2012年2月 のアーカイブ

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 左の写真の、この光景を観ると「あ〜、懐かしい!」と思う卒業生の方も多いことでしょう。
 前を歩く友達に追いついたり、学校に向かって小走りになったり、通り抜ける風に驚いたり・・・、という想い出の場所なのかも知れませんね。
 東放学園専門学校に近い、甲州街道と井の頭通りの「松原交差点」です。
 今回の「杉並・わがまち クリーンアップ大作戦」は、この交差点付近の、枯れ葉清掃にも及びました。
 落葉終了して久しいこの時期でも、残っている場所には残っているのですよね。
 
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 左の写真は、松原交差点とは反対側。校舎から新宿よりの部分です。
 清掃活動を通して解った事の1つ。それは、目立たなく見落としがちな場所のゴミの多さ。
 歩道と車道の「キワ」にある小さなゴミも、回収。この「キワ」に多いのは、タバコの吸い殻です。
 右の写真は、拾い終わった後の、分別終了間際の様子。
 毎回の事ながら、「清掃活動に、年齢も性別も問わず!」の職員達でございます。

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あともう少しすると、平行になりますかね〜。三角形と陽射しのラインが。
冬の寒さの分、それをフォローするように、というか、サービスするように
建物の奥まで入って来てくれていた陽射しも
「まあ、そろそろ・・・この辺りで・・・」という感じ。
ただ、屋外は、日陰の量が減って、夏に向かってマッシグラ。暖める作用に勤しみます。

 

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一方、校舎の前の歩道から。
奇麗で鮮やか過ぎて、まるで、合成したかのようですけれど
オリジナルの空。普通の景色。
この光の色、太陽高度が上がる、冬よりも夏の方が、
より青く濃く見える筈。
しかし、実際は、湿気も増えて、マイルドな日が多くなるのですよね〜。

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「就職企業説明会」は、映像・音響系技術会社だけでなく、照明系と制作系会社の企業説明会も。
 大勢の学生が、真新しいスーツ姿ですからね、学校全体が、いつもとは違った雰囲気。
 格好だけでなく、「緊張と決心の気持ち」も、それに作用したのでしょうね。
 
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 実際に、各企業の方の話を伺ったり、終了後の学生の感想を聞くと、求められるもの・大切な要素は「コミュニケーション能力」。
 これは、最近になって重んじられるようになったわけではなくて、昔から変わらぬこと。
 基本的には、常にスタッフ同士、顔を突き合わせ、行動を共にし、会話をしながらの仕事であって、自分独りでやれる仕事は、皆無ですからね。本当に大事なのです。
 
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 就職活動において欠かせない事。これは沢山あるわけですけれど、意気込みとして大事なのは、過度に緊張したり難しく考えたり拘り過ぎたりせず、下や横ばかり気にしないで、明るく元気に前向きに。ドンドンと進むことだと思います。
 参加ご協力いただいた、企業の皆様、ありがとうございました。
 今後も、よろしくお願いいたします。

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 今日の8日水曜日は、学校全体が就職の日。1年生対象の「就職企業説明会」が行われました。
 1年生であっても、就職への意識は、もう既に、入学直後から、いや、入学前からあるわけです。
 そこで今回は、就職活動シーズンを迎えて、さらにパワーアップ! ということで、言わば就活結団式の「決起集会!」。
 
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 学生の進む先、現場の各会社の方をお招きして、会社について、就職について、社会人について・・・という、非常に大切なお話をしていただく、という会合。
 上の左の写真は、2年前の卒業生で、ある技術会社で、すでにテレビカメラマンとして活躍している方でしてね、「出来たての生!」のような、かなりリアルな生き生きとした話を伺いました。
 
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 それぞれの写真は、主に、映像・音響技術系企業の方をお迎えする部屋。放送技術科・放送音響科の学生が参加しています。
 真剣な中にも笑いあり。非常に高密な時間だったのでしょうね。

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「ドラマ制作」スタジオ本番中の、サブコントロールルーム(サブ)の様子です。
 
 当ブログでのサブの写真は、沢山の液晶モニターにそれぞれ映像が映し出されている、という光景が多かったと自覚していますけれど、今回は、暗くスマートな雰囲気。
 ドラマの場合は特に、「その映像・その演技・その瞬間」に集中しやすいように、受像は必要最低限のモニターのみにしています。1枚目の写真。
 
 2枚目の写真、手前にディレクター、次いでタイムキーパー(記録)のスタッフ。もちろん、学生です。
 ディレクターは「演出」を、タイムキーパーは、その結果とも言える、芝居や時間などの「記録」を収めていく、という仕事を担当。
 ごく簡単に言えば、同じ芝居(撮影ブロック)を2回以上撮影したり、隣り合ったシーンが日替わりの撮影になったりすることもあるのですが、これらの整合性をとる大事な役割を負うのがタイムキーパー。
 ですから、ディレクターとペアーになっての、大切な「二人三脚」的関係なのです。

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 1枚目の写真は、女優の石井七海さん。
 今回は、石井さんのお宅にお邪魔して、ある日の昼下がり、しっとりと、そしてゆっくりと物思いにふける姿を撮影したものです。
・・・ではなくて、ですね(笑)
 実は、超!本格的実習授業「ドラマ制作」スタジオ収録での1コマなのです。
 
「いよいよ撮影開始です!」と宣言して、行く年月。まあ、大げさですけれど、昨年の12月26日に続くご紹介です。
 当ブログの左にあるカテゴリーで、「ドラマ制作」をクリックしていただくと、凝縮されたドラマ制作の様子をご覧いただけるので、ぜひ、ご利用ください。
 
 話は戻るのですが、1枚目の写真の「光」「明かり」は、本当にリアル。
 スタジオでの様子、と言うことは、当然の事ながら、照明のスタッフが駆使をして、「そのように見える」ように作った、照明の環境なのです。これは、言われないと解らないでしょうね。
 これが、照明の力!!
 
 まさか、とは思いながら、誤解なきようにお伝えするのですが、スタッフはすべて学生。職員スタッフは、アドバイスと下支えをしているに過ぎません。

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 本年7月14日公開予定の映画「ヘルタースケルター」
 校舎内の、他の場所での撮影を終えて、いよいよ、本校テレビスタジオでの本格的な撮影準備に。
 
 1枚目の写真は、ドライリハーサル中の様子。
 このシーンは、いったいどのような設定の撮影なのか。これは、公開後に映画館でご覧いただくまでの内緒の「お楽しみ」ということで、謹んで割愛させていただきましょう。
 沢尻エリカさんは、この写真左の範囲外に。ちょうど、写真の1センチ程度の外側にいらっしゃいますので、ぜひ、想像してみてください。
 
 2枚目の写真。このカメラマンは、実は本校の放送技術科の学生でしてね、プロのカメラマン役として、スタッフの一員と化しているわけです。
 そして、この学生が撮影しているのが・・・。
 ぜひ、想像してみてください(笑)。
 
 一方、3枚目の写真。これは撮影本番中の、ロビーの様子。
 学生達の何気ない歓談風景に見えますけれど、実は、マイクで無用な音を拾わないように、身動きせず、静かにしているのです。
 明るく元気な学生達ですけれど、スタッフの方の「お静かに!」の声と共に、静かにオトナシク。そのうち、同じ立場になるのですからね。当然ながら協力を惜しみません。
 
 そして最後の写真が、撮影本番中の様子。
 サブコントロールルームに、カメラを入れての撮影。写真の中央よりに1式、右方に1式が写っています。
 どのように表現されるのか、楽しみですね〜。
 
 
 ※昨日の記事を含め、許可を得て掲載しています。(協力:この映画製作に関わる、すべての方々)

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「沢尻 エリカさん」と言えば、当然の事ながら、知らない方はいらっしゃらないでしょうね。
 テレビドラマや映画、そしてCMなどで大活躍する、大変有名な女優さんでございます。
 その沢尻 エリカさんが、東放学園専門学校にいらっしゃったのです。実は。
 
「蜷川 実花さん」と言えば、写真家であり映画監督。「AKB 48」のプロモーションビデオの監督もされていますしね、ご自身もテレビに出演されている、言わずもがな、大変有名な方。
 その蜷川 実花さんも、東放学園専門学校にいらっしゃったのです。実は。
 
 さあ、ここまで読むと、勘の鋭い方は、お解りになるでしょう。
 本年の7月14日に公開予定の映画「ヘルタースケルター」の撮影に、いらっしゃったのです。
 
 当日の朝は、早くから大勢のスタッフが、来校。手際良く機材などを降ろし、駆け足や早歩きで校舎内へと向かっていく、という姿が沢山。もう、極めてハイペース。スゴいですね。
 
 撮影場所は何カ所かあるのですが、その最後がテレビスタジオ。
 各所、順番に撮影を進めているので、先行するようにスタッフの方々がスタジオに集まり、この後の撮影に関する打合せをしているのです。3枚目の写真。
 
 今回の撮影で使用するカメラは、2式。デジタルシネマカメラの「RED」です。
 撮影部の方が、出演する皆さんが入る前の短い時間を使って、スタンバイ中。
 この後、右方のカメラに、レンズが取り付けられました。 

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「目まぐるしく・・・なかなか撮れない・・・」というのは、写真を撮影する側の単純なる思いでしてね、スピーディーで、無駄のない、意気揚々とした場面である、こういうわけです。真に。
 
 僅か数分で灯体や機材を機材車から降ろし、次に、使用する灯体の設置準備に取りかかっている様子。1枚目と2枚目の写真です。
 
 照明の灯体というと、「黒っぽい」くらいのイメージで、たとえば客席の遠くから見ると、あまり違って見えない、というところがありますが、実際には、非常に沢山の種類(違い)があるのですよね。
 さらに、あらかじめデザインされているライティングプランによって、どの場所にどの灯体を使用するかが決まっていますからね。
 もう本当にドンドンテキパキと、作業を進めていくのです。
 
 そして3枚目の写真。
 ホールのステージは、立派で奇麗な木床が敷かれているのですが、この「床の染まる色」もデザインの中に入るわけでして、それらの色を奇麗に出すように、グレーのパンチカーペットを敷くのです。
 もちろん、この作業も学生自身で。
 手分けをしての、すべてが同時並行。一挙に手際良く・・・なのです。

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「相手を敬(うやま)う」「感謝の意を伝える」というような礼儀。これは、仕事をする上でも欠かせないですよね。この気持ちが土台にあり、その上に仕事がある、と言っても過言ではないでしょう。
 ですから、すべての作業を始める前、とにかく、一番最初に、まずは挨拶をし、それらの気持ちを伝える、ということをするのです。
 1月19日に続く紹介となる、照明クリエイティブ科2年生の実習授業「舞台照明実習」の様子。
 実習場所は、府中にある大型ホールです。
 
 1枚目の写真は、まさにその様子でして、向かって左側にいらっしゃるホールの係りの方に、学生全員が向かい、「お世話になります。よろしくお願いします」をしているわけです。
 繰り返しますが、こちらの作業開始前にご挨拶申し上げることが、この順番が大事ですよね。
 
 その直後は、間髪入れずに、機材降ろしの作業を開始。
 ホールの機材の他に、学校からも相当量の機材を持ち込んでの実習なのです。2枚目の写真。
 
 学生の作業スピードが早く、やや薄暗いということもあって、ブレ気味の写真になり恐縮ですけれど、返って、その「スピード感」はお解りいただけるでしょうか。3枚目の写真です。

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 さて、今日から2月。
 つい最近、元日を迎えたと思っていたら、あっという間に一ヶ月。今年も残すところ、11ヶ月となりました(笑)。
 
 2月に入ると、定常的な授業はまさに、ラストスパートに突入。
 同時に、2年生にとっては、「卒業」が、一挙に近づいて来る、そんな時期でもあります。
 
 そして、卒業するのは学生だけでなくてですね、2枚目の写真で学生に囲まれ、花束を手に写るこの人も、間もなく卒業。
 本校の放送芸術科を卒業した後、同学科のティーチングアシスタントの職員として、学生や他の職員と一体となり共に歩んで来た、”Kurosaka”でございます。  
 
 今日は、スタジオでの実習授業、最後の担当日。
 当人、授業を受ける立場から、教える立場へと変わっているわけですが、「スタジオでの実習授業」という環境においては、これで終わり、となるのです。
 しかし、学校という環境においては、ほとんどの場合、「終わり」は「始まり」を意味するのですよね〜。
 最後に記念写真です。