2012年12月 のアーカイブ

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左上の写真。黒板の前で「黒板消し」を手に持っている、笑顔な方が・・・。
「物の見せ方は、幾通りもある」
「そのためにも、いろいろな事に興味を持つほうが良い」
・・・と、ごく簡単に要約すると、そのような話をしていた時の写真。
 
放送技術科の特別講座、今回のゲスト講師の先生は
「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」など
数多くのバラエティー・情報番組のディレクターとして現場で活躍されている
本校放送芸術科の卒業生でもある「小峰 智」氏。
言わずもがな、他にも興味深い話、面白い話が沢山! 
 
コミュニケーション能力はもちろんの事
「一緒に仕事をしたい」と相手に思ってもらう、これが、どんなスタッフ・仕事でも大事。
首尾一貫として、このような主張のお話をされていたわけです。
お忙しい中、お越しいただきまして、ありがとうございました。
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将来、ディレクターやタイムキーパー
そして作家・マネージャーなど目指している放送芸術科の学生。
実習授業では、美術製作や飾り込みも担当するんです!と、12月1日の当ブログで紹介しましたけれど
こちらの作業も、同じく担当。上の2枚の写真です。
 
白色の台の様な物の上に何かを置いての作業ですが
この課題は、「一社提供」の情報番組という設定。スポンサーからの提供が一社だけの番組の事ですけれど
番組フォーマットの中に、その企業の商品を紹介する部分がありましてね
右下の写真をご覧いただくとお解りになるでしょうか。
つまり、この画面の中に写る商品や飾り込む物の配置を吟味している様子なのです。
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学生自らがレイアウトやデザインをして、飾り付ける物も用意して
カメラの撮影映像を確認しながらの作業です。
 
全16グループによる実習ですから、合計16デザイン。
そのうちの、厳選した4つのデザインを、代表としてご覧いただきましょう。
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12月1日に次ぐ紹介になります、「スタジオ番組制作 情報番組」の制作実習。
ただ、照明が焚かれて、カメラが何台も置かれ、人が動き回っているという光景と比較して
今回紹介する写真は、少し違うテイストに見られるでしょうか。
 
実は上の2枚の写真、技術打合せやカメラリハーサルを前にした、「出演者打合せ」の様子。
打合せ室の機能も持つ楽屋で、出演者で司会を担当される高尾晶子さんと
ディレクター・アシスタントディレクター、そしてタイムキーパーを担当する学生が中心に
台本を確認しながら、番組の流れなどの打合せをしているところ。
右の写真の、3名の内の中央に写る学生が、このグループの担当ディレクターです。
 
この制作課題は、「生放送」ですから、構成を担当する学生などが考えてきたナレーションなどが
時間内に収まるのかどうかを確認しているのが、タイムキーパー。左下の写真です。
短かったり長かったりする場合は、高尾さんと相談しながら、この場で、ナレーションを修正していきます。
 
それが終わると、今度は「技術打合せ」。右下の写真。
ディレクターから、映像・音声・照明・CGを担当する技術スタッフに対して
番組の流れや使用するプリップなどの、説明をしているところです。
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関わるスタッフの、ほぼ全員が参加しての「ドライリハーサル」が終わると
ディレクター・テクニカルディレクター、カメラマンが中心となっての「技打ち(技術打合せ)」。
台本上のカット割りに「カメラ番号」を付けて、どのカメラがどのカット割りを担当するかを決めたり
役者の芝居やカメラワークを確認したり・・・という作業です。これが左上の写真。
 
一方、右上の写真。スタジオフロアでは、美術(装飾)を担当する、放送芸術科の学生が
芝居で必要となる本棚の本を、いろいろと工夫を加えながらレイアウトしたり
照明クリエイティブ科の学生は、照明を細かく作り込んだり・・・という作業を、着々と。
ドライリハーサルを基に、そして本番に向けて
各スタッフが分散して、一斉に作業を進めていく、というわけです。
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屋外でのロケーション、校舎内を「出版社」に見立てての「ロケセット」での撮影を経て
いよいよ、今回はスタジオ収録の日。
東放学園専門学校の、放送芸術科・放送技術科
そして、放送音響科・照明クリエイティブ科の学生による、合同実習授業「ドラマ制作 2012」。
ロケーションを含めた実際の撮影は、本年9月頃に行われたものです。
少しずつにじっくり・ゆっくりと思い、断続的に掲載をしてまいりましたから
半袖姿を見ると、寒々しく感じる季節になりました。すっかり(笑)。
  
左上の写真、各スタッフの学生が、朝、スタジオに入り
美術セット内の装飾品の準備をしたり、同じ役割のスタッフで打合せをしたり・・・という様子。
 
それが終わると、役者を入れての、1シーン通しての「ドライリハーサル」。右上と左下の写真です。
カメラなどの機材を使用しないで、まずは、役者の芝居全体を、台本と照らし合わせながら確認したり
芝居そのものを付けたり修正したりする作業でしてね
関わるスタッフ全員が、台本を手にして、じっくりとそれらを観察している様子です。
必然的に、みんなが同じスタイルになるわけです。
 
右下の写真。チーフアシスタントディレクターの学生が
子役の方に、芝居の指示を出したり、補助をしたりしている様子。
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「クロガネモチ」というと、あまりピン!と来ないのですけれど
「正月飾りの赤色の身」というと、「あっ!」とお思いになる方も多いですよね。
秋になると赤い実を付ける縁起木の1つ。
いろいろな空気が入り交じる都心部では、季節をオーバーラップして、彩ります。
卒業生や在校生など、学校に関わる人すべてに対する、縁起担ぎの植物なのです。
 
緑力としたアピールに積極的な、学校前に沢山ならぶ「イチョウ」の葉。
このところの朝晩の冷え込みで、あっという間に紅葉が加速して、黄色い固まりと化して・・・。
 
師走に入り、年末に向けて、時を感じるスピードも、加速していきます。

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ということで、前回は、前置きだけで終わってしまった感アリでしたけれど(笑)
灯体や灯具、そして脚立の使い方などから始まった
照明クリエイティブ科1年生の「テレビ照明実習」。
回数を重ねてステップアップが進み、基本的な照明の当て方の説明。
ただ、基本的と言っても、決してそれだけに留まる事あらず
作業の安全確保と効率化などの、コツというかノウハウも、併せて伝授されるのです。
伝授するのは、テレビ照明のベテランである、講師の先生。
 
前回の写真をご覧いただくと解ると思うのですが
ただ、口だけで指示だけで・・・ではなくて、様々な作業を共にして
学生と共に実践に次ぐ実践方式の授業なのです。
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常に恩恵を預かっている割りには、比較的気になるというか気にすることのない、光。
これは、人の眼が、自動的にかつ自然に、様々な補正を行っているからこそ!
と言っても、過言ではありませんよね。
だから、意識的に「光りを感じにいく」という事をしなければ
光が持つ力、その放ちによってもたらされる「見える」という結果は、あまり感じられないのです。
 
しかし、テレビで見られるものに関しては、それとは大きく違う。
暗ければ暗いまま。アンバランスはアンバランスなまま。
つまり、光を敏感に感じることになるわけです。
なぜならばそれは、テレビカメラの性能や受像機の性能が
人の視覚ほど優れていないから、ということに起因します。
 
11月20日の紹介に続いて照明クリエイティブ科1年生の授業「テレビ照明実習」です。
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さて、前回紹介した写真にも、少々掲載させていただきましたが
お忙しい中、当実習授業に進行役としてご協力いただきました、タレントの高尾 晶子さんです。
言うまでもなく、プロ!のタレントさんでしてね
そうですね〜、30歳代でしたらご存知の方も多いでしょう。
2002年まで続いた、ある番組のレポーターとして活躍されていた方でして、今でも現役!
実は本校のグループ校、専門学校東京アナウンス学院の卒業生でもあるのです。
 
話は変わりまして、番組美術セットの前で、何やら相談している様子の学生。右上の写真。
いったい何をしているかというと、左下の写真をご覧いただくとお解りになるでしょうか。
そう、実は、今回の実習課題では、美術セットのデザインや製作も
放送芸術科の学生の手によるもの。
デザイン通りの配置などになっているかどうかを
テレビカメラで撮影された映像を見ながら確認をしたり、調整の指示をだしたり、という様子。
 
右下は、また別の班による、美術セットの装飾作業の様子。
立体的なデザインで、手が込んでますよね。
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