とりわけ、テレビなどの番組や作品の完成系とは、形ではなくとも「もの」。
ゆえに「もの創り」と例えられることが、しばしばあるのですけれど
本校のテレビ美術科の学生の活躍を観ていると
真に、そして本来の「物作り」。
つまり「もの創り」であり「物作り」の作業なのですよね。
食べ物でなければ、もの作りというと、ある一定の期間は、その形が保たれる。
しかし、テレビ美術におけるもの作りとは
撮影に使用された後は、すぐに解体されて、形ある物がなくなるというケースも
少なくないわけです。
ですから、写真の様な、活躍する姿を観ていると
手向ける想いや力を、一層強く、感じるのです。
(一連のテレビ美術科を紹介する写真撮影:職員 吉田)