2013年2月16日 のアーカイブ
見せる照明のための
2013年2月16日 実習風景,照明クリエイティブ科
前回は、「ドラマ的週間」として
ドラマ照明の基本を勉強・経験する授業の様子を、紹介した照明クリエイティブ科の、テレビ照明実習。
今回は、「音楽番組の照明」がその内容です。
ただし、前回とか今回と表現していますが、あくまでも、ここでの紹介が、という話でございます。
まずは、仮設電源線の布設方法のレクチャー。左上の写真です。
通常、電源コンセントが設備されている「照明バトン」に灯体(ライト)を仕込みますが
照明プランによっては、「シーリングバトン」と呼ばれている、電源を持たないバトンも利用して
灯体を仕込む事があるのです。
安全に効率良く布設するためのノウハウを、担当職員より学びます。
その他の、仕込み方の説明を受けながら、学生それぞれが主体的に作業を進めながら、という流れ。
ドラマ照明と違って、美術セットの一部として
「見せる照明」という役割も負うのが、コンサートライブを含む、音楽照明の特徴。
その分、仕込む灯体の数も増えますし、「気持ちよく見せる」ための、灯体の配置も大切ですからね
完成系を想像している、職員からのアドバイスを聞きながら
手際良く、作業を進めていくのです。