かなり効率的な作業が求められるわけです。
 
その企画案が、ある程度結晶化してくると、本番2週間前に行われる「全体会議」へ。
ここでは、番組制作に関わる全学科の全スタッフに
放送芸術科のディレクターを担当する学生などが、プレゼンテーション。
まだ、未確定な部分もあるタイミングではありますけれど
しっかりと丁寧な説明がなされる、打合せの場となるわけです。

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どんな企画案が採用となったのかは、いずれ明らかになります、としておいて・・・。
続いては、プロデューサーやテクニカルディレクター・ライティングディレクターなど
主要スタッフの決定と発表、その後は一人ずつ挨拶と自己紹介など。
緊張はしているとは思いますが、短く一言ではなくて、しっかりと意気込みなどの話ができる。
大したものですよね。入学して1年数ヶ月で、随分と成長しているな、と感じます。
プロデューサーだけは、ここで明確にご紹介させていただくと
上の右上の写真。放送芸術科2年の学生。
 
そして、上の左下の写真に写るのが
ドラマ制作の、全体指導を担当する、本校顧問の倉谷 祐次でございます。

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2014072801当ブログでの投稿頻度に関係なく、着々と準備が進められてきている「ドラマ制作 2014」。
東放学園専門学校すべての5学科が参加しての、大型実習授業です。
ここでの紹介は、5月以来となってしまって大変恐縮ですけれど
左下のカテゴリーで「ドラマ制作」を選択していただきますと、抽出されて表示されますので
どうぞご利用ください。
 
今回紹介する内容は、放送芸術科の学生が中心となって考えた、数十品もの企画案を
参加学生大勢で読み、今年度はどの企画案とするかを決定する、というもの。
実に色々様々なアイデアがあり
実際のテレビドラマでもあまり見ないような斬新なアイデアもあり。
学生の発想力らしい、秀逸な企画案が沢山ありました。

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1年次は、仕込みやシュートの方法や、光の当て方の基礎などを中心に。
そして、2年次になると、より本格的な照明デザインや細かな知識や、各作業の高密度化など
つまり、応用編と進んでいく照明クリエイティブ科の「テレビ照明実習」。
当ブログでは、前回は5月22日に紹介しましたが、今回はそれに次ぐ内容です。
 
写真のそれぞれに写る灯体(ライト)は「ITO」と呼ばれているもの。
なんでも、照明技術関連会社の、ある開発者の方のお名前が、そのまま灯具の名前になっているのだとか。
どのような効果をもたらす灯具なのかは、今後紹介させていただくとして
今回は、その仮シュートの様子です。
4画面マルチ写真の左上では
小さくて丸い模様の固まりの位置や、その大きさや角度などが不揃いですけれど
それを一台ずつ基準に合わせていく作業。
少々の操作で、大きく位置等がかわりますからね
写真の見た目よりも、デリケートさが要求されるわけです。 
 
そして、その作業終了後が、下の大きな写真。
光の模様の開始地点や大きさ向きなどのが、揃えられていますよね。

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「風物詩」や、それぞれの時節での催事と言うと
子供の頃ほど高密で勢いがあって、それを豊かに感じて・・・。
けれど、歳を重ねたり、忙しさが増したり、とりわけ都心部に身を置いていると
他の事へと傾倒してしまいがち。
だからこそ、そのような風物詩を観たり感じたりすると
記憶として置かれている過去の想いが、具現化されて舞い戻り
何だか、ホッとして、朗らかな気持ちになるのですよね。
  
本校の校舎には、学生の手によって「七夕」の装飾が。
面白いのは、織姫様と彦星様の、上の写真の様子。
 
これですね、自動扉に飾られたものなのですが
当然の如く、動く度に二人の距離が・・・(笑)。
けれどもしかし、自動扉ですから、離れても、数秒後には、必ずまた接する。
二人の幸せは、ちゃーんと、元通りに。
何だか、現実を形容しているようで、面白い!
とても素敵なアイデアですよね〜。

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しばらく、2年生の実習授業の写真というか紹介が続いていましたが
今回は、1年生の授業の様子。
放送技術科では、2年次は番組や作品を製作する授業が沢山あるのに対して、
1年次は、それぞれの機材の使用方法を個別に学んだり
テレビ番組はどのようにして創られるのか、チームワークとは何かを体得したり・・・
という内容の授業もあるのです。
 
今回紹介しているのは、その授業の1つ。
使用する機材は、数百万・数千万円を超えるものではありませんけれど
製作に必要な基礎的な知識やテクニック
そして、製作手法全般に関して経験し、学習していく実習授業です。
 
この日は、お天気が良くて、青空の下、校舎の屋上で。

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一口に「番組を創る」またあるいは、それを「役割り分担して」と言っても
実際には、奥が深く幅も広い。
短い言葉だと、その手法や表面的な現象の列挙が際立ちますけれど
言わずもがな、それほど単純ではないわけです。
それは、関わる時間に関しても同様。
 
番組製作の当日。これがスタートからゴール地点までの時間とすると
そのスタートラインに立つまでに、調べたり考えたり決めたり・・・
という準備の作業が、沢山。
スポーツやその競技と、同じなのですよね。
 
今後は、この実習授業での、その準備の様子も、少しずつご覧いただきましょう。
(写真撮影:M.Y)

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